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実写白雪姫になぜラテン系の女優が抜擢された?女優炎上の理由は?

白雪姫なのに肌が白くない!?

ディズニーが贈る、不朽の名作の実写化で、まさかの大炎上!

2025年3月21日に日本公開予定の実写版「白雪姫」。

日本版ポスターと予告編が解禁され、いよいよ公開に向けて期待が高まる一方で、主演のレイチェル・ゼグラーを巡る様々な騒動が、世間を賑わせています。

ラテン系の彼女が白雪姫役に抜擢されたこと自体が、すでに物議を醸していましたが、そこに拍車をかけるように、彼女自身の歯に衣着せぬ発言の数々が炎上を招き、事態はますます混迷を極めています。

一体何が問題となっているのでしょうか? 本記事では、これらの疑問を紐解きながら、実写版「白雪姫」の舞台裏に迫ります。


実写版「白雪姫」とは?

誰もが知るグリム童話を原作とした「白雪姫」は、1937年にディズニー初の長編アニメーション映画として公開されました。

世界中で愛され、ディズニーのアニメーション映画史においても金字塔的作品と言えるでしょう。美しい白雪姫と邪悪な女王の物語、そして「魔法の鏡」「毒リンゴ」「7人の小人」といった印象的な要素は、時代を超えて多くの人々を魅了し続けています。

 

そして2025年、ディズニーはこの名作を、実写映画として新たに描き出すのです。

監督は「アメイジング・スパイダーマン」や「(500)日のサマー」で知られるマーク・ウェブ。

繊細な心理描写や美しい映像表現に定評のある彼が、どのように「白雪姫」の世界観を構築するのか、期待が高まります。

脚本には、映画「バービー」の監督、グレタ・ガーウィグも参加。

現代社会における女性の生き方やジェンダーロールを鋭く描く彼女の手腕が、「白雪姫」の物語にどのような新風を吹き込むのか、注目が集まっています。

白雪姫なのに肌が白くない?
レイチェル・ゼグラーってどんな人?

実写版「白雪姫」で、白雪姫役を演じるのは、レイチェル・ゼグラー。コロンビア人の母親とポーランド人の父親を持つ、ラテン系の女優です。

このキャスティングが発表された当初から、「白雪姫なのに肌が白くない」という声が上がり、大きな波紋を呼びました。

白雪姫といえば、名前の通り「雪のように白い肌」を持つ美しい女性というイメージが強く、原作のグリム童話にもそのように描写されています。

そのため、レイチェル・ゼグラーの起用は、従来のイメージを覆すものとして、驚きと戸惑いの声が多く聞かれました。

彼女は黒人ではありませんが、従来の白雪姫のイメージとは異なる肌の色を持つ彼女が白雪姫を演じることに、違和感を覚える人も少なくなかったのです。

なぜラテン系の女優
レイチェル・ゼグラーが選ばれたのか

では、なぜディズニーは、批判を承知の上でレイチェル・ゼグラーを白雪姫役に抜擢したのでしょうか?

その最大の理由は、彼女の類まれなる才能にあります。

レイチェルは、スティーブン・スピルバーグ監督のミュージカル映画「ウエスト・サイド・ストーリー」で3万人の応募の中からみごとマリア役に抜擢され鮮烈なデビューを飾り、その歌とダンスの実力は高く評価されています。 ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞するなど、その演技力も折り紙付きです。

また、DCコミック原作の映画「シャザム」シリーズや「ハンガー・ゲーム」のスピンオフ作品「ハンガー・ゲーム ゼロ」にも出演し、大作映画への出演経験も積んでいます。

実写版「白雪姫」でも、彼女の歌とダンスが重要な要素となることが予想されます。ディズニーは、レイチェルの才能に白雪姫役としての可能性を見出し、従来のイメージにとらわれない、新しい白雪姫像を創造しようと考えたのでしょう。

レイチェル・ゼグラーの炎上騒動

レイチェル・ゼグラーは、才能豊かな女優である一方、SNS上での過激な発言で度々炎上を招いています。彼女は、自身の政治的信条や社会問題に対する意見を積極的に発信しており、その中には、多くの人にとって「過激」と感じられるものも含まれています。

彼女の発言で特に問題視されているのは、以下の3点です。

政治的な発言

「パレスチナを解放せよ」とツイートしたことが、大きな波紋を呼びました。これは、イスラエルとパレスチナの紛争において、パレスチナ側を支持する発言と受け取られ、イスラエル支持者から激しい批判を浴びました。悪の女王役を演じるガル・ガドットがイスラエル出身で、イスラエル軍に所属していた経験もあることから、この対立構造がさらに注目を集めることになりました。

