なぜキャプテンアメリカがムジョルニアと雷を操れたのか【エンドゲーム】

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アベンジャーズ・エンドゲームの一番の見どころと言ってもよいキャプテン・アメリカがムジョルニア（ハンマー）でサノスと戦うシーン。

今回は彼がムジョルニアと雷を操ることができた理由について考察していきます。

注意

この記事ではアベンジャーズ/エンドゲームのネタバレを含みます

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まず、ムジョルニアを持つためには高潔な心を持っていなくてはなりません。ソーの一作目「マイティ・ソー」でオーディンがムジョルニアに魔法を吹きかけます。

「Whosoever holds this hammer, if he be worthy, shall possess the power of THOR!（ふさわしき者のみが、このハンマーの力を手に入れるだろう）」

地球に降り立ったばかりのソーは傲慢さが染み付いており、ムジョルニアを持ち上げることができませんでした。

MCU作品において、ムジョルニアを持ち上げた人物は以下のとおりです。

誕生したばかりのヴィジョンは、アンドロイドであるがゆえ、人間のような邪悪な心を持たずピュアな精神だったためムジョルニアを持ち上げることができたと思います。

ヘラについては、オーディンが吹きかけた魔法が通用しなかったことが予想されますね。

エイジ・オブ・ウルトロンでは、アベンジャーズのメンバーたちがムジョルニアを持ち上げようとする場面がありました。

このとき、トニー、ブルース、バートン、ローディ、そしてスティーブが挑戦します。

しかし、誰もムジョルニアを持ち上げることができず、唯一スティーブだけ若干動かすことができました。その動きを見たソーが驚いているのがわかりますね。彼は他の4人と同じようにスティーブも全く動かないことを予想したからでしょう。

エイジ・オブ・ウルトロンでの微動が伏線だったかのように、エンドゲームでは見事にムジョルニアを持ち上げたキャプテン・アメリカ。彼がハンマーを手にしたときにソーは「I knew it！」と答えます。

おそらくエイジ・オブ・ウルトロンの時点でキャップは持ち上げられると確信していたのだとも思います。

ファンの間でも、あの時からムジョルニアを持ち上げらたのではないかと推測している人も多かったですね。実際、マーベル・スタジオのケビンファイギ社長は次のようにコメントしています。

We think he was always worthy and was being polite in Age of Ultron

「キャプテン・アメリカは常に素質があったが、『エイジ・オブ・ウルトロン』では礼儀正しくしただけ」

やはり、エイジ・オブ・ウルトロン時点で持ち上げられたんですね。キャップがあそこで持ち上げて、どうだ！すごいだろう！なんてやるはずがないですから。彼の行動には納得です。

スティーブがキャプテン・アメリカになったのも正義感があり、清い心を持っていたからでしたね。もしかしたら、ソーよりもムジョルニアがふさわしかったのではないでしょうか。

エンドゲームでムジョルニアを持ち上げたと思いきや、いとも簡単に雷撃も繰り出していました。雷を操ることができるのはソーだけと思い込んでいた人たちは驚いたでしょう。

ムジョルニアには天候操作能力が備わっているので、この武器をうまく操ることができれば雷撃もできたの考えられます。

キャップはアベンジャーズの中でも人一番正義感が強く高潔な心の持ち主。自分の考えがムジョルニアに伝わりやすかったのだと思います。

あと、今までは盾を投げるだけの攻撃方法で力が有り余っていたことが予想されますね。ハンマーを手にして一気に力が開放された感じがしたのでしょう。

以上、キャップがムジョルニアと雷を操れた理由についてまとめました。

彼は、キャプテンアメリカになる前から、ムジョルニアを手にする素質があったのだと思います。

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