スターウォーズ エピソード4/新たなる希望でダースベイダーと戦ったオビワン。
この記事では、エピソード4におけるオビワンの最期について、以下の内容にフォーカスしてまとめてきます。
- オビワンはなぜ消えたのか(死亡理由)
- オビワンはなぜダースベイダーに負けたのか
- オビワンとダースベイダーの対決はしょぼい?
この記事では、エピソード4/新たなる希望のネタバレを含みます
なお、「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」のオビワンとアナキンの決闘については、下の記事にまとめています。
>>オビワンとアナキンの決闘時のセリフは?なぜとどめを刺さなかった?
目次
オビワンはなぜダースベイダーとの戦いで消えたの?
エピソード4でオビワンは死んだの?
エピソード4 新たなる希望で、デス・スターに迷い込んだミレニアム・ファルコンのクルー。
ここでオビワンはダースベイダーと対決、トルーパーの注意を引き、ルークやハン・ソロを逃がす役割を果たします。
そして、仲間が無事逃げ切れると確信したかのように、オビワンはダースベイダーの前から姿を消しました。
このシーンを見て、「え!?オビワンは死んだの?」と疑問に思った方がいるはずです。
死んだか死んでないかで言うと、オビワンは死んだと言えます。
しかしながら、ジェダイは人間のような死は存在せず、最期はフォースと一体となるのが特徴。
ジェダイの掟が記された「ジェダイ・コード」に
感情はなく、平和がある。
無知はなく、知識がある。
熱情はなく、平静がある
混沌はなく、調和がある。
死はなく、フォースがある。
とあるように、ジェダイにおいて死という概念は存在しません。たとえ肉体がなくなっても、フォースとして生き続けるのということ。
人が亡くなっても魂は生き続けることと似ているかもしれません。
一部のジェダイはフォースの霊体”フォース・ゴースト”と呼ばれる、死後、霊体として生きてる者と交信する術を習得しています。
オビワンもその一人で、エピソード4でフォースと一体になった後フォース・ゴーストとして登場、ルークに助言をする場面がありました。
なぜ消えたのか?死亡理由は?
ダースベイダーの対決シーンの最後に注目すると、オビワンは致命傷を与えられたわけではなく、自分の意志で消えたように見えます。
ではなぜ、オビワンは自ら消えたのか。なぜフォースと一体になったのでしょうか。
オビワン自身がフォース・ゴーストになることを選択した理由として、以下の5つが考えられます。
- ルークたちを早く逃がすため
- ダースベイダーに勝つのは現実的ではなかった
- 肉体を離れ、いつでも助言できるようにする
- ルークに自立してもらうため
- ダースベイダーに目を向けさせるため
→ダースベイダーをライトサイドに導く
ルークたちを早く逃がすため
二人が戦ったところで、エピソード3のように長期戦になっていたと予想されます。
そうなれば、敵がどんどん集まってきて逃げるチャンスは減る一方。それを避けたかったオビワンは、ルークたちが逃げるチャンスをあえて作ったのではないでしょうか。
また、ルークの性格から、生きてるオビワンを置いて自分だけ逃げるとは思えないので、そうさせないためにも自ら消える選択をとったのかもしれません。
ダースベイダーに勝つのは現実的ではなかったため
エピソード3のときは、地形とジェダイの経験が浅いアナキンの弱点をついて、オビワンは勝利を収めました。
それから19年が経ち、映画ローグワンで見せた戦闘能力の高いダースベイダーに対し、年齢的に衰え始めていたオビワン。
彼の中で戦っても勝てないと思い、戦わない選択をとったとも考えられます。戦略的撤退みたいな感じですかね。
≫アナキンとオビワンどっちが強い?対戦成績やルークとの強さ比較!
