11月1日、ついにシリーズ3作目となる
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が日本公開!
マーベル作品の中でも異彩を放つダークヒーロー、
ヴェノム。
アメコミファンならずとも、その独特なビジュアルと世界観に魅了された方も多いのではないでしょうか?しかし、MCU作品とは少し異なる立ち位置で展開されているため、「ヴェノムってスパイダーマンとどういう関係なの?」「そもそもどんな能力を持っているの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
「ヴェノム:ラストダンス」を見る前に、これまでのストーリーをおさらいしておきたい方もいるはず。そこで今回は、1作目と2作目「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」までの登場人物の関係性を、複雑な専門用語を避け、わかりやすく整理しました。
ヴェノムとは一体何者なのか?主人公エディ・ブロックとの奇妙な共生関係とは? そして、宿敵カーネイジとの因縁とは…?
シリーズ初心者の方でも楽しめるよう、ヴェノムの強さや弱点、マーベル映画との繋がりについても詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、「ヴェノム:ラストダンス」への期待を高めてくださいね!
この記事ではヴェノムのネタバレを含みます
ヴェノム2作品を見てから、人物関係を整理する目的で読むことをおすすめします。
2作品を予習している暇がなく、手っ取り早くヴェノム・シリーズの登場人物について知りたい方にもおすすめです。
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目次
ヴェノムってどんなキャラクター?
まずはヴェノムの基本情報をおさらいしましょう。
ヴェノムは、マーベルコミックに登場するダークヒーローです。 1988年にスパイダーマンの敵として初登場し、その人気から後に独立したキャラクターとして確立されました。
実写映画では、サム・ライミ版スパイダーマン3が初登場。
黒い液体のような姿をした地球外生命体
「シンビオート」が、人間に寄生することで誕生します。寄生された人間は「宿主」と呼ばれます。
このシンビオート、アメーバのように不定形な姿をしていて、まるで意思を持った黒いスライムのようです。
シンビオートは単体では力を発揮できず、宿主となる人間に寄生することで、その能力を増幅させます。寄生された人間は超人的な力やスピードを手に入れる代わりに、シンビオートの凶暴な性格に影響されてしまうことも。
ヴェノムの特徴は、大きく裂けた口と鋭い牙、そして長い舌。まるでエイリアンのような不気味な姿をしています。その恐ろしい外見とは裏腹に、宿主を守るために戦う、ある種の正義感も持ち合わせています。
エディ・ブロックとシンビオートの関係
ヴェノムの宿主となるのが、
主人公のエディ・ブロックです。
エディは、正義感あふれるジャーナリストでしたが、ある事件をきっかけに失業し、恋人とも別れ、人生のどん底に落ちてしまいます。
そんなエディに寄生したのが、シンビオートのヴェノムでした。ヴェノムはエディの肉体と精神を乗っ取り、強大な力を与えます。まるで、体に強力なエンジンが搭載されたようなものです。
最初はヴェノムの凶暴性に戸惑い、自分の体と精神を乗っ取られることに恐怖を感じるエディ。しかし、次第にその力に魅了され、ヴェノムと協力して悪と戦うようになります。まるで、荒馬を乗りこなすカウボーイのようです。
二人の関係は、まさに「一心同体」。
互いに影響を与え合い、時には対立しながらも、深い絆で結ばれていきます。まるで、長年連れ添った夫婦のように、時には喧嘩をしながらも、お互いを理解し合っていくのです。
ヴェノムの強さと弱点
ヴェノムは、超人的な力とスピード、そして驚異的な治癒能力を持つ、まさに最強のダークヒーローです。
例えば、ビルの屋上から落下しても全くの無傷で、銃で撃たれてもすぐに傷が治ってしまうほど。また、重いものを軽々と持ち上げたり、高速で移動したりすることもできます。
壁や天井を自由に移動する能力や、体の形を変化させて武器を作ることもできます。
まるで、忍者のように影に潜み、敵を翻弄するのです。また、スパイダーマンの能力をコピーしているため、クモの糸のようなものを出してビルを飛び移ったり、敵を捕まえたりすることも可能です。
しかし、ヴェノムには弱点も存在します。
それは、高周波音と火です。これらの攻撃を受けると、シンビオートは大きなダメージを受け、宿主から離れてしまうこともあります。まるで、ナメクジに塩をかけるように、シンビオートは苦しみ、弱体化してしまうのです。
1作目「ヴェノム」の登場人物と相関図
ここでは、1作目「ヴェノム」に登場する主要人物とその関係性を紹介します。
相関図とキャスト人物紹介
- エディ・ブロック / ヴェノム
(トム・ハーディ)
正義感あふれるジャーナリスト。シンビオートのヴェノムに寄生され、強大な力を手に入れます。 - アン・ウェイング
(ミシェル・ウィリアムズ)
エディの元恋人。弁護士として活躍しています。彼女はエディのことを心配し、何かと彼を助けてくれます。 - カールトン・ドレイク / ライオット
(リズ・アーメッド)
ライフ財団のCEO。地球外生命体シンビオートを利用し、人類の進化を企みます。冷酷で野心的な人物であり、目的のためには手段を選びません。
エディとドレイク博士は、シンビオートを巡る対立から、激しい戦いを繰り広げます。アンは、エディの元恋人であり、彼を支える存在として物語に深く関わっていきます。
エディがヴェノムになるまで
正義感あふれるジャーナリスト、エディ・ブロックは、ライフ財団の不正を暴こうと取材を進めていました。彼は、権力者を恐れずに真実を追求する、勇敢な記者でした。しかし、それが原因で職を失い、恋人アンとも別れてしまいます。
