クリストファー・ノーラン最新作「TENET テネット」。
今回はタイトルのテネットの意味やネタバレなしあらすじなどについてまとめていこうと思います。
また、ポスターや予告編などに写っている酸素マスクは何を意味しているのかなど、細かいところも見ていきましょう!
目次
【ネタバレなし】テネットのあらすじ
特殊任務経験がある主人公「名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)」にミッションが命じられます。
そのミッションとは第三次世界大戦で引き起こる地球滅亡の危機を阻止するというもの。
ミッションの鍵になるのが”時間の逆行“です。謎の組織「TENET テネット」のメンバーになった主人公は、優秀なエージェントのニール「ロバート・パティンソン」とともに世界滅亡を阻止するミッションを遂行します。
ノーラン版007と呼ばれており、スパイアクション映画にSF要素が加わったノーラン作品と言えるでしょう。
テネットの意味は?
タイトルにもなっていて、予告編でもキーワードとしてでてきた「TENET テネット」。
tenetを辞書で調べると「(個人または集団が信奉する)主義、教義、信条」といった意味が出てきます。抽象的な言葉で非常にイメージがしづらないですね。
英英辞典では次の通り。
a principle or belief, especially one that is part of a larger system of beliefs
原理原則や信念という意味で、大きな枠組みの中の一つを指すときにも用いられるようです。
また、ラテン語の回文「SATOR式(SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS)=農夫のアレポ氏は馬鋤きを曳いて仕事をする」が関係しているのではないかと言われています。
図のように真ん中を上下左右どこから読んでもTENETになるのが特徴。
これが映画にどのように関係するのか、「TENET テネット」の謎を解くカギになるかもしれません。
ラストのクライマックスで、主人公はプルトニウムを奪還すべく、0から10分と10分から0分の2グループに分かれて時間の挟み撃ち作戦を決行します。
10は英語でTENであり、TENETの左から読んでも右から読んでもTENになることから最後の決戦を指しているとも言えます。
酸素マスクは一体何?
予告から登場キャラクターが酸素マスクをつけるシーンがいくつかありました。果たしてこのマスクは何を意味するのか。ポスターでも主人公が酸素マスクしてるバージョンとしてないバージョンで二人写っているものがありましたね。
このマスクは時間の逆行に大きく関係しています。
これは、現実世界に逆行して行動しているときに、酸素を吸い二酸化炭素を吐くという行為ができなくなるため、酸素マスクをつけているのです。
つまり、酸素マスクをしているときは、そのキャラクターが現実とは逆行して動いているということ。
SFの中にしっかりリアリティをもたせるノーランらしいアイデアと感じますね。

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※本ページの情報は2020年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイト