MCU映画「ドクター・ストレンジ」シリーズに登場するモルドについてまとめていきます。
この記事では、ドクター・ストレンジ2の予告編と1作目をもとに、以下の内容について考察。
- ドクター・ストレンジ2でモルドは敵(ヴィラン)?
- モルドはドクター・ストレンジ1作目のその後どうなった?
インフィニティ・ウォーやエンドゲームで、ストレンジがサノス相手に戦っている中、モルドはどこで何をしていたのか気になるところでしょう。
この記事ではドクター・ストレンジ1作目のネタバレを含みます
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目次
ドクター・ストレンジ2のモルドは敵?
モルドはストレンジの味方ではない
今作において、モルドはストレンジの敵なのでしょうか。
まず、1作目終了時点でストレンジの味方ではないことは確かです。
というのも、映画ドクター・ストレンジ(2017年公開)の終盤、モルドはストレンジとは別の道を歩むことを決めました。
モルドはストレンジの考え方に共感できず、共に歩む道を捨てたのです。そう考えると、ストレンジの味方ではないでしょう。
では一体モルドに何があったのか。なぜストレンジとは別の道を選んだのでしょうか。
原因は、エンシェント・ワンが闇の魔術を使っていたことが挙げられます。
エンシェント・ワンとはストレンジを魔術師に導いた人物。モルドの師匠でもありますね。
二人の師匠であるエンシェント・ワンは、実は弟子たちには隠して闇の魔術を使っていたのです。
エンシェント・ワンの永遠の寿命が闇の魔術の力であると知ったドクター・ストレンジは、最初彼女を批難していました。
しかし、のちに彼女は弟子たちをカイシリアスやドルマムゥから守るため闇の魔術を使っていたことを知り、彼女の考えを理解するようになります。
反対にモルドは、弟子たちには禁止させておいて、まさか自分(エンシェント・ワン)だけ闇の魔術を使っているとは思いませんでした。
そのため、彼女が闇の魔術を使っている姿を目の当たりにしたとき、裏切られたと感じたのでしょう。
その後モルドは、カイシリアスやドルマムゥを地球に導いたのも、エンシェント・ワンが闇の魔術に手を出したからと考えるようになりました。
したがって、師匠エンシェント・ワンと闇の魔術に対する考え方の違いが、別々の道を歩むきっかけとなったと言えます。
モルドはストレンジの敵(ヴィラン)?
では、モルドはストレンジの敵なのでしょうか。
おそらく敵です。理由は3つあります。
- 1作目のエンドクレジットでジョナサンから魔力を盗んでいる
- 予告編でストレンジと戦う
- 原作コミックでもストレンジの敵
まず、1作目のエンドクレジットにて、モルドはジョナサンから魔力を奪いました。
ジョナサンとは、ストレンジのように魔術の力で普通の生活を取り戻した人物。
下半身不随になった彼は、魔法の力で歩けるようになりました。ストレンジがカマー・タージを訪れたのも、ジョナサンに教えてもらったことがきっかけでしたね。
なぜモルドが魔力を奪ったかは明らかになっていません。ただ、ストレンジより強くなることが目的ではと予想しています。
彼は1作めのラストで「魔術師が多すぎる」と言っていました。
ですから、魔術を排除して、最終的に魔術師の頂点に立とうと企んでいるのではないでしょうか。
そう考えると、ストレンジの敵というのが妥当かなと。
またモルドは、マルチバースオブマッドネスの予告編で、ストレンジと戦うシーンがあり、秋化にモルドはストレンジの敵なんですよね。
しかし、このシーンをよく見ると、モルドがストレンジの手錠を切り落としているようにも見えます。
もしかしたら、共通の敵と戦うにあたって、ストレンジの手を借りるため、手錠を壊したのかもしれません。
とはいえ、1作目の最後の振る舞いから、単純にストレンジの味方とは思えませんね。
ジョナサンから魔力を奪ったことを知らないストレンジを、うまく利用しようと考えているのではないでしょうか。
さらに、原作コミックではストレンジの敵です。
コミックにおいて、モルドは世界最強の魔術師になろうと師匠エンシェント・ワンの殺害を企みます。しかし、ストレンジにそれを見破られてしまいます。
最終的にはストレンジとの戦いに負け、モルドは魔術の世界から追放されてしまうのでした。
MCUは必ずしも原作コミックの設定を使っているわけではありません。ただ、モルドに関しては、原作同様、敵としてストレンジと戦う展開が予想されますね。
モルドはその後どうなった?
