ソー/ラブ&サンダーで再登場したジェーン・フォスター。
彼女がなぜムジョルニアを持てるのか、なぜ壊れたはずのムジョルニアが復活したのか考察していきます。
この記事ではソー/ラブ&サンダーのネタバレを含みます
壊れたハンマーが復活した理由は?
ジェーンが持っていたムジョルニアの正体は、予告編段階では謎に包まれていました。しかし、その真実は蓋を開けてみると明らかになりました。
なんと、ジェーンが手にしたのは、以前ソーが所有していたものと同じムジョルニアなのです。
マイティ・ソー/バトルロイヤルにおいてヘラによって破壊されたムジョルニアは、その後ニューアスガルドにて展示されることとなりました。
そして、ジェーンがムジョルニアの破片の前に姿を現すと、まるで彼女に呼応するかのように、上空は暗くなり、稲妻が走り抜けます。
次にジェーンが登場する時、彼女はなんとマイティ・ソーとして姿を現し、壊れたはずのムジョルニアを片手に戦いに挑んでいました。
このように、劇中ではジェーンがマイティ・ソーに変身する過程や、ムジョルニアがいかにして復活したのかという点については描かれていません。
おそらく監督は、この部分を観客の解釈に委ねるために、あえて描かなかったのでしょう。
筆者の推測では、末期がんに苦しむジェーンがムジョルニアから力を授かったことで、彼女はマイティ・ソーとなったのではないかと考えています。
ムジョルニアはマイティ・ソーの忠実な相棒であり、ジェーンがソーの理解者であることを知っていたでしょう。
そのため、彼女を助けたい、力になりたいという思いから、ムジョルニアは彼女に力を与えたのかもしれません。
物語の終盤では、戦闘中に分解されたムジョルニアが再び集まる場面がありました。このことから、バラバラになってもムジョルニアの力は維持されていたと予想されます。
ジェーンはなぜムジョルニアを持てるのか?
ムジョルニアは、誰にでも手に入れることのできる武器ではありません。ストームブレイカーとは異なり、真の勇者にしか持たせることはできません。
では、なぜジェーンがムジョルニアを手に入れることができたのでしょうか?
その答えは、彼女とソーの特別な絆にあります。ソーが最も近しい存在であったため、彼女がムジョルニアを手に入れることができたのです。
特に初めての出会いが、ソーの成長にとって大きな役割を果たしました。ソーが人間として成長し、変わるきっかけとなったのも、ジェーンとの出会いでした。
先述したように、彼女が弱っている状態であったため、ムジョルニアが彼女に力を与え、彼女がムジョルニアを手に入れることができるようになったのではないかと予想しています。
ジェーンとムジョルニアの絆は、感動的な瞬間であり、物語に深い感情をもたらしました。それはただの武器ではなく、心の中でつながりを持つ存在として描かれたのです。
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