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インターステラーのクーパーが助かった理由は?帰還したときの年齢も調査!

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クリストファー・ノーラン監督のSF超大作「インターステラー」。

今回は主人公クーパーに注目して見ていきたいと思います。

クーパーはラストでブラックホール/ガルガンチュアから脱出し、無事帰還することができました。

ここで気になるのが、なぜクーパーは助かったのか。帰還したときのクーパーの年齢についても調査していきます。

注意
この記事では映画インターステラーのネタバレを含みます。

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インターステラーのクーパーが助かった理由は?

ブラックホールからクーパーが助かるまで

まずはラストの場面をおさらいしておきましょう。

クライマックスでクーパーはマーフに特異点データの送信方法を見つけ、彼女が重力の方程式を解く手助けに成功します。

そして全てのデータを送り終わると、4次元立方体の空間は閉じていき、クーパーは光で覆われた空間に飛ばされてしまいました。

そこは、太陽系から別の銀河系へ行くときに通り抜けたワームホール。

来るときに通ったワームホールですね。アメリアが接近遭遇と言い手を近づけていた相手は実はクーパーだったのです。

 

次の瞬間、クーパーの目の前は真っ暗に。彼の目の前にうっすら土星が映っていたことから、彼は太陽系に戻ってきたことが分かります。

目が覚めた時には、クーパー・ステーションの中にいました。

医師によると、土星付近に漂流していたクーパーとTARSがたまたま巡回していた船に救出されたとのこと。クーパーの残り酸素は2分、もう少しで命を落とすところでした。

クーパーが助かった理由は?

これをふまえて、クーパーはなぜ助かったのか、どうやって帰還したのか考えていきましょう。

まずクーパーはマーフにデータを送り終えた時点で彼の役目は果たしています。

データをもとにマーフが重力の方程式を完成させ、宇宙ステーションを打ち上げるプランAは成功。

また、ラストで人類の新たな故郷エドマンズの星が移住可能であることが明らかになるので、そこにアメリアを向かわせたクーパーはラザロ計画を成功させたと言えます。

 

ですから、自己犠牲という形でクーパーがブラックホール/ガルガンチュアに吸い込まれて映画の幕を閉じるという形でも、彼の功績は高く評価されたでしょう。

では、なぜクーパーは助かったのか。

これはマーフとの約束を果たすという意志が強かったからと思われます。

 

クーパーは宇宙に飛び立つ前にマーフと「必ず戻ってくる」と約束しました。

強い絆で結ばれた親子だったからこそ、最後に何かが2人を引き寄せたのだと思いますね。これが「引き寄せの法則」か、あるいは「マーフィーの法則」か。

 

そして、それを手助けしたのがおそらく”彼ら“。5次元の存在で未来の人類である彼らが2人を引き寄せたのではないでしょうか。

クーパーがデータをマーフに送り終えたあと、ワームホールを通して太陽系に帰還させたのも彼らだったと思われます。

ブラックホールは光さえも飲み込む非常に重力の強い天体。ブランド教授がブラックホール内の特異点データを入手できないとプランAを最初から諦めていたように、ブラックホールは入ったら出るのは不可能でした。

そんなブラックホールから抜け出すには、人間の理解を超えた存在による手助けが必要不可欠と言えますね。

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クーパーが帰還したときの年齢は?

クーパーの年齢についも見ておきましょう。

クーパーが宇宙を飛び立ったときの年齢がわかるシーンはありません。

しかし、娘のマーフの年齢からある程度推測することができます。

 

まず、クーパーがまだ地球にいるときマーフは10歳でした。そこからクーパーたちが飛び立ったあと、土星まで2年。ワームホールを突入後ミラーの星で23年が経過します。

そして、マーフからのメッセージで彼女が誕生日を迎え、クーパーと同じ年齢になったことが分かります。

ということで、メッセージを送った時のマーフの年齢は、10+2+23=35歳。

つまり、地球を飛び立ったときのクーパーは35歳です。

そうすると、クーパーがミラーの星からエンデュランス号に戻ったときの年齢は、35+2+23=60歳

 

ここからマンの星へ行き、最終的にブラックホールの軌道に入ってしまいます。

クーパとアメリアの発言から重力ターンでブラックホールから脱出しようとしているとき、球との時差が51年でクーパーの年齢が120歳であることが判明。

 

ここで疑問に思うのが、エンデュランス号に戻ってきたときから51年経っているとすると、60+51=111で120にはなりません。

9年のズレが生じているのは、おそらくマンの星からブラックホールの軌道に乗ってしまうまでに、重力の影響で地球よりも時間が進むスピードが遅くなったのだと思われます。

アメリアがマンの星はブラックホールの影響で突然変異を促す天体衝突は起きない、だからミラーの星のように微生物さえいないだろうと推測していました。

マンの星がミラーの星のようにがっつりブラックホール/ガルガンチュアの軌道になかったとは思いますが、少なからず時間の影響を受ける場所にあったと思われます。だから9年のズレが生じてしまったのでしょう。

それか、ガルガンチュアの軌道に入ってから、それに気づくまでに地球時間で9年が過ぎてしまったのかも。

 

もし、エンデュランス号が地球との時差を常に観測できる状態なら上のようなズレは生じないと思うので、来るときに通ったワームホールで時間のスピードが遅くなったのでしょうか。

 

前述したとおり、クーパーがマーフの最初のメッセージを聞いてからブラックホールに突入するまで60年が経っています。ですから、マーフも同様に60年が経過し、35+60=95歳ということになります。

クーパーがクーパー・ステーションで目を覚ましたときの年齢を120歳とすると、このときマーフは95歳ということでした。

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