映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」。
今回はこの映画について、ナイブズ・アウトの意味、キャラクター相関図についてまとめていこうと思います。
目次
ナイブズ・アウトの意味は?
タイトルにあるナイブズ・アウトを英語に訳すとknives out=「複数のナイフが出た状態」という意味になります。
https://www.instagram.com/p/B2fGeTVl3BM/
予告編やポスターに写っていましたが、事件が起こった屋敷の中に円形状に集まったナイフが飾られていましたね。ですから、このナイフが事件の真相を掴む上で重要なアイテムにると思われます。
また、「The knives are out」は、人々が誰かに対して不快に感じたり、誰かを傷つけようとした場面で使われます。ですから、このタイトルは屋敷にいた誰かが作家のハーランを殺害したこと自体を指すものでもあるのではないでしょうか。
登場人物/キャラクター相関図
ナイブ・ズアウトに登場するキャラクターを一つの図にまとめると次のようになります。
第一容疑者として集められた人たちは、ハーランの子供の家族3組と家政婦及び看護師。
彼らがどのように事件に関わっていくのか注目です。
キャストは?
主要キャストは以下の通り。
- ダニエル・クレイグ
- クリス・エヴァンス
- アナ・デ・アルマス
- ジェイミー・リー・カーティス
- マイケル・シャノン
- ドン・ジョンソン
- トニ・コレット
- ラキース・スタンフィールド
- キャサリン・ラングフォード
- ジェイデン・マーテル
- クリストファー・プラマー
クリス・エヴァンスはキャプテン・アメリカ役でお馴染みですね。アベンジャーズ/エンドゲーム後、MCUを卒業した彼がどんな演技を見せてくれるか注目です。
私立探偵を演じるダニエル・クレイグはジェームズ・ボンド役でアナ・デ・アルマスとともに「007 ノー・タイム・トゥー・ダイ」の公開を控えています。
マイケル・シャノンは「マン・オブ・スティール」や「シェイプ・オブ・ウォーター」に出演、ジェイデン・マーテルは「IT/イット・シリーズ」で主人公ビルを演じていました。
監督は誰?
ナイブズ・アウトの監督を務めたのはライアン・ジョンソン。今作の脚本と制作も担当しました。
ライアン・ジョンソン監督といえば、「スターウォーズ エピソード8/最後のジェダイ」でメガフォンを撮った人です。この作品では賛否が真二つに分かれ、ライアンは否定的な意見の方から大きなバッシングを受けました。
彼はスターウォーズの他に、ウィル・スミス主演の「ルーパー」や大人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」の全3話の監督を担当。
新しいスターウォーズ3部作も彼がメガフォンを取り、制作が進行中とのこと。エピソード8を見た感じ、全く新しいスターウォーズを見せてくれるのでその期待とファンの期待を裏切るものになるのではという不安が半々といったところですね。
ナイブズ・アウトの評価は?
最後にナイブズアウトの評価を見ておきましょう。アメリカでは11月27日に公開し、既に多くの方がご覧になっているようです。
映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、評論家の評価が100点満点中97点、観客の評価が92点と、どちらからからも高い評価を得ています。
iMDbの評価は10点満点中8.0点、Metacriticの評価は82/100。
1月に公開した「フォードvsフェラーリ」や「ジョジョラビット」「リチャード・ジュエル」と比較すると次のようになります。(※1月23日現在の評価)
作品 | Rotten Tomatoes | iMDb | Metacritic |
ナイブズ ・アウト |
97/100
92/100 |
8.0/10 | 82/100 |
フォードvs フェラーリ |
92/100 98/100 |
8.2/10 | 81/100 |
ジョジョ ・ラビット |
80/100 95/100 |
8.0/10 | 58/100 |
リチャード ・ジュエル |
74/100 96/100 |
7.6/10 | 69/100 |
2020年のアカデミー賞には脚本賞にノミネートされたのもあり、ナイブズアウトが他の作品と引けを取らないのがわかります。
登場人物が多い中で個々のキャラクターを引き出し、ミステリー作品としてのストーリー作りが評価されているのではないでしょうか。