ティム・バートン監督によって2010年に公開されたディズニーの実写映画『アリス・イン・ワンダーランド』。
不思議の国に迷い込んだアリスの冒険を描いたこの作品は、個性豊かなキャラクターたちで彩られています。
その中でも、ひときわ存在感を放っているのが、真っ白な肌に赤い唇、そして奇抜なファッションを身につけた白の女王(本名:ミラーナ)です。
しかし、この白の女王、実は「怖い」「嫌い」と感じる人が多いようです。
一体なぜなのでしょうか?
その理由を探るべく、今回は白の女王を演じた女優や、その演技、キャラクター設定などを詳しく掘り下げていきます。
さらに、白の女王の日本語吹き替えを担当した声優や、作中で彼女が口にする薬についても解説。
「アン・ハサウェイ 嫌い」と検索する人がいるのはなぜなのか?
その謎にも迫ります。
この記事を読めば、白の女王に対する見方が変わるかもしれません。
目次
白の女王の女優は?
アリス・イン・ワンダーランドで白の女王を演じたのは、ハリウッドを代表する女優、アン・ハサウェイです。
彼女は『プラダを着た悪魔』や『レ・ミゼラブル』、『インターステラー』など、数々の話題作に出演し、アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、実力派として知られています。
そんな彼女が演じた白の女王は、その強烈なビジュアルと奇抜な言動から、観客に強烈な印象を与えました。」
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しかし、その一方で、「怖い」「嫌い」といった声も上がっているのは事実です。
白の女王が「怖い」
「嫌い」と言われる理由は?
では、なぜ白の女王は「怖い」「嫌い」と言われるのでしょうか?
その理由として、以下のような点が挙げられます。
① 支配的で傲慢な性格
白の女王は、ワンダーランドの支配者として君臨し、自分の思い通りにならないことがあると、すぐに癇癪を起こして周囲に当たり散らします。
その姿は、まさに「女王様」という言葉がぴったりです。
また、常に自分が一番でなければ気が済まないという傲慢な性格も、人々に嫌悪感を抱かせる一因となっていると考えられます。
② 狂気じみた言動
白の女王は、予測不能な言動を繰り返す、まさに狂気じみたキャラクターです。
たとえば、気に入らないことがあると、「首を刎ねろ!」が口癖のように飛び出します。
また、感情の起伏が激しく、突然笑い出したり、泣き出したりするなど、情緒不安定な様子も見られます。
このような常軌を逸した行動は、観客に恐怖感を与えるとともに、嫌悪感を抱かせる要因となっていると言えるでしょう。
③ 不気味な外見
白の女王の外見も、「怖い」「嫌い」と言われる理由の一つです。
真っ白な肌・衣装と対象的な黒くて太い眉毛は、見る人によっては不気味な印象を与えるかもしれません。
奇抜なメイクと衣装は、彼女の狂気を際立たせる要素となっています。
これらの要素が組み合わさることで、白の女王は「怖い」「嫌い」というイメージを持たれてしまうのでしょう。
④ アン・ハサウェイの演技
アン・ハサウェイの演技力が高く評価されている一方で、白の女王の演技に関しては「わざとらしい」「オーバーすぎる」といった批判的な意見も一部存在します。
彼女の演技が、白の女王の「怖い」「嫌い」というイメージを植え付けた可能性も考えられます。
白の女王の日本語吹き替え声優は?
深田恭子の演技力は下手?
日本語吹き替え版で白の女王の声を担当したのは、女優の深田恭子さんです。
深田恭子さんは、その可愛らしいルックスと高い演技力で、幅広い世代から支持を集める人気女優です。
白の女王の強烈なキャラクターをどのように演じているのでしょうか?
ネット上では、「深田恭子の声と白の女王のイメージが合っている」「可愛らしいのに狂気じみた感じが出ていて良い」といった肯定的な意見が多く見られます。
一方で、「深田恭子の声だと白の女王の怖さが半減してしまう」といった意見も一部存在します。
しかし、全体的には深田恭子さんの演技力は高く評価されており、白の女王の複雑なキャラクターを見事に表現していると言えるでしょう。
白の女王が愛用する薬とは?
作中で白の女王が頻繁に口にする薬は、「アップルクリームタルト」と呼ばれるものです。
これは、心を落ち着かせる効果があるとされていますが、実際には依存性が高く、過剰に摂取すると幻覚や妄想を引き起こす危険な薬です。
白の女王は、この薬に依存しており、常に摂取することで精神を安定させていると考えられます。
しかし、その一方で、薬の副作用によって、彼女の精神はさらに不安定になっている可能性も否定できません。
アン・ハサウェイが「嫌い」
と言われる理由とは?
アン・ハサウェイは、実力派女優として高い評価を得ている一方で、「嫌い」という声も聞かれます。
その理由としては、「完璧すぎる」「優等生すぎる」といったイメージを持たれていることが挙げられます。
また、過去の言動や行動が「あざとい」「計算高い」と受け取られてしまうこともあるようです。
特に、映画『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞を受賞した際の、スピーチでの態度が「わざとらしい」「謙虚さがない」と批判を浴び、アンチを増やしてしまったと言われています。
さらに、アカデミー賞授賞式で着用したドレスが、胸が浮き出て見えるデザインだったため、物議を醸しました。
この件に関して、彼女は事前にドレスの変更を知らされていなかったと釈明しましたが、「話題作りを狙ったのではないか」という憶測も飛び交い、批判の声は収まりませんでした。
しかし、これらはあくまでも一部の意見であり、アン・ハサウェイを支持するファンも多くいます。
白の女王の本名と名言は?
白の女王の本名は、ミラーナです。
彼女は、「お誕生日じゃない日のプレゼントなんて、もらったことがないわ!」という名言を残しています。
この言葉は、彼女のわがままで自己中心的な性格をよく表しています。
また、「不可能なんて、ありえない!」という言葉も有名です。
これは、どんな困難な状況でも、決して諦めないという彼女の強い意志を示しています。
英語版では “Impossible is nothing!” というセリフになっています。
白の女王のモデルとなった人物は?
白の女王は映画オリジナルのキャラクターです。
原作のハートの女王、赤の女王をモチーフにした赤の女王イザベラスのようなモデルになった人物はいません。
赤の女王との幼少期の関係については下の記事にまとめています。
アリスインワンダーランドの赤の女王はなぜ頭が大きい?幼少期がかわいそう?
最後に
今回は、映画『アリス・イン・ワンダーランド』に登場する白の女王について、詳しく解説しました。
白の女王は、「怖い」「嫌い」と言われることもありますが、その一方で、強烈な個性と存在感で、多くの観客を魅了しているのも事実です。
この記事を通して、白の女王の魅力を少しでも感じていただけたら幸いです。
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