日本では6月に劇場公開する実写「リトルマーメイド」。アメリカでは一足先に公開されたので、初週の興行収入及び、評価を見ていきたいと思います。
他のディズニープリンセス実写作品と比べて爆死なのか、海外の評価を調査!
目次
実写リトルマーメイドの興行収入は爆死?
アメリカでは好調のスタート
実写リトルマーメイドが全米で5月26日(金)に公開しました。
公開から3日間の全米の興行収入は9,550万ドル。
一つ前のディズニープリンセス実写映画「アラジン」が初登場9,160万ドルでしたので、前作を超えるヒットと言えます。
今回、主人公アリエル役に黒人の女優さんが起用されたことに対して否定的意見もあり、爆死するのでは?という予想も多かったでしょう。
なので、このヒットは意外でしたね。作品自体は面白いと言えます。また、多民族国家のアメリカだからこそ、受け入れられている部分もあると思います。
ちなみに、米映画評論サイト「Rotten Tomatoes」の評価は以下の通り。(5月30日現在)
- 評論家;100点満点中68点
- 観客;100点満点中98点
映画評論家の評価は厳しいですが、オーディエンスの評価はめちゃくちゃいいですね。
中国では大爆死!?
しかしながら、今やハリウッド映画の巨大マーケットである中国では爆死しています。
オープニング3日間の興行収入はたったの250万ドル。
ちなみに中国における実写アラジンのオープニング成績は1,860万ドルでした。
昨年末に公開されたアバター/ウェイオブウォーターが初登場5,680万ドル、リトルマーメイドの1週間前に公開されたワイルド・スピード/ファイヤーブーストが5,080ドル。
超大作に関してはアメリカに次ぐ二番目の成績を収めているケースが多いです。
ということで中国では映画館に入りが悪いわけではなく、単純にリトルマーメイドが中国ではあまり人気がないといえます。
他の国のオープニング興行収入はメキシコが850万ドル、イギリスが630万ドル、イタリアが470万ドルです。
各国のオープニング成績や世界全体の興行収入は以下のサイトで確認できます。
https://www.boxofficemojo.com/releasegroup/gr951210501/
日本の興行収入は爆死?
6月9日に公開する日本では興行収入はどうなるでしょうか。
実写アラジンの売上がアメリアに次ぐ2番目の成績だっただけに、今作への期待も高いでしょう。
ただし、日本ではアニメのアリエルの印象が強く、今回の配役には納得いっていない人も多いはず。
果たして、そういう方が見に行くかどうか。
アニメや漫画原作の実写映画は、日本ではあまり好評ではありません。
原作と比較したときに、再現度の高さが重要視される側面があるからでしょう。
もしかしたら、日本も中国のように爆死する可能性は十分にあります。
追記
日本でも公開され、初登場3日間の売上が発表されました。
初週の興行収入は510万ドル。
アメリカ、メキシコ、イギリスに次ぐ4番目の売上となっています。
実写アラジンのときは初登場で1000万ドルを超えていましたので、今作はアラジン超えとはならなそうです。
中国ほど爆死してないとはいえ、ディズニー人気の日本で前作の半分の数値というのは、あまり評価がよくないということではないでしょうか。
やはり、今作のアリエル役の起用をはじめ、アニメ版と比較してどうかという部分で受けいられない模様。
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