ブリー・ラーソン主演の映画キャプテン・マーベル。
今回はネタバレありでストーリーや登場人物の関係を解説していこう思います。
キーマンとなるジュード・ロウ演じるヨン・ログやスクラル人の目的、キャプテン・マーベル自身の記憶に触れながらまとめていきます。
この記事では映画キャプテン・マーベルのネタバレを含みます
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目次
キャプテン・マーベルの時系列
アベンジャーズ/エンドゲーム直前の2019年3月に公開されたキャプテン・マーベル。しかし、物語の時系列はエンドゲームの直前ではなく1990年代です。アイアンマンやキャプテン・アメリカたちがアベンジャーズを結成する前のお話ですね。
今作に登場したニック・フューリーはシールドの長官になる前のヘッドエージェント、フィル・コールソンも新米エージェントとして活動していました。
鍵となる四次元キューブ(テッセラクト)は、キャプテン・アメリカ1作目のあとにシールドで保管されます。しかし、80年代になるとクリー人のマー・ベルがヴェンデ・ローソンという名でキューブを使った”ペガサス計画”を進めていました。
そして1989年の事故を機に、キャロル・ダンバースが記憶を喪失。本編はそれから6年後が舞台です。
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キャプテン・マーベルの相関図!
今回は大きく分けて3つの種族;地球人、クリー人、そしてスクラル人が登場しました。相関図にまとめると以下のようになります。
キャプテン・マーベルは地球人orクリー人?
主人公キャロル・ダンバースはもともとは地球人です。
しかし、アメリカの空軍パイロットととして飛行試験をしているときに、事故に巻き込まれます。そして、飛行機のエンジンに含まれていた四次元キューブのエネルギーを体内を取り込んでしまい超人的な力を取得。
事故の際にクリー人の血を輸血されたことで青い血が体内にやどります。ですから、半クリー人と言ってもいいでしょう。
クリー人は何者?
冒頭でキャロルとともに活動していた精鋭部隊”スターフォース“に所属するヨン・ログやミンエルヴァ、コラスは皆クリー人です。
彼らは巨大国家クリー帝国の住人。クリーの文明の中心地;惑星ハラを拠点に活動していました。
基本的に青い肌が特徴的な種族ですが、ヨン・ログやコラスのような地球人と同じ肌の色の人間もいます。
飛行機事故の際にヨン・ログに殺されたマー・ベルもクリー人。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1作目のメインヴィランとして登場したロナンもクリー人ですね。今作では、終盤C-53(地球)に奇襲をかけるもキャプテン・マーベルにやられてしましいました。
スターフォースのコラスは、ガーディアンズの時系列ではロナンの部下として活動。序盤でクイル(スター・ロード)と対面しています。
スクラル人は何者?
序盤でキャプテン・マーベルを捕え、彼女を追っていたスクラル人。
彼らは薄緑色の肌と長い耳が特徴的な種族。X-MENのミスティークのようなシェイプシフター(他人の姿、声帯をコピーする)の能力を持ちます。
キャプテン・マーベルのネタバレ解説
キャプテン・マーベルから失われた記憶
物語はキャロルの”記憶”にフォーカスされ展開されました。
地球に降り立った彼女は、記憶の断片から真実を突き止めようと、手がかりとなる場所や人物を訪れます。
序盤では、キャロルはスクラル人に襲われた際に記憶を失い、クリー人のヨン・ログに助けられたとされていました。そしてクリーの青い血を輸血されたことで超人的な能力を取得したと彼女自身も思っていたでしょう。
とこらが、旧友マリア・ランボーを訪れた際にキャロルの過去の真実が明らかになります。
スクラル人のタロスが入手したペガサス計画のブラックボックスにより、キャロルが操縦する機体を撃墜したのはクリー人。そして、ヨン・ログがキャロルと一緒に乗っていたヴェンディ・ローソンを殺害したことが判明します。
その機体には、ローソンが研究していた”ライトスピード・エンジン”が搭載されていました。キャロルはローソンの研究をヨン・ログに渡さないため自らエンジンを破壊。
このときエンジンから放たれた四次元キューブのエネルギーを浴びてしまい、超人的な力を得たのでした。
ジュード・ロウ演じるヨン・ログの目的は?
ヨン・ログをはじめとするクリー人は、キャロルが事故で得た超人的な能力を利用。
スクラルを滅ぼすための戦闘員に育てることが狙いだったと思われます。
そのため、ヨン・ログやクリーを統括するAI「スプリーム・インテリジェンス」は、キャロルに「スクラルは他人になりすまし、他の惑星を征服してきた」と嘘の情報を与えて洗脳。
また、彼女自身の記憶を改竄し、あたかもスクラルが彼女を襲ったように見せかけました。
スクラル人はキャプテン・マーベルの味方orヴィラン?
最初はクリーを脅かす存在で今作のヴィランだと思われたスクラル人。ところが、逆にクリー人のほうがスクラルの住処を奪い追い詰めていました。故郷を奪われたスクラル人は難民となり、安住の地を探し求めていただけだったのです。
彼らがキャロル・ダンバースを誘拐した理由は、マー・ベルが残したライトスピード・エンジンのコア(四次元キューブ)の座標を探すため。
マー・ベルと接点があったキャロルの記憶を探ることでコアの在り処を見つけようとしたのです。
クリー人のマー・ベルが四次元キューブと一緒にスクラル人を船に匿っていました。そこでタロスは妻ソレンと再会。
劇中ではあまり語られていませんが、おそらくクリー人との戦争が拡大する前に、ソレンや子どもたち、その他一部のスクラル人は避難したのでしょう。このときにマー・ベルが助けてくれたのだと思われます。
タロスは、マー・ベルがクリー人の戦争を終わらすために開発していたライトスピードエンジンの存在を知っていて、彼女を探すことで、戦争を終わらすことができる、更には、妻や仲間たちにも会えると確信していたのでしょう。
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