あのディズニーの名作が実写化！でも、興行収入は大丈夫…？
2023年6月に日本でも公開されたディズニー実写版「リトル・マーメイド」。
公開前から、主人公アリエルの配役や、アニメ版との違いについて様々な意見が飛び交っていましたね。世界中で注目を集めた本作ですが、最終的な興行収入はどうだったのでしょうか？
本記事では、実写版「リトル・マーメイド」の興行収入を徹底分析！ 世界各国での売上や、他のディズニー作品との比較、そして気になる「爆死」や「赤字」の噂について、わかりやすく解説していきます。
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目次
実写リトルマーメイドの世界興行収入は？
最終の世界興行収入は？
まずは、気になる世界興行収入から見ていきましょう。
映画興行収入情報サイト「Box Office Mojo」によると、実写版「リトル・マーメイド」の世界興行収入は、5億6,962万6,289ドルを記録しました。
これは、2023年に公開された映画の中で第9位という結果です。
1位「バービー」、2位「スーパーマリオブラザーズ」、3位「オッペンハイマー」4位「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3」と、強力なライバルがひしめく中でのこの順位は、決して悪い成績とは言えません。
各国での興行収入は？
次に、主要国における興行収入を見てみましょう。
- アメリカ：2億9,817万ドル
- イギリス：3,464万ドル
- 日本：2,393万ドル
- メキシコ：2,095万ドル
- ブラジル：1,732万ドル
- オーストラリア：1,573万ドル
- フランス：1,415万ドル
- ドイツ：1,361万ドル
- イタリア：1,314万ドル
- 中国：370万ドル
アメリカでの興行収入が最も高く、全体の約半分を占めています。
注目すべきは、中国での興行収入の低さです。近年、ハリウッド映画にとって中国は巨大なマーケットとなっており、多くの作品がアメリカに次ぐ興行収入を中国で記録しています。
しかし、「リトル・マーメイド」は中国では苦戦を強いられました。
赤字？黒字？気になる収益は…
制作費2億5,000万ドルに加え、マーケティング費用などを含めると、損益分岐点は5億ドルと言われていました。
最終的な興行収入は5億6,962万6,289ドルだったので、黒字を達成したと考えられます。
他のディズニー実写作品と比べてどう？
他のディズニー実写作品と比較してみましょう。
実写版「リトル・マーメイド」の興行収入は、
ディズニー実写作品の中で7位にランクインしています。
1位は「ライオンキング」（2019年公開）、2位は「美女と野獣」、3位は「アラジン」と、近年の作品が上位を占めています。
「リトル・マーメイド」は、4位「アリス・イン・ワンダーランド」5位「ジャングル・ブック」6位「マレフィセント」に次ぐ7位です。
なぜ様々な意見が飛び交ったのか？
公開前から、実写版「リトル・マーメイド」には様々な意見が寄せられていました。
その理由の一つに、主人公アリエルの配役があります。アニメ版では白人として描かれていたアリエルを、黒人女優のハリー・ベイリーが演じたことで、賛否両論が巻き起こりました。
また、アニメ版との違いも議論の的となりました。キャラクターのデザインやストーリー展開など、アニメ版とは異なる部分があり、原作ファンからは批判的な意見も出ていました。
さらに、ポリコレ（ポリティカル・コレクトネス）を意識した作品作りに対する反発もありました。人種や文化の多様性を尊重するポリコレは、近年、映画界でも重要なテーマとなっていますが、「リトル・マーメイド」においても、その是非が問われました。
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それでも、興行収入は好調！
このように、様々な意見が飛び交う中での公開となりましたが、最終的な興行収入は好調でした。
世界興行収入ランキングで9位にランクインしただけでなく、ディズニー実写作品の中でも7位という好成績を収めています。
これは、「リトル・マーメイド」という作品が持つ魅力、そして、ハリー・ベイリーをはじめとするキャスト陣の演技力、そして制作陣の努力の賜物と言えるでしょう。
最後に
実写版「リトル・マーメイド」は、興行収入という点では成功を収めた作品と言えるでしょう。
賛否両論様々な意見があるのは事実ですが、多くの人々がこの作品に注目し、劇場に足を運んだことは間違いありません。
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