あの伝説のSF映画『マトリックス』が帰ってきた!
2021年12月、最新作『マトリックス レザレクションズ』が公開され、世界中のファンが熱狂しました。しかし、予告編を見たファンは、あることに気づいたはずです。主要キャラクターの一人、モーフィアスが変わっている…!?
そう、過去シリーズでモーフィアスを演じてきたローレンス・フィッシュバーンではなく、新たな俳優がその役を担っているのです。一体なぜ俳優が変わったのか? そして、新しいモーフィアスはどんな人物なのか? 今回は、その謎に迫ります。
目次
新たなモーフィアスを演じるのは?
『マトリックス レザレクションズ』でモーフィアスを演じるのは、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世です。
彼は1986年生まれのアメリカの俳優で、近年、DC映画『アクアマン』のブラックマンタ役や、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』など、話題作への出演が続いています。
俳優交代の理由は?
では、なぜモーフィアス役の俳優が変わったのでしょうか?
まず考えられるのは、スケジュールの都合です。 実際、本作ではエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングが、舞台のスケジュールの都合で出演を断念しています。
しかし、ローレンス・フィッシュバーンに関しては、出演オファー自体がなかったようです。
つまり、製作サイドは最初から、若い俳優にモーフィアス役を演じてもらうつもりだったと考えられます。
死亡説はデマ!
ローレンス・フィッシュバーンは健在
一部では、「モーフィアスが『マトリックス レボリューションズ』(2003年)で死亡したため、俳優が交代した」という噂も流れていますが、これは間違いです。
ローレンス・フィッシュバーンは現在も俳優として活躍しており、2023年には映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』にも出演しています。
フィッシュバーンは2024年現在63歳。
新しいモーフィアスはどんな人物?
予告編では、モーフィアスが鏡の前に立ち、驚いた表情を浮かべるシーンが印象的でした。これは、彼が仮想現実と現実世界の境界線に気づき始めたことを示唆しているのかもしれません。
また、本作のモーフィアスは、過去シリーズとは異なる設定になっている可能性があります。過去の記憶を失っているのか、それとも全く別の存在なのか…。
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世自身も、「私が演じたのは、ローレンスが演じたモーフィアスの若い頃ではない」と語っています。
モーフィアスの正体は下の記事で考察しています。(ネタバレ注意!)
俳優交代は作品にどんな影響を与える?
モーフィアス役の交代は、本作にどのような影響を与えるのでしょうか?
まず、新たな解釈が生まれる可能性があります。ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世は、ローレンス・フィッシュバーンとは異なる魅力を持つ俳優です。彼が演じることで、モーフィアスというキャラクターに新たな深みと複雑さが加わるかもしれません。
また、物語の展開にも影響があるでしょう。過去の記憶がないモーフィアスが、どのようにネオやトリニティと関わっていくのか? そして、彼は仮想現実と現実世界のどちらを選択するのか?
俳優交代によって、観客は『マトリックス』の世界を新鮮な視点で見つめ直すことができるはずです。
最後に
『マトリックス レザレクションズ』におけるモーフィアス役の交代は、多くのファンにとって驚きだったでしょう。しかし、これは単なるキャスト変更ではなく、新たな物語の始まりを告げるものなのかもしれません。
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が演じる新しいモーフィアスが、どんな活躍を見せてくれるのか、期待が高まります。
映画を観る際は、ぜひ彼の演技にも注目してみてください。きっと、あなたを『マトリックス』の新たな世界へと導いてくれるはずです。
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