アベンジャーズエンドゲームの最終決戦において、ドクター・ストレンジが人差し指をあげるシーンがありました。
これは何を意味していたのか解説していこうと思います。
また、ストレンジの師匠であるエンシェント・ワンが2012年のニューヨーク決戦で「私のミスか」と言い、バナーにタイムストーンを差し出すシーンがあったので、この発言の意図についても考察していきます。
この記事ではアベンジャーズ/エンドゲームのネタバレを含みます
まだ見てない方はぜひDisney+で!
目次
エンドゲームでなぜストレンジは人差し指を挙げた?
Comment the reason why Dr. Strange held up his finger. Wrong answer only.#AvengersEndgame pic.twitter.com/laXjOWK05b
— 9GAG (@9GAG) May 21, 2019
エンドゲームの終盤、アベンジャーズはサノスとの戦いで劣勢を強いられます。そんな中、ストレンジは合図するように、トニー・スタークに向かって人差し指を上げるのでした。
その後、トニーがサノスからナノガントレットを奪い、指パッチンしてサノス軍を消し去ります。
この人差し指は一体、なんのサインだったのでしょうか。
おそらく、「サノスに勝つ方法は一通りだトニー・スターク、お前にかかってるんだ」といった気持ちが込められていたと思われます。
エンドゲームの一つ前の作品「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で、ストレンジが1400万605通りの未来を見ており、その結果としてサノスに勝つ方法はたったの1通りと言っていました。ですから、サノスに勝つためには、トニーが指パッチンするしかなかったのです。
残念ながら、この「1400万605通り」は何を意味していたのか明になりませんでした。
ちなみに、モーガンによって生まれた「3000回愛してる」の3000はMCUフェーズ3までの作品、アイアンマン1からスパイダーマン/ファーフロムホームまでの上映時間の総分数です。
エンドゲームの最終決戦、再会したトニーとストレンジが次のような会話をしていました。
トニー:勝算は1400万分の1だっけ?、この戦いが
ストレンジ:今明かしたら、実現しない
インフィニティ・ウォーの時点でトニーを犠牲にさせるしか勝ち目はないとストレンジは知っていたものの、明かしたらその時点からその未来は消えてしまうため言えなかったのでしょう。
そう考えると未来を知っていながら、それに抵抗することができなかったストレンジは相当辛かったと思いますね。
ストレンジがサノスにタイムストーンを渡したのも、最後の最後までサノスに抵抗したのも、全てはトニーに指パッチンさせるため。
サノスにストーンを渡さなくても、あるいは、違うタイミングで渡していても違う結末になっており、アベンジャーズ勝利にはつながらなかったのでしょう。
エンドゲームのエンシェント・ワン
エンシェント・ワンは生きてる?なぜストレンジを知っていた?
アベンジャーズはインフィニティ・ストーンを集めるため過去にタイムスリップ。
トニーとキャップ、バナーそしてスコットは、マインド・ストーンとスペース・ストーン、タイムストーンを求め2012年のニューヨークへ行きます。
ここでバナーはエンシェント・ワンに出会います。
彼女は映画「ドクター・ストレンジ」で死んだはずですが、時系列的には問題ありません。
映画ドクター・ストレンジの舞台は2017年ですので、2012年の時点ではまだエンシェント・ワンは生きているのです。
では彼女はなぜ、まだ出会っていないドクター・ストレンジを知っていたのか。
これについては、インフィニティ・ウォーのストレンジのようにタイムストーンを使って未来を見ていたからと予想されます。
ストレンジがサノスにストーンを渡したことを知らなかったのは、2017年に自身が死亡しており、その先の未来が見れなかったからと考えられますね。
エンシェント・ワンのミスとは
バナーはエンシェント・ワンからタイムストーンをもらうとするも、なかなか彼女を説得することができませんでした。
しかし、ストレンジがサノスにタイムストーンを渡したと言うと、エンシェント・ワンは「私のミスか」と言い、ストーンをバナーに託します。
このミスとは一体なんだったのでしょうか。
考えられるのは下の3つです。
- 「バナーにストーンを渡したら戻ってこない」という考えが間違えだった
- 「ストーンは誰にも渡してはいけない」という考えが間違えだった
- ストレンジにストーンを渡したことが間違いだった
個人的に上2つの要素が含まれていると考えています。
バナーのストーンを戻せば元の世界に問題はないという発言に対し、無事ストーンを返還できるのかとエンシェント・ワンは疑問に思っていました。
しかし、ストレンジが渡したということで、未来においてストーンの返還に成功しているとエンシェント・ワンは確信したのではないでしょうか。
ストーンキーパーはタイムストーンを誰にも渡してはいけないと決まりはあります。しかし、明るい未来を導くために時にはストーンを手放さなければいけないとストレンジから学んだのかもしれません。
バナーとの会話のラスト、エンシェント・ワンが「ストレンジは優秀な魔術師です」と言っていたことから3番目の可能性は低いですね。ただ、彼女の表情やニュアンス的にストレンジにタイムストーンを託したことへの後悔の現れだったようにも見えました。
ワンダヴィジョンに登場した
アガサが主人公のドラマ「アガサ:オールアロング」がディズニープラスで独占配信開始!
さらにディズニープラスなら、
- スター・ウォーズシリーズ
- ディズニー・ピクサー作品
など、人気作品が目白押し!家族みんなで楽しめること間違いなし!
この機会にディズニープラスに登録して、映画の世界を満喫しよう!