2024年7月に公開される「デッドプール3（デッドプール＆ウルヴァリン）」には、ウルヴァリンをはじめとするX-MENのキャラクターが登場すると噂されおり、今、X-MENシリーズに注目が集まっていますね。
しかし、X-MENシリーズは作品数が多く、時系列も複雑なので、どこから手をつければいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、X-MENシリーズの時系列をわかりやすく図解し、初めての方でも楽しめるおすすめの見る順番をご紹介します。公開順と時系列順、どちらで見るべきか、それぞれのメリット・デメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、X-MENの世界を深く理解し、デッドプール3をより楽しめること間違いなしです！
目次
X-MENシリーズの見る順番は？
X-MENシリーズを初めて見るなら、
公開順がおすすめ！
X-MENシリーズは、全部で13作品あります（2023年5月時点）。公開順に並べると、以下のようになります。
- X-MEN（2000年）
- X-MEN2（2003年）
- X-MEN:ファイナル ディシジョン（2006年）
- ウルヴァリン:X-MEN ZERO（2009年）
- X-MEN:ファースト・ジェネレーション
（2011年） - ウルヴァリン:SAMURAI（2013年）
- X-MEN:フューチャー＆パスト（2014年）
- デッドプール（2016年）
- X-MEN:アポカリプス（2016年）
- ローガン（2017年）
- デッドプール2（2018年）
- ダーク・フェニックス(2019年)
- ニュー・ミュータンツ(2020年)
初めてX-MENシリーズを見る方は、この公開順に沿って見ることをおすすめします。
公開順に見るメリットは、以下の3点です。
- キャラクターの関係性が理解しやすい
シリーズを通して、キャラクター同士の関係性が徐々に深まっていきます。公開順に見ることで、その変化を自然に感じることができます。 - 伏線の回収を楽しめる
過去の作品で張られた伏線が、後の作品で回収されることがあります。公開順に見ることで、その驚きや感動を味わえます。 - シリーズの世界観にスムーズに入っていける
公開順は、制作者が意図した物語の展開順でもあります。公開順に見ることで、X-MENの世界観にスムーズに馴染むことができます。
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ローガン/デッドプールの時系列は？
公開順で見るのも良いですが、時系列順に見ることで、より深くX-MENの世界観を理解することができます。
しかし、X-MENシリーズの時系列は、単純ではありません。
なぜなら「X-MEN:フューチャー＆パスト」で歴史が改変されたためです。このフューチャー＆パストを堺に時間軸が分岐しています。
時系列を図で解説！
X-MENシリーズの時系列を図にすると以下の通り。
分岐する前の旧時間軸は、ナンバリングで（Earth-10005）、分岐後が（Earth-TRN414）となっています。
旧時間軸（Earth-10005）
ウルヴァリン:X-MEN ZERO（1845年～1979年）
X-MEN:ファースト・ジェネレーション（1962年）
X-MEN（2000年）
X-MEN2（2003年）
X-MEN:ファイナル ディシジョン（2006年）
ウルヴァリン:SAMURAI（2013年）
X-MEN:フューチャー＆パスト（1973年/2023年）
新時間軸（Earth-TRN414）
X-MEN:フューチャー＆パスト（1973年）
X-MEN:アポカリプス（1983年）
ダーク・フェニックス（1992年）
ニュー・ミュータンツ（XXXX年）
デッドプール（2016年）
デッドプール2（2018年）※
Earth-17315
ローガン（2029年）※
※デッドプール2では新たな時間軸が生まれており、Earth-41633とナンバリングされています。
※映画ローガンのみEarth-17315で世界観が独立しています。時系列図ではよくEarth-TRN414後に繋げられることがありますが、映画ローガンがどの世界の2029年かは明らかにはなっていません。
「X-MEN:フューチャー＆パスト」は1973年と2023年が舞台。
フューチャー＆パストのあらすじ
近未来（2023年）において、ミュータントは強力な兵器センチネルに追い詰められ、絶滅危機に瀕していた。生き残りのミュータントのプロフェッサーXやマグニートーは、脅威となるセンチネルの製造を止めるため、分岐点となる1973年にウルヴァリンの魂を送り込む。
デッドプールとのつながりは？
デッドプールシリーズは、他のX-MEN作品とは独立した物語ですが、上記の図の通り、分岐後の時間軸上に存在します。つまり、「X-MEN:アポカリプス」や「ダーク・フェニックス」と同じ時間軸を共有しているということ。
ただし、デッドプールと他のX-MENキャラクターのクロスオーバーは、映画「デッドプール2」におけるミュータントのカメオ出演のみです。コロッサスなど一部のミュータントは、「デッドプール」第1作から登場していますが、彼らは他のX-MEN映画と繋がりはありません。
デッドプールの時系列は下の記事で詳しく解説しています。
X-MENシリーズを見る上での注意点
X-MENシリーズを見る上で、以下の3点に注意してください。
- ウルヴァリンが重要人物
ウルヴァリンは、ほぼ全ての作品に登場する重要人物です。彼の過去や能力を知っておくと、より物語を楽しめます。 - フューチャー＆パストで歴史が変わる
この作品で歴史が改変され、新しい時間軸が生まれます。これにより、一部のキャラクターの設定や俳優が変わっています。 - デッドプールシリーズは別枠
デッドプールシリーズは、他のX-MEN作品とは世界観が異なります。コメディ要素が強く、R指定作品なので、注意が必要です。
時間軸のナンバリングを整理！
- X-MENオリジナル時間軸
：Earth-10005 - フューチャー＆パスト分岐後
：Earth-TRN414 - デッドプール2の分岐後
：Earth-41633 - LOGAN/ローガン：Earth-17315
- MCU：Earth-616
まとめ：デッドプール3に向けて
X-MENの世界を楽しもう！
X-MENシリーズは、魅力的なキャラクターや壮大な物語が楽しめる作品です。公開順に見ることで、シリーズの世界観にスムーズに入ることができますし、時系列順に見ることで、より深く物語を理解することができます。
どちらの順番で見るか迷ったら、まずは公開順に見て、その後、時系列順に見直すのがおすすめです。
この記事を参考に、ぜひX-MENの世界を楽しんでください！
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