4月1日に劇場公開される「モービウス」。
この記事では、映画モービウスを見る前に予習するべきマーベル作品について解説。
また、公開前に見るべき作品について、どの配信サービスで見れるのかもまとめていきます。
目次
モービウスはマーベル作品の予習はいらない?
結論、モービウスの前に必ずしも見ないといけない作品はありません。
というのも、今作はモービウスを主人公に描いた作品の1作目。
マイケル・モービウスが治療の代償で得た特殊能力で、ダークヒーロー”モービウス”に覚醒するまでを描いています。
つまり、「ヒーローの誕生秘話」が映画のテーマであり、他の作品でキャラクター関係や時系列を予習する必要がないのです。
映画の雰囲気としては、2018年公開の映画「ヴェノム」と近いと思います。この作品もシリーズ1作目でエディーブロックがヴェノムになるまでを描いていました。
モービウスの前に見るべき作品は?
とはいえ、時間に余裕があるなら、MCU版スパイダーマン3部作とヴェノム・シリーズは見ておくことをおすすめします。
- スパイダーマン/ホームカミング
- スパイダーマン/ファーフロムホーム
- スパイダーマン/ノーウェイホーム
- ヴェノム
- ヴェノム/レットゼアビーカーネイジ
理由について解説していきます。
なお、最新作スパイダーマン/ノーウェイホームは、2022年3月23日から配信開始。
ホームカミングのヴァルチャーが登場
まず、スパイダーマン/ホームカミングのヴィラン「ヴァルチャー」が映画モービウスに登場。この情報は公式の予告編で既に明らになっています。
ですので、最低限ホームカミングは見ておいたほうがいいかも。
しかしながら、予告の段階では今作に登場するヴァルチャーはホームカミングのヴァルチャーとは異なると考えられ、必ずしも繋がりがあるとはいえません。
>>モービウスにヴァルチャー登場?エンドクレジットの意味を図で解説!
どういうことかと言うと、モービウスがいる世界とスパイダーマン/ホームカミングの世界が異なる可能性があるのです。
それぞれの世界をMCUとSSUに分けることができます。
- MCU:スパイダーマン/ホームカミング
- SSU:モービウス
知っている方が多いと思いますが、MCUとはマーベル・シネマティック・ユニバースの略称。アベンジャーズのヒーローがいる世界を表しています。
ヒーローが同じ世界にいるため、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなどが個々で単独作品を持っていながら、映画アベンジャーズでクロスオーバーできるのが特徴ですね。
もう一つが、モービウスがいる世界のSSU。ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの略称です。
ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント(SPE)が制作するマーベル作品を指し、ヴェノムやモービウスなどがいる世界を表しています。
これにより、キャラクター名と俳優はホームカミングと同じヴァルチャーは、実は映画モービウスでは全く新しいキャラクターと考えられるのです。
そうなれば、過去のキャラクター像を知る必要がないため、ホームカミングの予習はいりません。
ただ、100%別のキャラとは言い切れないので、見ておくのが無難ですね。
モービウスと同じ世界にいるヴェノム
先程説明した通り、モービウスとヴェノムは同じ世界にいます。
予告編でモービウスが「I am Venom」というシーンがありました。これは、モービウスはヴェノムを知っているということ。
モービウスの時系列は明らかになっていませんが、この事実からある程度予想はできるでしょう。考えられる時系列は以下の2択。
- ヴェノムが世間に知らされた映画ヴェノムの後
- ヴェノムとカーネイジの対決が勃発したヴェノム2の後
時系列を把握するために、ヴェノム1作目と2作目で何が起こったのかは知っておきたいところ。
また、モービウスとヴェノムがいる世界をSSUというくくりにしている以上、今後二人がクロスオーバーする可能性があります。そのためにもヴェノムの作品は予習しておいたほうがいいでしょう。
SSUのカギを握るスパイダーマン
最後にスパイダーマンの単独作品について。
先程ホームカミングを紹介しましたが、残りの2作品のファーフロムホームとノーウェイホームも見ておいたほうがいいですね。
何度も出てきたSSUとは、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースと言いました。
ここでピンときた方がいると思いますが、スパイダーマンの権利を持っているのは実はソニーなのです。
ではなぜ、ソニーがマーベル・スタジオが生み出したMCUの世界にいたか。これはソニーとマーベル・スタジオが共同制作という形でスパイダーマン3部作を作ったからでした。
>>スパイダーマンの配給会社とマーベル/MCUの権利関係について図で解説!