失意のどん底にいたエディは、ライフ財団の内部告発者から情報を得て、再び財団に潜入します。そこで、地球外生命体シンビオートの実験を目撃し、そのうちの1体に寄生されてしまうのです。
エディの友人でホームレスのマリアが実験の被験者となり、ヴェノムに寄生されます。ヴェノムはマリアの体で、その強大な力と凶暴性を発揮します。その後、ドーラという女性研究者の案内でライフ財団を訪れたエディが、マリアからヴェノムを受け継いだのです。
ライフ財団とドレイク博士
ライフ財団は、表向きは宇宙開発を目的とした組織ですが、裏ではシンビオートを利用した人体実験を行っていました。まるで、秘密結社のような恐ろしい組織です。
CEOのドレイク博士は、人類の進化を夢見ており、シンビオートと人間の融合こそが未来への鍵だと信じています。しかし、その方法は非人道的で、多くの人々が犠牲になっていました。
ライオットのシンビオートの宿主たち
ドレイク博士が融合するシンビオート「ライオット」は、宇宙から飛来した際に、様々な人間に寄生していました。
墜落した宇宙船の乗組員から救急隊員、そして老人、少女へと宿主を転々とし、最終的にドレイク博士にたどり着きます。まるで、ウイルスのように人から人へと感染していくのです。
それぞれの宿主との相性が悪く、短期間で乗り移っていく様子は、シンビオートの凶暴性と、ドレイク博士にたどり着くまでの執念を感じさせます。
レット・ゼア・ビー・カーネイジ
登場人物と相関図
相関図とキャスト人物紹介
続いて、2作目「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の登場人物と相関図を見ていきましょう。
- クレタス・キャサディ / カーネイジ
(ウディ・ハレルソン)
死刑囚。エディの取材を通してヴェノムと接触し、凶悪なシンビオート「カーネイジ」へと変貌します。幼少期に虐待を受けて育ったため、極めて残忍な性格をしています。 - フランシス・バリソン / シュリーク
(ナオミ・ハリス)
クレタスの恋人。音波を操る能力を持つミュータント。彼女はクレタスと同様に、辛い過去を背負っています。 - マリガン刑事(スティーヴン・グレアム)
クレタスを執拗に追う刑事。正義感の強い人物ですが、過去に犯した過ちに苦しんでいます。
なぜクレタスはカーネイジに覚醒?
クレタスがカーネイジに覚醒した理由は、1作目のヴェノムやライオットとは少し違います。
カーネイジのシンビオートがクレタスに直接入り込んだのではなく、エディを噛んだことがきっかけで、クレタスの中に眠っていた何かが目覚めたのです。
注目すべきはクレタスが死刑囚であり、
エディを噛んだ後に致死注射を受けるという運命にあったことです。
そして、その注射の後、彼はカーネイジとして覚醒しました。
このことから、ヴェノムのシンビオートの一部と致死注射の薬物がクレタスの体内で化学反応を起こし、彼をカーネイジへと変貌させた可能性が考えられます。
シュリークとマリガン刑事の過去
若い頃のマリガン刑事は、サンフランシスコ警察に所属していました。
ある時、彼は、問題を抱えた子供たちのための施設「セント・エステス」から、フランシス・バリソン(後のシュリーク)を精神病院「レイブンクロフト」に移送する任務を負います。
しかし、移送中にフランシスの特殊能力である「悲鳴」によって攻撃され、マリガンは片耳の聴力を失ってしまいます。さらに、パニック状態に陥ったマリガンはフランシスを撃ってしまい、彼を死なせてしまったと思い込んでしまいます。
現在になり、マリガン刑事は施設から脱走したフランシスがシュリークとして生きていたと知ることになります。
ヴェノム2カーネイジのマリガン刑事の青い目の意味は?最後警察はどうなった?
SSUとヴェノムの関係
ヴェノムは、ソニー・ピクチャーズが製作する
「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」と呼ばれる映画シリーズに属しています。
SSUは、スパイダーマンの権利を持つソニーが、スパイダーマン関連のキャラクターを使って独自に展開する映画ユニバースです。
そのため、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは異なる世界観で物語が展開されます。まるで、同じ原作を基にした、異なる劇団による演劇のようなものです。
しかし、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で、トム・ホランド演じるスパイダーマンとトム・ハーディ演じるヴェノムが共演を果たしたことで、SSUとMCUの繋がりが見えてきました。これは、まるで異なる劇団の役者たちが、同じ舞台で共演するような、衝撃的な出来事でした。
今後の展開次第では、モービウスやスパイダーマンとの共演、そしてMCUへの本格参戦も期待されます。もしかしたら、アベンジャーズと共闘するヴェノムの姿が見られるかもしれません。
ヴェノム:ラストダンスの見どころ
いよいよ11月1日に日本公開される「ヴェノム:ラストダンス」。
今作では、宿敵カーネイジとの最終決戦が描かれるとされています。
予告編では、カーネイジの凶悪な姿や、エディとヴェノムの激しい戦闘シーンが映し出されており、期待が高まります。
2作目ラストで示唆されたMCUとのさらなる繋がりも気になるところです。もしかしたら、スパイダーマンや他のマーベルヒーローが登場するかもしれません。
果たして、エディとヴェノムはカーネイジを倒し、世界を救うことができるのでしょうか? そして、二人の運命は?
最後に
この記事では、「ヴェノム:ラストダンス」の予習として、2作目までの登場人物の相関図と、ヴェノムに関する基本情報をまとめました。
複雑な専門用語を避け、初心者の方にもわかりやすく解説しましたので、これを機に、ヴェノムの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
11月1日の公開「ヴェノム:ラストダンス」。
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