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デッドプール3でMCUは復活?それともオワコンのまま?今後のマーベルを考察!

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、かつて『アベンジャーズ/エンドゲーム』で空前の大ヒットを記録しましたが、近年は人気が低迷しています。マンネリ化や複雑化するストーリー、世代交代がうまくいっていないなどがその要因として挙げられます。

そんな中、2024年7月24日に公開される『デッドプール3』にMCU復活の期待が寄せられていますね。

はたして「デッドプール&ウルヴァリン」はMCU復活の起爆剤になるのか、それともこのままオワコンと言われ続けてしまうのか、今後の展望を考察していきます。

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MCU低迷からの脱却を託されたデッドプール3

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の大ヒット後、MCUはフェーズ4に突入し、ディズニープラスで独占配信ドラマを開始しました。

『ワンダヴィジョン』や『ロキ』など、出だしは好調でしたが、作品数が増えるにつれ、視聴者は「ヒーロー疲れ」を感じ、人気は低迷していきました。

 

マーベル・MCUのオワコンについては、下の記事で詳しく考察しています。

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MCUはオワコンでみんな飽きた?なぜマーベル作品はつまらなくなった?

2023年5月3日に公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は興行収入こそ好調でしたが、その後のMCU作品はヒット作に恵まれず、人気を維持することができませんでした。

そして、2024年唯一のMCU映画『デッドプール3』。

本作は、MCU復活の鍵を握る作品として大きな期待が寄せられています。


MCU復活のためにデッドプール3に求められるもの

目に見える形の評価・興行収入

まず、『デッドプール3』がMCU復活の起爆剤になるためには、興行収入や批評家の評価など、目に見える形の成功が必要です。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の記録には及ばないまでも、一定の成功を収めなければ、MCU復活の兆しは見えてきません。

 

エンドゲーム後に公開された以下3作品の世界興行収入を超えられるかが、1つの指標になりそうです。

  • スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム
    19億2260万ドル
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3
    8億4556万ドル
  • ドクター・ストレンジ
    マルチバース・オブ・マッドネス
    9億5578億ドル

新規ファン獲得の可能性

ガーディアンズ3のように、たとえデッドプール3の興行収入や評価が良くても、単体で終わってしまっては意味がないでしょう。

本作が単なる一過性のヒットで終わらず、MCU全体の起爆剤となるためには、新規ファンを獲得できる間口の広さも必要となるでしょう。

 

過去作の知識がなくても楽しめる独立したストーリー展開でありながら、他のMCU作品との繋がりを感じさせる要素を盛り込むことで、既存のファンも楽しめるようにする必要があります。一度MCUから離れてしまったファンが、今作を機にまたMCU作品を見ようと思える要素が不可欠です。


今後のMCU作品への期待感

今後のMCU作品への期待感を高める展開も求められます。

例えば、マルチバースを舞台にしたストーリー展開や、新たなヒーローチームの結成などが考えられます。

すでに制作が決まっているクロスオーバー作品の「サンダーボルツ」や「アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ」につながる伏線や期待がデッドプール&ウルヴァリンに含まれていれば、ファンは今後のMCU作品にも注目するでしょう。

>>【2024年最新】マーベル/MCUの公開予定作品一覧!今後の配信スケジュールを調査!

シリーズ全体の再構築

複雑化したストーリーを整理し、新規ファンでも理解しやすい世界観を構築する必要があります。

 

フェーズ3まではインフィニティ・ストーンという共通の要素が各作品を繋ぎ、世界観を共有していました。

現在はそれぞれの作品が独立しており、フェーズ4以降のテーマとなっている“マルチバース・サーガ”としての一体感が感じられません。

デッドプール3単体でMCU全体の世界観を表現することは難しいもしれませんが、今後のMCUの方向性を示唆する要素はあってほしいです。


デッドプール3のその後に公開/配信されるMCU作品は?

2024年6月現在、デッドプール3後に劇場公開&ディズニープラスで配信を予定している作品は以下の通りです。

  • アガサ:カヴン・オブ・カオス
    ディズニープラス):2024年9月
  • キャプテン・アメリカ:ブレイブ
    ニュー・ワールド(劇場公開):2025年2月
  • デアデビル:ボーン・アゲイン
    ディズニープラス):2025年3月
  • サンダーボルツ(劇場公開):2025年5月
  • ファンタスティック・フォー
    劇場公開):2025年11月
  • アイアンハート(ディズニープラス):2025年

今後のMCU作品には、期待と不安が入り混じった複雑な感情ですね。

まず、ディズニープラス作品については、コアなファン向けの要素が強いあまり、新規層にはハードルが高いです。新規層にもアピールできる工夫がない限り、現状のドラマ作品と似たような評価になると予想されます。

 

また、映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が実質「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の続編と考えると、賛否両論の評価になりそうですね。

劇場公開作品ではあるものの、ドラマシリーズを見ていないと理解が難しい部分が出てくる可能性があるため、新規層や映画しか見てないファンに刺さらないかもしれません。

>>ファルコン&ウィンターソルジャーのジモは最後どうなった?シーズン2の予定は?


その一方で、「サンダーボルツ」と「ファンタスティック・フォー」には大きな期待が寄せられています。

「サンダーボルツ」は、MCU初のアンチヒーローチームという点で新鮮味があります。しかもクロスオーバー作品。

「ファンタスティック・フォー」は、過去2回のリメイクを経て、MCUの世界観でどのように描かれるのか注目が集まっています。

 

デッドプール3に加え、これらの作品も成功すれば、今後の「アベンジャーズ」シリーズにも良い影響を与えるでしょうし、MCU全体の勢いを維持するためにも重要な役割を果たすことになると思います。

フェーズ6には「アベンジャーズ5」や「シークレット・ウォーズ」を控えていますね。

まとめ

『デッドプール3』は、MCU復活の起爆剤となる可能性を秘めていますが、それだけでMCUが抱える問題が解決するわけではありません。

MCUが再び黄金期を迎えるためには、新規ファンを獲得できる作品作りや、シリーズ全体の再構築など、様々な取り組みが必要となります。

今後のMCUは、デッドプールのような人気キャラクターの作品を複数ヒットさせるだけでなく、新規ファンを獲得できる戦略を打ち出すことが求められます。それができれば、MCUは再び世界中の映画ファンを熱狂させることができるでしょう。

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