肉体を離れ、いつでも助言できるようにするため
フォース・ゴーストになるメリットとして、いつどんな場面でも助言できることが挙げられます。
オビワンは死後、度々ルークにアドバイスを送っていました。ですから、肉体から離れたほうが都合がよかったとも考えられますね。
ルークに自立してもらうため
エピソード3のラストでルークをラーズ夫妻に預けたのはオビワンでした。
なので、エピソード3~エピソード4までは、ルークを見守る責任があると感じ、ベンという偽名を使ってまでルークを守ってきたのでしょう。
しかし、仲間を見つけジェダイとして最低限のことを教えた今、もう自分が教えることはない、これ以上ルークの近くにいたところで、彼のためにはならないと感じたのではないでしょうか。
わざわざ死ななくてもよかったのでは?と思うかもしれませんが、おそらく、ルークに一流の戦士になってもらうため、強制的に自ら考え行動するしかできないようにしたかもしれません。
ルークをダースベイダーに目を向けさせる
→ダースベイダーをライトサイドに導くため
もう一度、二人の対決シーンを振り返ると、オビワンはあえてルークが見ている場面で、ダースベイダーがライトセーバーを振ったタイミングで消えました。
ルークに自分の死の瞬間を見せることで、あたかもダースベイダーが友人のベンを殺したと思い込ませたかったのかも。そうすることで、ルークの中にダースベイダーの記憶が強烈に残り、彼に目を向けるようにさせたとも考えれます。
そうした目的としては、ダースベイダーをライトサイドのアナキン・スカイウォーカーに導けるのは、息子のルークしかいないと考えたのかもしれません。
結果として、エピソード6 ジェダイの帰還で、シスの攻撃を受けるルークを助けたのはダースベイダーでした。
オビワンは負けたのか
ということで、オビワン自ら消えることを選択したのには理由があり、戦略撤退、逃げ勝ちと言えますね。
そして、オビワンがフォースと一体となったことで、ルークに助言ができるようになり、最終的にはダースベイダーをアナキンとしてライトサイドに導くことができました。
ですから、エピソード4の二人の対戦は、トータルで考えるとオビワンの勝利と言っていいでしょう。
エピソード4の殺陣はしょぼい?
エピソード4のオビワンとダースベイダーの対決シーンについて、「しょぼい」という意見があります。
これは、エピソード3のオビワンとアナキンの決闘や、ローグ・ワンのダースベイダーの殺陣シーンに比べて、スピード感やライトセーバーバトルとしての臨場感があまりないからというのが原因でしょう。
テクノロジーの発達で、昔の作品のCGがしょぼく見えてしまうのは仕方がないことです。
また制作費という観点で比べても…
- エピソード4 30億円
- エピソード3 124億円
- ローグ・ワン 256億円
エピソード4だけ桁が一つ少ないので、しょうがないとも言えます。むしろこの予算でよくやってるほうではないでしょうか。
逆に、このゆったりとした戦闘スタイルにより、真剣勝負で戦っている様子が伝わってきましたし、二人の駆け引きが見どころだったと思います。
オビワンが自ら死を選択したシーンは、二人の間に間合いがあったからこそできた選択とも言えますね。エピソード3のオビワンとアナキンの決闘シーンでそんな余裕は一ミリもありませんでした。
>>フォースの覚醒のハンソロは死んだの?ルークやレイアとの関係も調査!
まとめ:オビワンはなぜ消えたのか
オビワンは消えたのか
→フォースと一体になった
なぜ自ら死を選択したのか
- ルークたちを早く逃がすため
- ベイダーに勝つのは現実的ではなかった
- いつでも助言できるようにする
- ルークに自立してもらうため
- ダースベイダーに目を向けさせるため
オビワンはダースベイダーに負けたの?
→自ら死を選んだので逃げ勝ち
エピソード4の殺陣はしょぼい?
→制作費的に仕方がない
→テクノロジーの発達で昔の映画はしょぼく見えてしまう
ドラマ・アコライト“独占配信”
スターウォーズ作品見放題
ディズニープラスなら、スター・ウォーズ全作品がわずか月額990円で見放題!
最新作「アコライト」が独占配信!
もちろん、スピンオフ作品のローグ・ワンやハン・ソロも視聴可能。
さらに、クローン・ウォーズの全エピソードやドラマシリーズのマンダロリアン、キャシアン・アンドーが見れるのはDisney+だけ!