ソニーとしては、大人気のスパイダーマンをSSUの世界に登場させたいはず。
既に30作品以上あるMCUとは違い、SSUは映画モービウスで3作目です。
なので、SSUのユニバースを大きくする、また、魅力あるものに発展させるためにもスパイダーマンの存在は不可欠でしょう。
そう考えると、今後どこかのタイミングでスパイダーマン、ヴェノム、そしてモービウスが三つ巴になるんじゃないかなと予想しています。
あるいはまだ実現していないシニスター・シックスの結成か。
>>ノーウェイホームに登場するヴィラン(敵役)は?シニスター・シックスの候補は?
なので、今後スパイダーマンがSSUに登場したときのために、スパイダーマンの過去作も予習しておくといいと思います。
>>ノーウェイホームの前に最低限見るべきスパイダーマン作品は?予習するべきMCU映画はどれ?
モービウスの予習になる作品が見れる配信サービスは?
では、ここまで紹介した作品はどの配信サービスで視聴できるのでしょうか。
結論、すべての作品がAmazonプライム・ビデオで視聴可能。U-NEXTだとノーウェイホーム以外は見れます。
配信状況は表の通り。(2022年3月23日現在)
作品 | Amazon | U-NEXT |
ホームカミング | ◎ | ◎ |
ヴェノム | ◎ | ◎ |
ファーフロムホーム | ◯ | ◯ |
ヴェノム2 | ◯ | ◯ |
ノーウェイホーム | △ | ✕ |
◎:見放題 ◯:有料レンタル △:購入のみ ✕:視聴不可
AmazonのプライムビデオとU-NEXTの違いをまとめると次の通り。(横スクロールできます)
Amazon | U-NEXT | |
月額料金 | 500円 | 2,189円(※1,490円) |
無料期間 | 30日 | 31日 |
ポイント付与 | なし | 初回600Point 毎月1200Point(2ヶ月目以降) ※1,490円プランはポイント付与なし |
レンタル料金 ファーフロムホーム |
199円 | 199円(ポイント) |
ヴェノム2 | 700円 | 770円(ポイント) |
ノーウェイホーム | 視聴可 | 視聴不可 |
初月にファーフロムホームとヴェノム2を見ることを想定すると…
U-NEXTだと無料期間に付与される600ポイントでファーフロムホームが視聴可能。レンタル料金はヴェノム2の770円だけ。
対してAmazonのプライムビデオはポイント制度がないため、初月に見たとしても199円+700円で899円発生します。ただ、最新作ノーウェイホームが見れるのはプライムビデオのみ。(2022年3月現在)
2ヶ月目以降を想定すると、月額料金が安いプライムビデオが魅力的かもしれません。
しかし、U-NEXTは毎月1200ポイント付与されるます。このポイントを使えばレンタル作品を1~3本は無料で視聴可能。
ですので、毎月新作映画を3本以上見る方は、レンタル料金が抑えらるU-NEXTのほうがいいんじゃないかなと。
まとめ
以上、映画モービウスの予習になる作品と配信サービスについてまとめました。
最初に述べた通り今作はシリーズ1作目。
ですので、必ずしも見ないと序盤から置いてかれることはないでしょう。
ただ、マーベル作品の世界観を知るのと今後の予習のために以下の作品は見ておくといいと思います。
- スパイダーマン/ホームカミング
- ヴェノム
- スパイダーマン/ファーフロムホーム
- ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
- スパイダーマン/ノーウェイホーム