DCコミックスの新たなヒーロー、ブルービートル。鮮やかな青いアーマーを身につけた姿が印象的な彼が、ついに映画化されました! しかし、日本では劇場公開されず、多くのファンが落胆しているようです。
「なぜ日本で公開されないの?」「アマプラやNetflixでは見られる?」「吹き替えはあるの?」
そんな疑問をお持ちのあなたへ。この記事では、ブルービートルが日本で劇場公開されなかった理由、そしてアマプラやNetflixでの配信状況、吹き替えの有無について詳しく解説していきます。ブルービートルを日本で楽しむ方法を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
ブルービートルとは?
ブルービートルは、DCコミックスに登場するヒーローです。
1939年にチャールズ・ニコラス・ヴォジクによって創造され、これまで3人の人物がブルービートルの名を継承してきました。
初代ブルービートルはダン・ギャレット、2代目はテッド・コード、そして3代目はハイメ・レイエスです。2023年に公開された映画『ブルービートル』では、3代目ブルービートルであるハイメ・レイエスが主人公となっています。
ハイメは、古代の異星人テクノロジーが生み出したアーマー「スカラベ」と融合し、超人的な能力を手に入れた青年です。青い甲冑に身を包み、飛行能力やエネルギーブラストなど、多彩な能力を駆使して戦います。
ブルービートルはなぜ日本公開なし?
ではなぜ、ブルービートルは日本で劇場公開されないのでしょうか。
考えられる理由は以下の通り。
- 興行収入が低い
- ストライキの影響
- 他のDC映画もあり先延ばしが難しい
- 他のワーナー映画との兼ね合い
- アメコミ映画がオワコン
興行収入が爆死したから?
ここ最近のDC映画のアメリカ興行収入と比較すると以下のようになります。(2023年10月現在)
作品 | 米OP興行収入 | 世界興行収入 |
ブルービートル | 72,229,130ドル | 129,288,072ドル |
ザ・フラッシュ | 108,133,313ドル | 270,633,313ドル |
シャザム!神々の怒り | 57,638,006ドル | 133,838,006ドル |
ブラックアダム | 168,152,111ドル | 393,252,111ドル |
ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結 | 55,817,425ドル | 168,717,425ドル |
アメリカのOP成績はシャザム2やスーサイド・スクワッドより良かったですが、ストライキの影響もあってそこまで伸びませんでした。
ストライキの影響も
おそらく、米俳優組合&脚本家組合のWストライキの影響もあると思われます。
2023年7月中旬あたりに俳優組合のストライキが発表されました。
ブルービートルがアメリカで公開されたのが8月15日。
ストライキでプロモーションの制限がかかり、急いで公開しないほうがよいと判断したと考えられます。
先延ばしが難しいDC映画
しかしながら、DC映画はMCUと同じで、DCユニバースと呼ばれるシェアードユニバースの中にあり、他の作品と世界観、時系列を共有しています。
ストライキが終わるの待って先延ばししてると他のDC映画がアメリカで先に公開されます。それは避けたかったのではないでしょうか。
アクアマン2作目が2023年12月20日に米公開。(日本公開は2024年1月12日)。
ですので、このアクアマン2より遅く公開できないと判断し、ブルーレイ&DVD及びストリーミング公開にしたのでしょう。
ブルービートルのブルーレイ&DVD発売がアクアマン米公開日の12月20日と重なっているのも、妙ですよね。
他のワーナー作品の兼ね合いも
では、アクアマン2より先に日本で劇場公開できなかったのか。
おそらくこれは他のワーナー映画及び競合映画との兼ね合い。
DC映画配給のワーナー・ブラザースは、2023年後期に以下の作品が日本で公開されます。
- 2023年8月11日:バービー
- 2023年10月27日:ドミノ
- 2023年11月10日:マーベルズ(マーベル)
- 2023年12月8日:ウォンカ
- 2024年1月12日:アクアマン/失われた王国
日米同時公開を避けたのは、実写バービーと公開が被ったからでしょう。11月公開のマーベルズは、競合他社マーベル・スタジオが手掛けるMCU最新作。
12月公開のウォンカは、チャーリーとチョコレート工場の前日譚を描いた作品。
9月や他の作品が公開されない週にブルービートルが公開できたのでは?と思ってしまいますが、他の理由から無理だったと考えられます。
アメコミ映画がオワコンになった?
さいごにアメコミ映画がオワコン、日本で劇場公開したところで売上が見込めないと判断したの可能性。
非常に悲しい理由ですが、全然あると思います。
以下の記事で「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)がオワコンか」についてまとめいます。
MCUがつまらなくなった理由は?エンドゲーム以降のマーベルはオワコン?
アベンジャーズ・エンドゲーム以降、MCU映画は売上低下、評価も減少傾向にあります。ディズニープラスで配信されているドラマ作品も最近のは評価が低いですね。
これがMCUだからではなく、アメコミ実写作品だからということなら、DCも難しいのではないでしょうか。
ブルービートルが日本で劇場公開されない理由についてまとめました。
- 興行収入が低い
- ストライキの影響
- 他のDC映画もあり先延ばしが難しい
- 他のワーナー映画との兼ね合い
- アメコミ映画がオワコン
いろんな理由が複合的に関係していると思います。アメコミ映画ファンとして、やっぱりアクションたっぷりのヒーロー映画は劇場で見たいので本当に残念ですね。
ブルービートルを日本で視聴する方法
劇場公開はされなかったものの、ブルービートルは日本で視聴することができます。
ブルーレイ&DVD
ブルービートルのブルーレイ&DVDは、2023年12月20日に発売されました。
ブルーレイ&DVDを購入すれば、いつでも好きな時にブルービートルを楽しむことができます。特典映像なども収録されているので、ファン必見です。
デジタル配信
ブルービートルは、デジタル配信でも視聴することができます。iTunes、Google Play、Amazonなどのプラットフォームで購入が可能です。
ストリーミング配信
2024年11月現在、Netflixでブルービートルが見放題配信されています。2024年5月から配信が開始されました。
Netflixでは、ブルービートルの吹き替え版も視聴することができます。主演のハイメ・レイエス役の吹き替えは、平尾卓雅さんが担当しています。
字幕版だけでなく、日本語吹き替え版も用意されているので、英語が苦手な方でも安心して楽しめます。
Netflixの配信は期間限定の可能性があります。1年前後で見られなくなる可能性もあるので、早めに視聴することをおすすめします。
アマプラでは見られる?
Amazonプライムビデオでは、ブルービートルは見放題配信されていません。しかし、レンタルすることは可能です。
ディズニープラスでは見れない?
ディズニープラスでは見れません。ディズニープラスで見れるはマーベル作品。
DCはマーベルの競合であり、制作会社および配給会社がディズニーではありまん。DCの配給会社はワーナー・ブラザースですね。
最後に
ブルービートルは、DCコミックスの新たなヒーローとして、今後の活躍が期待されています。
日本では劇場未公開となってしまいましたが、ブルーレイ&DVD、デジタル配信、Netflixなどで視聴することができます。ぜひ、ブルービートルの魅力に触れてみてください。