映画スーサイド・スクワッドに登場したハーレイ・クインとジョーカー。
今回は二人の関係にフォーカスして見ていこうと思います。
ハーレイ・クインの単独作「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey」では、ジョーカーと別れた後が描かれます。
では、なぜ二人が破局したのか掘り下げていきましょう!
また、スーサイド・スクワッドでのバットマンとのキスの意味も考察します。
この記事では映画「スーサイド・スクワッド」(2016年)のネタバレを含みます
目次
スーサイドスクワッドでジョーカー死亡?
ハーレイとジョーカーの関係
ハーレイがアーカム・アサイラムの精神科医として働いているときにジョーカーと出会います。このときハーレイはまだ穏やかな性格でした。
ところが、ジョーカーのセラピーをしているときに彼に一目惚れし脱獄を手助けしてしまいます。
そのあとジョーカーから拷問を受けるハーレイは、狂気的な性格に変貌。
彼女はジョーカーへの愛を証明するため、自ら化学薬品タンクに飛び込み白塗り状態になってしまいました。
やがてふたりはゴッサム犯罪界のキングとクイーンに。
スーサイド・スクワッドの本編では、刑務所に入れられたハーレイをジョーカーが救出に向かいます。
そして、彼女を助けるため首に埋められた爆薬のコードを解除。
スーサイド・スクワッドでジョーカーは死んだ?
死んでいません。
映画ラストでは刑務所に戻ったハーレイのところに再びジョーカーが登場しました。
彼の行動からジョーカーのハーレイに対する強い気持ちが伝わってきましたね。
ハーレイとジョーカーの破局理由
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 birds of prey」の予告編で、ハーレイとジョーカーが別れたことが伝えられます。
ではなぜ二人は別れたのか。
こちらについても詳しいことは語られていません。
考えられることは、ハーレイの単独作を制作するにあたり、二人の関係を切ったほうが作りやすかったからではないかということ。
スーサイド・スクワッドのラストでジョーカーがハーレイを救出するという展開を見せています。
ですので、どこかで二人が別れたことにしないと、ハーレイが単独で行動できないと考えたのでしょう。
また、今まではジョーカーの相方という立ち位置だったのに対し、そこから開放されたことで彼女がどう成長していくのか描きたかったように思います。
なぜハーレイはジョーカーのことをプリンちゃんと呼ぶのか
スーサイド・スクワッドでハーレイがジョーカーのことを「プリンちゃん」と呼んでいました。
この理由は映画の中で言及されていません。
アニメやコミックでもハーレイがジョーカーのことを「Puddin (プリンちゃん)」と呼んできましたが、彼女がこのように呼ぶようになった理由は明かされていませんでした。
いつの間にかプリンちゃんと呼んでいたということですね。
一般的に言われているのが、ハーレイがまだ精神科医だったときにはじめてジョーカーが彼女にあげたプレゼントがプリンだったのではないかということ。
ただ、これについてもそういうカットがあるわけでもなく、ファンの間の憶測にすぎません。
バットマンとハーレイ・クインの関係
スーサイド・スクワッドでなぜ二人はキス?
スーサイド・スクワッドのバットマンがハーレイを捕らえるシーンで、ふたりがキスをします。
バットマンのほうからハーレイにキスしたことから、バットマンのほうが好意を抱いていたと考えた人がいたかもしれません。
しかし、この場面のキスの目的は人工呼吸だったと言えます。
海の中からハーレイを救出したあとに彼女の首をつかんでいたことから、脈を測って生死を確認していたと考えられます。
そして、応急処置として人工呼吸をしたのではないかと。
この場面で、なぜジョーカーがハーレイを助けなかったのか疑問に残りますね。
ジョーカーは特に身体能力に優れているわけではないので、もしかしたら、あの場面では自分が逃げるだけで精一杯だったのかもしれません。