マトリックスシリーズの主要キャラクターであるモーフィアス。
最新作レザレクションズでは、俳優が変わって再登場しましたね。
今作における彼の役柄が複雑だったので解説していこうと思います。冒頭シーンやなぜモーフィアスは粒子状だったのかにフォーカスして見ていきます。
この記事では、マトリックス レザレクションズのネタバレを含みます。
目次
レザレクションズのモーフィアスはスミス!?
冒頭シーンで、マトリックス1作目と同じトリニティがエージェントから逃げるシーンが展開されます。
ところが1作目と異なり、モーフィアスがエージェント・スミスとしてトリニティを追っていました。
予告編でネオに赤いピルを差し出すシーンがあったので、これまでと同じ役柄と思い戸惑った方が多いのはないのではないでしょうか。
まず、冒頭シーンはマトリックスの中のゲームの世界です。バッグス(青髪の女性)はこの世界を”モーダル“と呼んでいました。
おそらく、ネオを探すためマトリックスの世界に入ったはずが、マトリックスの中のゲームの世界に入りこんでしまったのでしょう。
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後に明らかになりますが、このゲームを開発したのはネオ。
レボリューションズのあと再びマトリックスの世界に戻されたネオはゲームクリエイターとして我々観客が知っているマトリックス3部作をゲームにしてしまいました。
そして、ゲームの中ではなぜかモーフィアスがエージェント・スミスの立ち位置だったのです。
ゲームの中に入ったバッグスとシークは、トリニティの行方を追います。途中エージェントたちにバレてしまうも、なぜか敵のはずのモーフィアスがバッグスを救出。
ここの彼の行動が未だに謎ですが、バッグスに接触したことをきっかけに、ゲームではなくマトリックスの世界における本来の役割(=ネオを見つけ出し彼をマトリックスから開放する)を思い出したのではないかなと。
ネオは無意識的にゲームの中のモーフィアスに対し、自分(ネオ)を開放するという1作目のモーフィアスの役割をプログラムしていたと見ています。(かなり強引な気がしますが….)
そして、バッグスはモーフィアスに赤いピルを飲ませ、彼をゲームの世界から開放させたのでした。
バッグスはネオを探すことが目的でありモーフィアスを見つけ出す予定はなかったと思いますが、偶然にも彼に出会うことができたといった感じでしょう。
現実世界のモーフィアスはなぜ粒子状なの?シンシエントとは?
しばらくして、マトリックスの中でモーフィアスがネオに接触します。ネオは自分が生み出したキャラクターが実態として目の前に立っていたので、すぐには受け入れられませんでした。
ゲームの世界を次々に見せられ現実か夢が区別できなくなっていくネオ。
最終的にネオはモーフィアスの導きで赤いピルを飲み、マトリックスから開放され現実世界に姿を現します。
ところが、現実世界にはモーフィアスはいませんでした。彼は元々ネオが作り出したゲームキャラクターですから、現実世界には人間の姿で存在しないんですね。
ただ彼はシンシエントと呼ばれる人類との共存を選んだ機械として現実世界で暮らしていました。シンシエントは肉体が粒子で構成されているのが特徴。
ここで謎なのが現実世界のモーフィアス(シンシエント)とネオが作り出したモーフィアス(スミス)が同一人物だったのかどうか。
おそらく二人は同一の存在ではあり、バッグスの導きでモーフィアスはゲーム(モーダル)→マトリックス→現実世界と順序を経て、現実世界に姿を現した機械(プログラム)ではないでしょうか。
元が人間ではなくプログラムに変わっただけで、ネオと同様マトリックスから開放された存在であると思います。
モーダルと呼ばれるマトリックス内のゲームやソフトの中に入ることが可能になったことをきっかけに、現実世界とプラグで繋がれていないプログラムに対しても、シンシエントとして現実世界に具現化させることができるようになったと見ています。
もしかしたら、マトリックス内のプログラムであるサティやメロビンジアンといったエグザイルもシンシエントになりえるのかもしれません。
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※本ページの情報は2021年12月時点のものです。最新の配信状況はアマゾンプライムにてご確認ください 。