ベビーマスクの殺人鬼に何度も殺される誕生日の繰り返しから、ようやく抜け出したツリー。
しかし、平穏な日々は束の間、今度は恋人のルームメイト、ライアンがタイムループに巻き込まれてしまう。そして、物語はさらに複雑な展開へ。
なぜライアンは二人いるのか?ループする原因は? 今回は、ハッピー・デス・デイ2Uで明かされる数々の謎を徹底解説! 予測不能なストーリーと、手に汗握るスリリングな展開から目が離せない!
ハッピーデスデイ2のネタバレを含みます
目次
【ハッピー・デス・デイ2U】
なぜループするのか解説
ハッピー・デス・デイ2Uでは、前作で謎に包まれていたタイムループの発生理由がついに明らかになります。
その原因は、ライアンが開発していた実験装置「シシー」でした。
実験装置「シシー」とタイムループの関係
ライアンは、分子レベルで時間の減速を可能にする装置「シシー」を開発していました。しかし、装置は意図せずタイムループを作り出す装置だったのです。 18日の午前0時に装置が稼働したことがきっかけで、ツリーは18日を何度も繰り返すことになってしまったのです。
ライアンに移動したループとツリーの次元移動
前作でツリーは、ループの原因となっていたロリを殺害し、タイムループから抜け出しました。
しかし、ループは消滅せず、今度はライアンに移動してしまいます。 ライアンはループを止めるためにシシーを再稼働させますが、その際に装置がショート。
ツリーは別次元へと飛ばされ、再び18日の朝を迎えることになったのです。
別次元での新たな展開とループ脱出への挑戦
ツリーが飛ばされた別次元では、元の世界とは異なる人間関係や状況が存在していました。
母親は生きており、恋人であるはずのカーターは、なんとダニエルと付き合っていたのです。
正しいアルゴリズムを見つける試練
ツリーは、この別次元でのループを終わらせるため、正しいアルゴリズムを見つけ出す必要がありました。
ループするたびにデータが消去されるため、記憶を保持できるツリーが記憶装置となり、様々な方法で自殺を繰り返しながら、正しいアルゴリズムを探し求める過酷な試練に挑むのです。
二つの世界の選択とツリーの決断
ついにシシーが完成し、ツリーはどちらの世界に留まるかの選択を迫られます。 最初は母親が生きている別次元に残ることを決意しますが、そこでの母親との記憶がないことに気づき、最終的に元の世界に戻ることを決断するのでした。
ハッピー・デス・デイ2Uにおける
仮面の犯人と動機
ハッピー・デス・デイシリーズの象徴とも言えるベビーマスクの殺人鬼。 2Uでは、その正体と動機が複雑に絡み合っています。
1作目と2Uでの仮面の犯人の違い
- 1作目: ツリーのルームメイト、ロリ。ツリーとバトラー先生の関係に嫉妬し、ツリーを殺害しようとします。
- 2U(9月19日): 別次元から来たもう一人のライアン。タイムループを止めるために、オリジナルのライアンを殺害しようとします。
- 2U(9月18日): バトラー先生。不倫が妻にバレたため、口封じのためにロリを殺害しようとします。
それぞれの犯人の動機
- ロリ: ツリーへの嫉妬と憎悪。
- もう一人のライアン: タイムループを終わらせ、世界の崩壊を防ぐため。
- バトラー先生: 不倫の事実を隠蔽し、自身の保身のため。
ダニエルは被害者なのか?
ダニエルは、ツリーが飛ばされた別次元でカーターと付き合っている女性です。
初見では、ツリーからカーターを奪った恋敵のように見えますが、実は彼女もまた、何者かに命を狙われる被害者でした。
ダニエルを狙う犯人の正体と動機
ダニエルを狙う犯人の正体は、なんとカーターでした。
カーターは、ツリーが元の世界に戻るためにシシーを起動させることを阻止しようとしていたのです。
別次元でツリーとカーターの関係を築くことができなかった彼は、ツリーが元の世界に戻ってしまうことを恐れ、ダニエルを利用してシシーの起動を妨害しようとしたのでした。
最後に
ハッピー・デス・デイ2Uは、タイムループというSF要素と、スリリングなホラー、そして複雑な人間ドラマが絶妙に絡み合った作品です。
本作では、前作で謎だったタイムループの発生理由が明かされ、さらにパラレルワールドという新たな要素が加わることで、物語はより複雑かつ魅力的なものとなりました。
また、ベビーマスクの殺人鬼の正体や動機も、それぞれの状況や思惑が絡み合い、最後まで目が離せない展開となっています。
この記事を通して、ハッピー・デス・デイ2Uの謎と魅力を少しでも深く理解していただければ幸いです。 まだご覧になっていない方は、ぜひ一度この手に汗握るタイムループホラーの世界を体験してみてください。