アベンジャーズ/エンドゲームはフェーズ3の集大成の作品であり、それまでのMCUの小ネタや伏線回収が多く登場しました。
ということで今回は、エンドゲームの小ネタや伏線、イースターエッグなどをまとめていこうと思います。
この記事ではアベンジャーズ/エンドゲームまでのMCU作品のネタバレを含みます
まだ見てない方はぜひDisney+で!
目次
アベンジャーズ/エンドゲームの小ネタ&伏線回収!
ルッソ兄弟とその家族の出演
今作の監督を務めたルッソ兄弟。弟のジョー・ルッソがキャップが主催するセラピーに登場しています。ちなみにジョー・ルッソは、キャプテン・アメリカ・ウィンター・ソルジャーとシビルウォーにも出演していました。
そして、クリント・バートンの娘ケイト役にジョー・ルッソの娘エヴァ・ルッソが出演。
クリントの自宅軟禁
クリントは左足に装置を付けていましたが、これは自宅軟禁であることを示しています。ソコヴィア協定違反で刑務所に入れられた後、司法取引で刑期を終えようとしていたところでした。
アントマン2でもスコットが同じ装置を足に付けていましたね。
オープニングロゴ
MCUのお馴染みのロゴムービー。今回はサノスの指パッチンで消えたヒーローの姿はなく、初期アベンジャーズのヒーローだけ映っています。
オープニングに使われた曲は「Dear Mr. Fantasy」
ペーパーフットボール
トニーとネビュラが対戦していたゲームは「ペーパーフットボール」と呼ばれるもの。
このときのコマを弾く練習が、後のトニーがスコットを弾くシーンに活きていたと思われます。
トニーのメッセージとSNS
トニーはペッパーにメッセージを残していました。アイアンマン3でも同様にマスクにメッセージが残っていましたね。
そして、トニーは「SNSには載せるな」と言っていました。これは我々観客にネタバレをSNSに載せないように注意するものだったと考えられます。
漂流から22日
メッセージの中で漂流から22日が経過していることが判明。この22というのは、ちょうどアベンジャーズ/エンドゲームでMCUが22作目であることを示しています。
キャップの言葉遣い
キャップはサノスがいる惑星に向かう際に、「Lets get go son of a bitch」と汚い言葉を発します。エイジ・オブ・ウルトロンときにトニーの言葉遣い注意していたキャップが今度は自分が汚い言葉を出してしまいました。
ジム・スターリン
キャップのセラピーの中で、ジョー・ルッソに加えジム・スターリンも出演。
ジム・スターリンはインフィニティ・ウォーの原作「インフィニティ・ガントレット」の作者です。
慰霊碑にサンスポットの名前
スコットが現実世界に戻り慰霊碑に訪れて自分の名前を見つけますが、このときX-MENのミュータントの名前もありました。
サンスポットことロベルト・ダ・コスタの名前が慰霊碑に刻まれています。
サンスポットは映画「X-MEN:フューチャー&パスト」や映画「ミュータント」に登場。
海底地震
アベンジャーズ本部では生き残ったヒーローがそれぞれの持場の現状を報告。
オコエによるとワカンダの近くで海底地震があった模様。これはアトランティスの海域に潜むネイモアの仕業ではないかと言われています。
アイアンマン2のラストでもアトランティスが確認されており、今後ネイモアがMCUに登場するのかもしれません。
ローディとキャプテン・マーベル
状況報告の最後でキャロルがローディに「気をつけて」と言います。原作ではウォー・マシーンとキャプテン・マーベルがカップルだったことがあるので、その小ネタを入れてきたと思われます。
ナターシャの足
キャップがアベンジャーズ本部に訪れた際、ナターシャは足を机に乗せていました。タイム泥棒会議をしている場面でも同じような格好でしたね。
ウィンター・ソルジャーで車の前方に足を乗せるシーンがあったので、彼女には足を何かの上に乗せる癖があるようです。
3000回愛してる
モーガンから生まれた「3000回愛してる。I love you 3000.」この3000はアイアンマン1作目からスパイダーマン/ファーフロムホームまで上映時間をあわせたもの。トータルで3000分です。
ニューアスガルド
生き残ったアスガルド人はノルウェーのトンスベルグにニューアスガルドを築いていました。
トンスベルグはキャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーでレッドスカルことヨハン・シュミットが四次元キューブを発見した場所。
クイルのスカーフ
ロケットはピーター・クイルのスカーフを巻いていました。
消えたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの想いを背負っていると伝えたかったのだと思います。
トニーのあだ名
トニーは他のヒーローを呼ぶときによくあだ名を使っていました。
ロケット→ラチェット
ゲーム「ラチェットアンドクランク」の主人公。
ソー→リボウスキ
映画「ビッグ・リボウスキ」の主人公。この映画でリボウスキを演じたジェフ・ブリッジスはアイアンマン1作目でオバディア・ステインでした。
ハルク→グリーン・ジャイアント
アメリカの食品加工会社ゼネラル・ミルズ社のマスコット。
アントマン→スチュアート・リトル、親指姫
映画「スチュアート・リトル」の主人公。
ローディにはレギュラーサイズマンと言われていたました。シビルウォーで巨大化したアントマンがローディを捕まえるシーンがあったのでその時の皮肉が込められているのでしょう。
親指姫はハンス・クリスチャン・アンデルセンの代表作。
SF映画
スコットがトニーを説得しようとしたとき、バック・トゥ・ザ・フューチャーのように賭け事に使わず自分に会わなければ問題と言いました。
その他、バナーやローディとのタイムトラベルについて討論する場面では、以下のSF作品が登場。
- スター・トレック
- ターミネーター
- タイムコップ
- タイム・アフター・タイム
- タイムマシーンにお願い
- リンクル・イン・タイム
- ある日どこかで
- オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式
- ビルとテッドの大冒険
Can we have a long and detailed discussion about Sebastian Stan in Hot Tub Time Machine please pic.twitter.com/2YVZi0bEUp
— Ryan Whittingham ✍️ (@whittingham96) May 10, 2016
ちなみに、オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式には、バッキー演じるセバスチャン・スタンが出演しています。
円陣とアーク・リアクター
Avengers. Assemble. pic.twitter.com/sv4pzFJnYC
— Marvel Studios (@MarvelStudios) April 10, 2020
アベンジャーズがタイム泥棒を実行する前に円陣を組みましたが、このときの円陣の形がアイアンマンの初期アーク・リアクターと一致。
バナーのアストラル体
バナーはタイムストーンを求めてサンクタムサンクトラムを訪問。そしてエンシェント・ワンに肉体と精神を分離させられてしまいます。
このシーンは映画ドクター・ストレンジのストレンジがアストラル体になる場面と一致します。
ロキがキャップに化ける
2012年のニューヨークでロキはアベンジャーズに捕まります。このときキャップに化けるシーンがありました。
マイティ・ソー/ダーク・ワールドでもキャップに化けています。
アイアンマンの変身とMk.7
トニーがスタークタワーから飛び降りてマーク85を装着するシーンは、アベンジャーズ1作目のマーク7を装着するシーンと似ていました。
エレベーターとハイルヒドラ
キャップはセプターを回収するべくエレベーターに乗り込みます。
このシーンは、キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーのエレベーターの戦闘シーンを彷彿とさせましたね。しかし、エンドゲームのキャップは戦うのではなく、「ハイルヒドラ」と言ってその場を切り抜くのでした。
ハイルヒドラはヒドラに忠誠を誓うときに使われ、コミックではキャップがハイルヒドラというコマがあります。
I can do this all day.