ドクター・ストレンジ1作目が公開されたのは2016年。下の図の通り、時系列的には2016年3月のできごとです。
マルチバース・オブ・マッドネスの時系列は明かされていませんが、ノーウェイホームの後であることは間違いないでしょう。
そうすると、最低でも8年半、1作目から開いていることになります。
この間、モルドはどこで何をしていたのでしょうか。
残念ながらドクター・ストレンジ1作目のあと、モルドはMCUの世界に姿を見せておらず、その後の行動は不明です。
サノスの指パッチンで消えていたかどうかもわかりませんね。
エンドゲームにも、もちろん登場しておらず、アベンジャーズがサノスと戦っている中、彼はどこで何をしていたのか気になるところ。
おそらく、マルチバース・オブ・マッドネスのストレンジとの初対面で、モルドのこれまでの行動が明らかになると思います。
一ついえることは、髪がかなり伸びているということ。1作目では坊主頭でしたが、2作目では長髪になっていますね。
能力が覚醒すると、見た目が変わる雰囲気がありますが、それとは関係ないですかね。もしかしたら、魔術師から魔力を取り込んだことが影響しているのかも。
モルドの能力や強さ
最後に、モルドのプロフィールと、簡単に能力や強さを押さえておきましょう。
- 本名:カール・アマデウス・モルド
- 師匠:エンシェント・ワン
- 拠点:カマー・タージ
MCUのモルドは、原作コミックにおけるバロン・カール・アマデウス・モルドがもとになっているキャラクターです。
魔術を扱う組織:マスターズ・オブ・ミスティック・アーツで、最も魔術のスキルとパワーに長けた人物の一人として知られています。
主な能力は以下の通り。
- 魔法:エルドリッチ・ライトで武器を生成し戦う。時には鞭上のエルドリッチ・ウィップや盾となるセラフィムの盾も生成。
- ポータルで移動:指輪を使い異なる場所、次元を行き来することが可能
- アストラル体:肉体と分離し、アストラル次元に行くことが可能
1作目では、エンシェント・ワンの下、スティーヴン・ストレンジを兄弟子として指導。
特訓の場面では二人の強さは拮抗しているように見えました。
1作目から数年が経ったマルチバース・オブ・マッドネスでは、どちらのほうが強いのでしょうか。
なお、原作コミックにおける能力値は以下の通り。
- 耐久性:4
- エネルギー:6
- 戦闘スキル:3
- 知性:3
- スピード:7
- パワー:2
コミックのモルドは、テレポート能力を持ち、スピードの数値がMAXの7。
対して、コミックのドクター・ストレンジの数値は以下の通り。
- 耐久性:3
- エネルギー:6
- 戦闘スキル:3
- 知性:4
- スピード:7
- パワー:2
コミックでも強さがほぼ同じですね。
まとめ
以上、ドクター・ストレンジのモルドについて述べました。
- モルドはストレンジの味方ではない→エンシェント・ワンと闇の魔術に対する考えの違いから
- モルドはストレンジの敵の可能性が高い
- マルチバースオブ・マッドネスで二人は敵対関係か、一時的に協力関係になるのかポイント
- ドクターストレンジ2を見る前に予習すべき作品は
- ドクターストレンジ2はディズニープラスの同時配信なし?
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