2022年公開の映画「ザ・バットマン」と、2019年公開の「ジョーカー」。
どちらも大ヒットした作品ですが、この2つの作品には一体どんな繋がりがあるのでしょうか?
この記事では、ジョーカーとバットマンの複雑な関係性、そして各作品の時系列を図を使ってわかりやすく解説します。
過去作品との繋がりや、見る順番に悩んでいる方は必見です!
目次
ジョーカーとバットマン、2つの作品は繋がっている?
結論から言うと、映画「ジョーカー」と「ザ・バットマン」は、直接的な繋がりはありません。
それぞれの世界観や設定が異なり、同じキャラクターが登場するものの、演じている俳優も違います。
つまり、パラレルワールドのような関係と言えるでしょう。
ただし、「ジョーカー」はバットマンの誕生を描いた作品とも言えます。
「ジョーカー」の主人公であるアーサー・フレックの狂気が、のちにゴッサム・シティの悪と戦うバットマンを生み出すきっかけになっているからです。
バットマンシリーズの時系列を図で解説!
バットマンシリーズは、これまで数多くの作品が制作されてきました。
そのため、時系列や作品同士の繋がりが複雑で、どこから見ればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
ということで、バットマンシリーズの時系列を図にまとめました。
バットマン各シリーズの特徴と見る順番
上記の図にで取り挙げたバットマン・シリーズについて、1つずつ解説していきます。
ティム・バートン版 (1989年 – 1992年)
ゴシック調のダークな世界観が特徴で、バットマンの持つ影の部分を強調した作品です。
公開順に「バットマン」「バットマン リターンズ」の順で観るのがおすすめです。
ジョエル・シュマッカー版 (1995年 – 1997年)
ティム・バートン版に比べてポップな要素が強く、コメディタッチのシーンも含まれます。
公開順に「バットマン フォーエヴァー」「バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲」の順で観るのがおすすめです。
ダークナイト トリロジー (2005年 – 2012年)
クリストファー・ノーラン監督による作品で、リアリティを追求した重厚なストーリーが特徴です。
公開順に「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」の順で観るのがおすすめです。
ダークナイトは、普段映画を観ない方にもおすすめされる作品ですね。
単体でも楽しめますが、このシリーズにおけるバットマンのオリジンを知りたい方はビギンズから見ることをおすすめ。
DCエクステンデッド・ユニバース (2016年 – 2017年)
DCEUとも呼ばれるシェアード・ユニバースに属し、他のDCヒーローと世界観を共有しており、バットマン以外のヒーローも登場します。
公開順に「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」「ジャスティス・リーグ」の順で観るのがおすすめです。
映画「ザ・フラッシュ」にてティム・バートン版でバットマンを演じたマイケル・キートンが登場しています。
普通、シリーズ間でキャラクターや世界観が共有することはありませんが、今話題の「マルチバース」、いわゆる並行世界が存在するという概念で成立しています。
ストーリー的に繋がりはありませんので、ザ・フラッシュの前にティム・バートン版バットマンの予習はなくてもOKです。
マット・リーブス版 (2022年)
若き日のバットマンの苦悩と成長を描いた作品で、他の作品とは独立した物語となっています。
他の作品を観ていなくても楽しむことができます。
ジョーカーとバットマン、どちらを先に観るべき?
ジョーカーとバットマン、どちらを先に観るか悩んでいる方もいるかもしれません。
結論から言うと、どちらを先に観ても問題ありません。
「ジョーカー」はバットマンの誕生を描いた作品とも言えるため、先に観ておくと「ザ・バットマン」の世界観をより深く理解できるかもしれません。
しかし、「ザ・バットマン」は独立した作品なので、先に観ても物語を楽しむことができます。
まとめ
この記事では、ジョーカーとバットマンの繋がり、そしてバットマンシリーズの時系列について解説しました。
ジョーカーとバットマンは直接的な繋がりはありませんが、「ジョーカー」はバットマン誕生のきっかけを描いた作品とも言えます。
バットマンシリーズは数多くの作品がありますが、「ザ・バットマン」は独立した作品なので、他の作品を観ていなくても楽しむことができます。
ジョーカーとバットマン、どちらを先に観るべきか迷っている方は、自分の興味に合わせて選んでみてください。
どちらの作品も、それぞれ違った魅力があります。