セプターを回収したキャップはもうひとりのキャップと対決。このシーンで、スティーブの名言「I can do this all day」が登場。
日本語吹き替えでは、「まだやれるぞ」となっています。
スタンリー
マーベル作品の生みの親スタンリーは数々のマーベル作品にカメオ出演。
今作では1970年のニュージャージーに登場。
助手席に女性を乗せ、車を運転するスタンリーの姿がありました。
ロスコー
トニーと共に1970年に訪れた際、キャップは”ROSCOE”(ロスコー)の刺繍が入った服を来ていました。
このロスコーは、スティーブがキャプテン・アメリカを捨てた際に代わりにキャプテン・アメリカになった人物。
ゾラ博士
トニーが四次元キューブを見つけた地下室で、父ハワードと再会します。このときハワードはアーニム・ゾラ博士を探していました。
ゾラ博士はキャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーとウィンター・ソルジャーに登場したヒドラの科学者。
ザ・ファースト・アベンジャーで捕まったゾラは表向きはシールドで働いていたことになっていたのです。
アントマンのヘルメット
1970年のハンク・ピムのラボに原作を再現したと思われるアントマンのヘルメットがありました。
ジャービス
トニーとハワードが別れる際に、運転手役のエドウィン・ジャービスが登場。
ジャービスを演じていたジェームズ・ダーシーは同じ役でドラマ「エージェント・カーター」に出演しています。
紀元前2988年
バナーがガントレットをはめて必死に指パッチンしようとしているとき、過去のネビュラが装置を通じてサノス軍を2023年に呼び寄せます。
このとき、装置には”2988″と記されていました。
この2988はおそらく紀元前2988年。
マレキス率いるダークエルフとアスガルド人が戦ったときにエーテル(リアリティ・ストーン)が登場しているので、最悪ここまでタイムスリップする予定だったのかもしれません。
アイアンマンとソーの攻撃
ビッグ3とサノスの戦いで、ソーの雷神エネルギーを使ってアイアンマンが攻撃をする場面がありました。
これは、アベンジャーズ1作目のソー対アイアンマンにおける、雷神エネルギーを吸収してリパルサーレイを放出するアイアンマンの攻撃からヒントをえている思われます。
キャップのムジョルニア やっぱりな
エンドゲームの見せ場の一つになったキャップのムジュルニアを持ち上げるシーン。
このときソーが「I knew it. やっぱりな」と言います。おそらく、エイジ・オブ・ウルトロンでキャップがムジョルニアを持ち上げそうになっていたことを踏まえてこの発言をしたのでしょう。
エイジ・オブ・ウルトロンの悪夢
キャップがハンマーと雷を使いこなすも、サノスの前にまったく刃が立ちませんでした。
キャップとボロボロになった盾、それと同時にやってくるサノス軍の艦隊。
これはエイジ・オブ・ウルトロンでワンダがトニーに見せた悪夢を彷彿とさせましたね。
左から失礼 on your left
絶体絶命のキャップにサムからの無線が届き、彼が「On your left.」と言うとキャップの左後方からポータルが出現。ブラックパンサー、シュリ、オコエが登場しました。
On your leftはウィンター・ソルジャーの冒頭でキャップがサムを追い抜く際のセリフ。
ウィンター・ソルジャーの吹き替えだと「左から失礼」と訳されていますが、エンドゲームでは「左を見ろ」になっています。
エンドゲームのあの場面で「左から失礼」だと少し変なので、違和感が出ないように翻訳を変更したのでしょう。
ハワード・ザ・ダック
HOWARD THE DUCK!!! 🤯🤯🤯🤯🚨#Endgamespoilers #EndGame pic.twitter.com/IHFPrlmVri
— Alexander Guerra Valencia (@AGuerrav) April 26, 2019
アッセンブルのシーンでマーベルキャラクターのハワード・ザ・ダックが登場。
彼はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1作目のおまけ映像にも出ています。
レスキュー
序盤でモーガンがおもちゃにしていたレスキュー。
最終決戦ではペッパーが身にまとい登場しました。
アイアンマン3でマーク42を一時的に装着していたので、ペッパーがパワードスーツを着るのは今作が2回目。
アイアン・パトリオットMK.2
ヒーロー集合シーンでアントマンとロケットとともに瓦礫から登場したローディ。
このとき彼はウォー・マシーンではなくアイアン・パトリオットとして登場。
さらにアイアンマン3のときからデザインが一新されており、エンドゲーム仕様のアイアン・パトリオットMk.2であることがわかります。
アベンジャーズ・アッセンブル
キャップのアベンジャーズ・アッセンブルとともに最終決戦が開始。
エイジ・オブ・ウルトロンの最後のシーンで彼がアッセンブルと言いかけるシーンがあり、エンドゲームの伏線になっていたと言えます。
>>アッセンブルの意味は?エイジ・オブ・ウルトロンの言わないシーンは伏線?