アニメ版「白雪姫」への批判

アニメ版「白雪姫」を「時代遅れ」と批判したことも、炎上の一因となっています。彼女は、王子様に助けられるだけの存在として描かれている白雪姫像を否定し、現代の女性はもっと自立しているべきだと主張しました。しかし、この発言は、アニメ版「白雪姫」を愛するファンから反発を受け、「原作への敬意が足りない」「過去の作品を一方的に否定するのは傲慢だ」と批判されました。

「白雪姫」のストーリーへの解釈

インタビューで、「王子様とのキスで目覚める」という白雪姫のストーリー展開を批判し、「ストーカー行為」と表現しました。これも、従来の「白雪姫」のイメージを覆す発言として、物議を醸しました。「ロマンチックなラブストーリーを性犯罪扱いするのは行き過ぎだ」「物語の解釈を押し付けるべきではない」といった批判が寄せられています。

これらの問題発言は、レイチェル・ゼグラーに対する批判を強め、実写版「白雪姫」への期待感を削ぐ結果となっています。


ポリコレとは?
多様性と包容性を求める考え方

レイチェル・ゼグラーのキャスティングは、ディズニーの多様性推進(ポリコレ)の一環と捉えられています。ポリコレとは、「ポリティカル・コレクトネス」の略で、政治的な正しさを意味します。人種、性別、性的指向、宗教など、様々な違いを認め、差別や偏見をなくそうとする考え方です。

近年、映画やドラマなどにおいて、多様な人種や文化を反映させることが重要視されています。これは、ポリコレの考え方が浸透してきた結果と言えるでしょう。

しかし、ポリコレを過度に押し付けることには、反発も少なくありません。「多様性」の名の下に、作品本来の魅力やテーマが損なわれてしまうのではないか、という懸念の声も上がっています。レイチェル・ゼグラーのキャスティングに対する批判も、こうしたポリコレ批判と結びついている側面があります。

映画リトル・マーメイドもポリコレで炎上。

>>【炎上】なぜアリエルは黒人?実写リトル・マーメイドに”がっかり”?

まとめ 白雪姫役の女優
レイチェル・ゼグラー炎上の理由は?

レイチェル・ゼグラーの炎上の理由は、以下の3つに集約されます。

  • 白雪姫のイメージとの乖離
    白雪姫といえば、白い肌に黒い髪というイメージが定着しています。ラテン系のレイチェル・ゼグラーがこの役にキャスティングされたことで、従来のイメージを覆されたと感じる人が多く、批判の声が上がりました。
  • 過激な発言
    上述の通り、レイチェル・ゼグラーは、SNS上で政治的な発言や、アニメ版「白雪姫」に対する批判など、過激な発言を繰り返しています。これらの発言が、多くの人々の反感を買っています。
  • ポリコレ批判
    レイチェル・ゼグラーのキャスティングは、ディズニーの多様性推進(ポリコレ)の一環と捉えられています。ポリコレを過度に押し付けることに対する反発から、彼女への批判が強まっている側面もあります。

当初は2024年に公開予定だった!?
なぜ延期?

実写版「白雪姫」は、当初2024年3月に公開予定でしたが、2025年に延期されました。

表向きは、米国の俳優・脚本家ストライキの影響とされています。しかし実際には、ストライキに参加していたレイチェル・ゼグラーの発言が問題視されたことも、延期の一因ではないかと言われています。

ハリウッドでは、俳優や脚本家たちが、より良い労働条件を求めてストライキを行いました。レイチェル・ゼグラーもこのストライキに参加し、積極的に発言。しかし、その中で、映画業界や製作側に対する批判的な発言も含まれており、これがディズニーの幹部らの反感を買た可能性があります。

また、ストライキの影響で、映画の製作スケジュールが大幅に遅延したことも、延期理由の一つと考えられます。ストライキ期間中は、撮影や編集作業などが中断せざるを得ず、公開予定日に間に合わなくなった可能性があります。

そもそも白雪姫は何人?

白雪姫の物語は、グリム兄弟によってドイツで採集された民話です。そのため、白雪姫の国籍はドイツと考えるのが一般的です。

しかし、物語の中に人種を特定するような描写は存在しません。白雪姫は、「雪のように白い肌」を持つ美しい女性として描かれているだけです。

時代や文化、人種を超えて愛される「白雪姫」だからこそ、今回のキャスティング問題が大きな議論を呼んでいると言えるでしょう。

最後に

実写版「白雪姫」の主演、レイチェル・ゼグラーを巡る騒動は、現代社会における多様性と表現の自由、そしてSNSの影響力を改めて考えさせられるものです。

映画の公開は2025年3月21日。レイチェル・ゼグラーが、どのように白雪姫を演じるのか、そして、この映画がどのようなメッセージを伝えるのか、注目が集まります。

 

この記事では、実写版「白雪姫」のレイチェル・ゼグラーに関する情報をまとめました。彼女のキャスティングや発言、そして、それらに対する世間の反応を知ることで、この映画をより深く理解できるのではないでしょうか。

公開まで、まだ少し時間がありますが、今後の情報にも注目していきましょう。

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