ハリー・ポッターと秘密の部屋。
今回は映画終盤に登場する蛇と蛇語についてまとめていきたいと思います。
秘密の部屋に潜んでいた怪物の名前は何なのか、また、なぜハリーは蛇語を話すことができたのかまとめていきます。
この記事ではハリー・ポッターと秘密の部屋のネタバレを含みます
目次
ハリーポッターはなぜ蛇語を話せるのか
映画中盤、マルフォイとの決闘で召喚された蛇に蛇語を使い、パーセルマウスであることを証明しましたハリー。賢者の石で既に蛇と会話をすることができることは明らかになっていましたが、実際に蛇語を使ったのは秘密の部屋が初。
蛇語を話すことができるのはサラザール・スリザリンの子孫です。
では、なぜハリーは蛇語を話せるのか。
これは、ヴォルデモートが影響していると考えられます。
ハリーは幼い頃、母リリーの力でヴォルデモートの死の呪文から逃れることができましたが、額に傷を負いました。これによってヴォルデモートの力を取り込んしまったのだと思われます。
ヴォルデモートことトム・リドルが蛇語を話せるのも、彼がサラザール・スリザリンの子孫であるため。
ハリーはなぜバジリスクを見ても死ななかったのか
先程も述べた通りバジリスクを直接見た場合、死んでしまいます。
では、なぜハリーは彼を前にして死ななかったのか。
これは、不死鳥フォークスが先にバジリスクの目を潰してくれたから。見えなくなったバジリスクの目には人を殺す効果はないという設定なのでしょう。
最後はハリーが組み分け帽子から召喚された剣を使いバジリスクを倒します。
ハリーポッターと秘密の部屋の蛇の名前は?
蛇の名前は?
秘密の部屋に乗り込んだハリーは横たわっているジニーを発見し、トム・リドルと対面。
そこで巨大な蛇に襲われます。この蛇の名前は「バジリスク」。
ハーマイオニーが図書館で、この生物についての本を見つけていました。
バジリスクとは、ギリシャ語で「小さな王」という意味があり、蛇の頂点に存在する言わば蛇の王。
どのファンタジー作品にも共通して、「猛毒」「石化」の能力を持ち、実際秘密の部屋に登場するバジリスクもこの2つの能力を持っていました。
ただ、ハリーポッターに登場するバジリスクの場合、直視したときは死んでしまい、鏡やカメラのレンズ越しだと石化されるという設定になっています。
劇中では、グリフィンドールでマグル出身のハーマイオニー・グレンジャーとコリン・クリービーが石にされてしまいました。さらに、フィルチ先生の愛猫のミセス・ノリスも石化されてしまいます。ノリスの場合は水面を返してバジリスクを見てしまったからでした。
バジリスクの牙には猛毒があり、噛まれたハリーポッターはダンブルドアの不死鳥フォークスの涙で傷口が治ります。
バジリスクの体長は15m。
スリザリンの継承者であるトム・リドルだけがバジリスクを操ることが可能。ハリーのように蛇語を話すことができても既にリドルに仕えていたバジリスクを操ることはできません。
50年前、トム・リドルはバジリスクを操りマートルを殺害。
そして、この事件の犯人をハグリッドに仕立て、彼をホグワーツ退学に追い込んだのでした。