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ワンダヴィジョンのヘックスとは?第8話の小ネタ伏線まとめ

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ワンダヴィジョンの第8話が配信開始となりました。

今回のエピソードで今まで謎に包まれていたヘックスの起源が明らかに。

伏線回収の場面が多くあったので、一つずつ状況を整理しながら解説していこうと思います。

注意

この記事ではワンダヴィジョン第8話のネタバレを含みます


ワンダヴィジョン第8話の考察&伏線回収!

アグネスの過去

1693年、アグネスは仲間を裏切り黒魔術を使用したため処罰を受けることになります。ところが仲間の力を吸収し殲滅。

彼女が330年も生き延びることができたは、この他人から力を吸収する能力が影響しているように思えます。

そして今まで彼女が胸元に付けていたボタンが、母親から奪ったものだと判明。

 

アグネスはヘックスの起源を探るべく、ワンダと共に過去を振り返ります。

第6話でアグネスが操るピエトロがワンダにヘックスの仕組みについて質問していましたが、これはアグネスが知りたかった情報だったということですね。

ワンダの過去

今回のエピソードで、ワンダの過去は想像していた以上に悲劇の連続だったことが明らかに。

不発打で苦しんだ過去

まずはワンダの10歳の頃に遡ります。第4話で明らかになっていた両親イリーナとオレグと生活を送るワンダとピエトロの姿が描かれました。そして、彼女は第1話、第2話を連想させるシットコムドラマをよく見ていたことが判明します。

このことから、ウエストビューの世界が彼女の記憶を元に作られていることがわかりますね。

 

さらにアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンで言及されていた爆撃で両親を失い、スターク・インダストリーズの不発打で怯える二人のシーンが描かれます。

このときの不発打のピコン、ピコンという音は、第1話のCMで紹介されたトースターの音と同じものです。

マインド・ストーンで能力開花

そして次の場面では、ワンダがスカーレット・ウィッチの能力を開花させる場面に。

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーのオマケ映像でヒドラの施設で特殊能力を使う様子が描かれていましたが、今回彼女がどのようして今の力を手に入れたか明らかになります。

ワンダはセプターに宿るマインド・ストーンに直接触れることで能力を開花。このとき原作コミックのスカーレット・ウィッチを彷彿とさせる女性がワンダに能力を授けたように見えました。

アベンジャーズ本部にて

続いてアベンジャーズ本部で過ごすワンダとヴィジョンのシーン。

ヴィジョンが壁を通り抜けるシーンがありますが、これはシビルウォーのオマージュですね。

 

シビル・ウォーではそこまで二人の距離が近い印象はありませんでしたが、今回の二人のやり取りから、このとき既にヴィジョンに自我が目覚め、お互いを特別な存在と感じはじめていた用に思います。

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ワンダはヴィジョンを回収していなかった

そして場面はエンドゲーム後、ワンダがソードの施設を訪れるシーンに。

第5話でヘイワードはワンダが施設を襲撃しヴィジョンを奪ったと言いましたが、その発言は嘘。彼女は解体されたヴィジョンを見るだけで、そのまま帰っていきました。

 

第4話でヘイワードがヘックス内の映像を見た後、本部に戻るぞと言っていますが、これはヴィジョンがソードの施設から盗まれたものか確認するためでしょう。そしてヘイワードはヘックス内のヴィジョンが施設のものとは違うものと知ることに。

やがて、ゼロからヴィジョンを作り出したワンダを脅威に感じるようになったのだと思います。


ワンダはゼロからヘックスとヴィジョンを生み出した

ヴィジョンの復活やヘックスの起源には、アグネスか何らかの外的要因があると予想した人が多いと思います。ところがそんなものは存在せず、ワンダの内なる力が爆発しウエストビューをシットコムの世界に、そしてヴィジョンをゼロから生み出したのでした。

おそらく、いままでワンダが使っていたスカーレット・ウィッチの能力はほんの一部で、彼女のヴィジョンに対する想いが自身の能力を覚醒させたのだと思います。

今まで彼女の戦闘シーンから感情の起伏によってパワーが増減は見られたものの、まさかヴィジョンを失ったことで町をまるごと支配してしまうとは。

 

ワンダが能力を爆発させる直前に泣き崩れる場面がありますね。このシーンはモニカがヘックスを出たときに彼女の記憶の中にあったもの。

バラバラになったヴィジョンを目の前にするも、そこには自分が知っているヴィジョンはおらず、ヴィジョンがこの世に存在しないことに絶望したのでしょう。そして彼女の感情に応えるかのように内なるマインド・ストーンが覚醒、ヴィジョンを生み出すといった展開になったのではないかなと。

ソードはホワイトヴィジョンを開発

そしてエンディングのあと、ソードがホワイトヴィジョンを開発していることが判明。

これがヘイワードが計画していた「カタラクト(白目作戦)」で間違いないでしょう。

ヘックスから回収した小型ミサイルで起動に成功しているところを見ると、最終話でホワイトヴィジョン対ヴィジョンという展開が見れるのではないでしょうか。

 

ホワイトヴィジョンはコミックにも登場するキャラクター。

原作では人間性がなく、まるで機械のように動くとのこと。ヘイワードの指示で動くアンドロイドと考えるとワンダに攻撃を仕掛けるという展開もあるかもしれません。

ワンダヴィジョンの小ネタ

その他の第8話の小ネタは以下の通り。

DVDとシットコム

彼女が幼い頃に見ていたシットコムドラマが各話のオープニングや劇中に反映されていましたね。

持っていたDVDの中に下の3つの作品が確認できました。

  • I Love Lucy→第2話冒頭
  • Bewitched→第2話OP
  • Malcom in the Middle→第6話のOP

I can’t feel you(あなたを感じない)

インフィニティ・ウォーでは、ヴィジョンが「You could never hurt me. I just feel you(私は傷つかない、君を感じるだけだ)」と言い、ワンダにマインド・ストーンを破壊するように頼みます。

このセリフを思い出させるかのように、ワンダは解体されたヴィジョンに対し「I cant’ feel you(あなたを感じない)」と言います。

 

この第8話を見た後に、インフィニティ・ウォーのヴィジョンの最期のシーンを見ると本当に胸が苦しくなりますね。

このシーンで流れているBGMのタイトルもI Feel You

このエピソードで改めて、ワンダにはせめてシットコムの世界では幸せになってほしいと思ってしまいました。

最後に

以上、ワンダヴィジョン第8話で明らかになったことをまとめました。

残すところ1話ですが、未だ謎に包まれた部分が多く本当に終わるのか心配です。

ただ、最後にサプライズゲストが登場するようなので楽しみにしたいですね!