公開初登場一位を飾るなど日本でも人気のある映画ジョーカー。
今回はジョーカーの続編はあるのか、監督や俳優がどのようにコメントしているのか調査していこうと思います。
仮に続編があるとして、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の参戦やバットマンと対決はあるのかに考察していきます!
目次
ジョーカーの続編について監督と俳優のコメント
ジョーカーの続編について、監督を務めたトッド・フィリップスとジョーカーを演じた俳優のホアキン・フェニックスが現在どのようなコメントを残しているのか見てみましょう。
トッド・フィリップスのコメント
公開前の段階で監督のトッド・フィリップスが次のようにコメント。
続編の計画はありません。僕たちの作った今回の映画は、ワーナー・ブラザースに1本限りの作品として提案したもので、独自の世界に存在する、今回で終わりのものです。
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昨今のアメコミ映画は当然のように続編がありますが、ジョーカーは完全に独立した作品として作られたようですね。最初から続編を作る気はなく、1作の映画として完結させることを目標に作られたからこそ、続編がないと言い切れるのだと思います。
しかし、もしもホアキンがまたジョーカーを演じたいというなら、続編について検討するようです。
もし彼が本気でそう言うなら、真剣に検討すべきだろう。状況は一変するはずだ(笑)。今のところ、そういう提案は出ていないけどね。
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あそこまで減量し、体を張って演技した彼がまたやりたいと言うなら、監督は続編を作らざる負えなくなると思います。
ただ、ホアキンがまたジョーカーを演じたいと思うか、あの狂気っぷりを見ている私が思うに、もう演じくたいのではないでしょうか。
ホアキン・フェニックスのコメント
ところが、ホアキンは意外にもジョーカー続編はない、ジョーカーを演じたくないと断言していないんですよね。
正直に言うと、(ジョーカーについて)ずっと考えてしまいます。トッド(・フィリップス監督)とは、また一緒にやれそうなことについての話をたくさんしましたよ。基本的には、とにかくまた一緒に仕事をするという話でしたが、“もしジョーカーで何かやれることがあるならば、それも面白いかも”という話もしたんです。
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演じた後もジョーカーのことを考えとしてまうなんて、それだけジョーカーになりきっていたということでしょう。そして、それが嫌だったわけではなく、体や頭が覚えているくらい自分の表現したいジョーカーを演じることができた、納得のいくジョーカーを演じることができたのだと思います。
トッド・フィリップスとまたやりたいと言っているとはいえ、それがジョーカーではなく他の作品の可能性もあります。ただ、トッド・フィリップスが作りたいジョーカーとホアキンが演じたいジョーカーがまた重なれば、続編があるかもしれませんね。
仮にジョーカーの続編があるとして
では、仮にジョーカーの続編があるとして、どのようなストーリーになるか考えていこうと思います。
ジョーカーがDCEU(DCユニバース)に参戦か
映画ジョーカーは、2013年以降のDCヒーローが共存する世界DCEUから外れて作品が作られました。ですから、ジョーカーが登場したゴッサムの世界には、今まで登場したDCヒーローはいませんし、映画に登場したブルース・ウェインもベン・アフレックが演じたバットマンとは関係ありません。
もし続編が作られるようになった場合、一つ考えられるのがDCEUのヴィランとしてジョーカーが登場するということ。ただトッド・フィリップスの「ジョーカーが独自の世界に存在する」という発言から、DCEU参戦は可能性としは極めて低いと思われます。魅力的なキャラなので見てみたいところではありますが…
MCUにおけるサノスのような存在で、DCのヒーローがどのようにしてジョーカーを倒すのか。単純にパワー勝負ではなく、ジョーカーのモラルや思想に真っ向から立ち向かうところがみたいですね。
今のDCEUはクロスオーバーを一旦諦め、単体作品でユニバースを広げていく方向にシフトしましたが、ホアキンのジョーカーがヴィランとしてDCEUにうまくハマれば、面白くなる可能性は大いにあると思います。

バットマンとの対決
もう1つ考えられるのがバットマンとジョーカーの対決。
映画ジョーカーを見たあとに、劇中に登場したブルース・ウェインが大きくなってバットマンになり、ホアキンのジョーカーと対峙したらどうなるのかと考えた人はいるはず。
今作はコメディアンを目指すアーサーがジョーカーになるまでの誕生秘話を描き、ジョーカーのオリジンとしてよくできた作品だと思います。
ただ、映画ダークナイトで「バットマンがいてこそのジョーカー」というものを見せられたのもあり、続編でジョーカーがバットマンとの対決するところを見たいという願望はありますね。
2021年に公開されるザ・バットマンとは共演しないとトッド・フィリップス監督が語っており、ジョーカー独自の世界で、彼と対峙するバットマンを描いていほしいところです。



最後に
以上、ジョーカーの続編についてまとめました。。
おそらく、制作段階ではジョーカーは1話完結、続編はなしという考えだったと思います。
ところが、想像を越えるヒットと観客の続編への期待からトッド・フィリップスもホアキン・フェニックスも次を考えてもいいのではないかと思い始めたように感じますね。ヒットしたから続編というのは個人的にあまり好きではないですが、二人が同じ価値観のもと再びタッグを組めば、続編も魅力的な作品になると思います。期待したいですね。