ワンダヴィジョン第7話が配信開始となりました。
ついに今作の黒幕、裏でこの世界を支配している人物が明らかに。
ということで今回は、第7話で明らかになったことを整理し、その考察及び小ネタをまとめていきたいと思います。
下の記事に第6話終了時点の謎を整理しているんで合わせご覧ください。

目次
ワンダヴィジョン第7話の考察!
アグネスの正体はアガサ・ハークネス
第1話から登場しているアグネスの正体がアガサ=ハークネスであることが判明しました。Agatha Harknessの先頭と語尾をとってAgnessにはなりますが、まさか彼女だったとは。
原作のアガサはワンダの師匠であり魔女。ワンダが自身の現実改変能力”ヘックスパワー”を自在に操れるようになるためにアガサに弟子入りしたという経緯があります。
ワンダヴィジョンのアグネスはというと、まだワンダの出会いが描かれていませんが、おそらくアグネスの方からワンダに近寄ったと考えられますね。
そして、伏線回収するようにこれまでアグネスが裏で何をしていたのか明らかになりました。
ハーブやピエトロを操っていたこと、第6話のヴィジョンとの会話は自作自演だったこと。さらに、プロデューサー的な役割でこの物語を裏から見ていたことが判明。スパーキーを殺したのもアグネスでした。
今回彼女が黒幕であることが明らかになりましたが、それでも彼女に関わる以下のことは未だ不明です。
- アグネスとワンダの出会い
- ヘックスの起源
- アグネスの目的
- スパーキーを殺した理由
- ピエトロの正体
- どこからアグネスが、どこからワンダが支配?
今回アグネスの正体が判明しただけで、彼女の目的は一体何なのか、どういう経緯でワンダと出会いヘックスが生まれてしまったのかまだわかりません。
ピエトロを操っていたのはわかりましたが、彼は一体どこから来たのか、なぜX-MENのピエトロだったのかについては、よくわからないままです。残り2話で解決してくれると思いますが、第7話でもう少し掘り下げてほしかったところ。
第6話で境界ギリギリにいたのは、おそらくヴィジョンをこの世界から追い出すため。彼を消そうとしていたと考えられます。ですからヴィジョンは既に用済みなのかもしれません。
アグネスが面倒を見ていたはずのトミーとビリーの姿がなかったので、アグネスの目的は双子だったのかも。
ワンダのヘックス拡張によりヴィジョンは一命を取りとめました。ですから、ヴィジョンがまだ生きており彼がダーシーと協力、さらにモニカが能力を覚醒させヘックス内にいるのは、おそらくアグネスの想定外だと思われます。
残り2話で3人がアグネスと対立関係になり、ワンダを助け出すような展開になるかもしれませんね。



モニカがフォトンに!?
Yeah that one looks good too! But as “Photon” I think one of these kinds of looks would be excellent! I love the idea that Carol has the short jacket and Monica has the long coat! pic.twitter.com/37qSdkzlST
— James Gardner (@jgardner1138) February 12, 2021
モニカは特殊な車両でヘックスに突入することはできず生身の体で中に入ります。彼女は体内が分子レベルに変化していたのもあり、3回目の通過で能力が覚醒。
入る途中で、キャプテン・マーベルに登場した母マリア・ランボーやニック・フューリー、それからキャロル・ダンバースの声が聞こえてきました。
モニカが幼い頃にマリアがどこかに行ってしまうような出来事があったようですね。これについてはキャプテン・マーベル2に明らかになるでしょう。
中に入るとモニカの目の色が変化。電線に電磁波が走る様子を視覚できていたので、原作コミックと同じキャプテン・マーベルやフォトン、パルサーといった異名を持つ能力者になったと思われます。
コミックでは電磁波に変身、その他光を放射して飛んだり攻撃したりできるモニカ・ランボー。ワンダヴィジョンの彼女の能力はどうなるんでしょうか。
ワンダの前で早速ヒーロー着地を見せていたので、今後ヒーローとして活躍しそうな雰囲気がありますね。



ヘイワードやソードの目的は?
前回、ソードの施設や殆どの職員がヘックスに飲み込まれましたが、既に新しい仮設施設を準備していたヘイワード。
ウー捜査官とモニカの会話でヘイワードはヴィジョンを使い知覚兵器の開発を企んでいたことが発覚します。
今のところ三つ巴状態で結末が見えませんが、今後のMCUのカギを握る予感はします。
劇中CMネクサスの意味は?
今回のCMで紹介された商品は”ネクサス”の抗うつ剤でした。
In Age of Ultron, during the Nexus scene, one of the scientists sneaks a picture of herself with Tony Stark. pic.twitter.com/th0R8VzWAI
— Movie Details (@moviedetail) November 25, 2018
ネクサスはアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンに登場したオスロにあるインターネットの世界的中枢施設。トニーがここを訪れ、J.A.R.V.I.S核発射コードを守っていたことをは発見します。


https://marvelcinematicuniverse.fandom.com/wiki/Orb
これまでのCMがインフィニティ・ストーンを表しているので、こじつけではありますが今回のカプセルの形状がパワー・ストーンを覆うオーブを表現していると思われます。
キャッチコピーの「世界はあなたを中心に回っていません」は、、ヘックスがワンダを中心に動いていないことを表していたのでしょう。
ダーシーはなぜヴィジョンの死を知っている?
ダーシーは車の中で現実世界のことをヴィジョンに伝えます。それも詳細に一度ワンダがヴィジョンを殺し、その後でサノスが時間戻しヴィジョンを殺したことを話していました。
我々観客はそのことを知っていますが、なぜダーシーがここまで知っているのか疑問に思いましたね。
謎の黒い本
アグネスのアジトには謎の黒い本が置いてありました。


https://marvel-movies.fandom.com/wiki/Book_of_Cagliostro
ドクター・ストレンジに登場するカリオストロの書に似ており、彼女がワンダを操るために必要なことが記されているのかもしれません。
エンドクレジットにピエトロ
MCUではおなじみのエンドロールの前や後に流れるオマケ映像。今までワンダヴィジョンはエンディングの後に何もオマケ映像はありませんでしたが、今回はオマケ映像が入っていました。
その内容は、地下に行こうとするモニカの横にピエトロが現れるシーン。
彼は「また詮索か」とモニカに言っていることから、ピエトロはモニカがヘックス内にいるときから彼女を監視していたのでしょう。
いよいよ第8話でピエトロの正体が明らかになる感じですかね。単純にウエストビューの住人ではなさそうなので、どこから来たのか明らかになってほしいところ。
ワンダヴィジョン第7話の小ネタ
Sugar Snapsのシリアル
ワンダは朝食にシリアルを食べていますが、このとき彼女が持っていたシリアルのパッケージに「Sugar Snap」と書いてありました。
これはサノスの指パッチン”Snap”を指しているのでしょう。
任天堂
今回のエピソードは2000年代(2000年~2009年)が舞台ということで、2001年に発売ニンテンドーゲームキューブのコントラー(GCコン)と2006年発売のWiiリモコンが登場。
モダン・ファミリー
第7話ではワンダやアグネスがカメラに直接語りかけるようなシーンがいくつありました。これは2009年に放送開始となった「モダン・ファミリー」のオマージュと思われます。