X-MENフューチャー＆パストの矛盾点を時系列で解説！ラストの意味は？

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映画『X-MEN:フューチャー＆パスト』は、複雑な時系列や矛盾点が多い作品として知られています。特に、過去作とのつながりや、未来から来たウルヴァリンの爪の復活など、疑問が残る点も少なくありません。

この記事では、そんな『X-MEN:フューチャー＆パスト』の矛盾点をわかりやすく解説し、時系列を整理していきます。さらに、ラストシーンの解釈や、続編への伏線についても考察します。

まだ映画を見ていない方は、Disney+で視聴できますので、ぜひご覧ください！

注意

この記事では、X-MEN:フューチャー&パストのネタバレを含みます

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X-MENフューチャー＆パストの矛盾点

ウルヴァリンの爪はなぜ復活？

まず、多くの人が疑問に思うのが、ウルヴァリンの爪の復活です。前作『ウルヴァリン:SAMURAI』でアダマンチウム製の爪を切り落とされたはずなのに、未来では爪が復活しています。

映画本編ではウルヴァリンの爪が再生した描写や説明はありませんが、ブライアン・シンガー監督はインタビューで「マグニートーが金属を操る能力で直した」と発言しています。

ただ、その方法や詳細については明らかにされていません。マグニートーが直接手を加えたのか、それとも間接的に何らかの影響を与えたのかは不明です。

ミスティークは実験体にされ死んだはずでは？

もう一つの謎は、ミスティークの生存です。

本来の時間軸では、1973年にトラスク博士を暗殺したミスティークは、政府の実験体となり死亡するはずでした。しかし、旧3部作では、その後もミスティークは生きています。この矛盾は、制作時期の違いによるものと考えられます。

センチネル計画は50年間どうなっていたの？

1973年の時点でトラスク博士はセンチネルを開発していましたが、旧3部作にはセンチネルは登場しません。

なぜ50年も放置されていたのかは不明です。ミスティークの変身能力をセンチネルに応用するのに時間がかかったのかもしれませんが、明確な理由は語られていません。

ミスティークとセンチネルに関しては、X-MEN旧3部作の後にフューチャー＆パストが制作されたため、時系列に矛盾が生じてしまったのでしょう。

フューチャー＆パストのラストについて

ジーンとサイクロプスはなぜ生きていたのか

トラスク博士の暗殺阻止に成功したことで、歴史が変わり、旧3部作の出来事はなかったことになりました。そのため、ラストシーンでジーンとサイクロップスが生きていたのは、別の時間軸の出来事だからです。

また、ストライカーに化けていたミスティークの目的や、ウルヴァリンがストライカーに捕まる経緯は、シリーズを通して明かされていません。これらの謎は、今後の作品で解明されるかもしれません。

ストライカーに化けたミスティークについて

過去では、川底からウルヴァリンが引き上げられます。そのときに指揮をとっていたのがストライカー…ではなく彼に化けたミスティークでしたね。ミスティークがストライカーに化けていた理由についてはシリーズを通して描かれていません。

フューチャー＆パストの次回作「アポカリプス」では、ローガンがストライカーにより、収容されている場面がありました。どのような経緯でストライカーの手にウルヴァリンが渡ったのかについてもシリーズを通して明らかになっていません。

ラストでアポカリプスが現れる

ポストクレジットシーンでは、古代エジプトでピラミッドを建設するアポカリプスが登場します。これは、彼が眠りにつく紀元前3600年より少し前の出来事だと考えられます。

>>X-MEN:アポカリプスのキャラクター相関図！

X-MEN:フューチャー＆パストの時系列を図で解説！

『X-MEN:フューチャー＆パスト』は、過去（1973年）と未来（2023年）の2つのパートに分かれています。

1973年: ミスティークがトラスク博士を暗殺。政府はミュータントを脅威とみなし、センチネル開発を開始。
2023年: センチネルによりミュータントは絶滅の危機に瀕する。X-MENはキティの能力でウルヴァリンの精神を1973年に送り、歴史を変えようとする。
未来パート: センチネルの攻撃から逃れるX-MENたちの戦いが描かれる。
過去パート: 1973年に戻ったウルヴァリンが、ミスティークの暗殺を阻止しようとする。

X-MENシリーズ全体の時系列については下の記事をご覧ください。

>>X-MENの時系列と見る順番を図で解説！

まとめ：矛盾点はあるものの
X-MENシリーズの魅力は健在

『X-MEN:フューチャー＆パスト』には、過去作との矛盾点や説明不足な部分もありますが、それでもX-MENシリーズの魅力は損なわれていません。

複雑な時系列や伏線は、考察する楽しみを与えてくれますし、今後の作品への期待も高まります。

この記事が、『X-MEN:フューチャー＆パスト』をより深く理解する助けになれば幸いです。