トニーとピーターのハグ
再会を果たしたトニーとピーターが抱き合います。
このシーンはスパイダーマン/ホームカミングの車中で、ハグと見せかけてトニーがドアを開けるシーンに似ていたでしょう。
クリントと呼ぶブラックパンサー
サノス軍に追われて困っているホークアイにブラックパンサーが手助けします。このときブラックパンサーは「Clint. Give it to me. (クリント、私が運ぼう)」と言います。
シビルウォーでの二人の対決でクリントが自己紹介したのをブラックパンサーは覚えていたようです。
アントマンの編集ミス
アントマンはバンの量子トンネルを起動するため、普通の人間サイズに戻ります。
ところが、そのあとで巨大化したまま戦っているアントマンが映っているシーンがありました。おそらく編集ミスでしょう。
即死モード
ブラックパンサーからガントレットを引き継いだスパイダーマンが即死モードを実行。
この設定はホームカミングにも登場していました。
クイーンズ
サノス軍のアウトライダーに苦戦するスパイダーマンにキャップが手助け。このときピーターのことを「Queens(クイーンズの坊や)」と呼んでいます。
シビルウォーでキャップがピーターに出身を聞いていたので、そのことを覚えていたのでしょう。
女性ヒーロー集合
キャプテン・マーベルを戦闘に女性ヒーローがサノス軍に立ち向かうシーンがありました。
コミックでも女性ヒーローだけで構成された”A-Force”というものが存在。
シュリ、ペッパー、ホープの3人がビームでサノスを攻撃するシーンがありましたが、このシーンはエイジ・オブ・ウルトロンのウルトロンに攻撃するアイアンマン、ソー、ヴィジョンの構図と似ていました。
私がアイアンマンだ
アイアンマンが指パッチンするときのセリフ「私がアイアンマンだ」はアイアンマン1作目の最後のシーンの言葉。
グウェン
高校でピーターが友人のネッドと再会。この場面でピンク色バッグを背負う女の子がいました。
彼女はグウェン・ステイシーではないかと言われています。
ハーレー
葬式に参列した青年はハーレー・キーナー。
アイアンマン3でトニーを手助けした少年。ポテトガンを持っていた姿が印象的でしたね。
チーズバーガー
葬式の後、モーガンがハッピーに「チーズバーガーが食べたい」と言います。
チーズバーガーはアイアンマン1作目で洞窟から帰還したトニーが食べていたハンバーガー。
キャップとバッキーの別れのあいさつ
キャップがインフィニティ・ストーンを戻しに行く際にバッキーと別れるシーンがあり、このとき「Don’t do anything stupid till I get back. (留守の間はバカをするなよ)」とキャップが言います。
このセリフはザ・ファースト・アベンジャーで戦地に向かうバッキーがキャップに残したセリフ。
キャップとペギーのダンス
最後にシーンでダンスを踊るキャップとペギーの姿がありました。
ザ・ファースト・アベンジャーでの約束が果たせた瞬間だったと言えます。
このときに流れていた曲は、「It’s Been A Long, Long Time」。
ウィンター・ソルジャーのキャップの自宅でも同じ音楽が流れていました。
鉄を打つ音
エンディングのラスト、マーベルのロゴとともに鉄を打つ音が流れます。
これはアイアンマン1でトニーがマーク1を製造していたときのものと同じですね。
>>エンドゲームの最後の鐘の音の意味は?エンドロールのサインもチェック!
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