かつてのライバルが、今度は最強の理解者として――。そして、永遠の別れ。
世界的大ヒットを記録した映画『トップガン』で、トム・クルーズ演じるマーヴェリックのライバル、アイスマンを覚えているでしょうか? 冷静沈着で優秀なパイロット、アイスマンを演じたのは、俳優のヴァル・キルマーです。
近年、ヴァル・キルマーは病気を患い、一時は俳優生命の危機に瀕していました。しかし、彼は見事に病気を克服し、『トップガン』の続編『トップガン/マーヴェリック』にも出演を果たしています。
しかし、映画の中でアイスマンことトム・カザンスキーは、マーヴェリックとの再会後、しばらくしてこの世を去ります。
今回は、ヴァル・キルマーの病気や現在の状況、そして『トップガン』シリーズにおけるアイスマンの活躍について詳しく解説していきます。
気になる妻の存在についても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。アイスマンの死因や、彼が本当は「いいやつ」だったというエピソードも紹介します。
この記事ではトップガン1作目とマーヴェリックのネタバレを含みます
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目次
マーヴェリックとの感動の再会
『トップガン/マーヴェリック』で、ヴァル・キルマーは再びアイスマン役(本名:トム・カザンスキー)として登場します。
マーヴェリックとアイスマンの再会シーンは、多くのファンに感動を与えました。
病気の影響で声を出すことが難しいヴァル・キルマーのために、AI技術を駆使して彼の声を再現。かつてのライバルであり、今は理解者である二人の友情を描いたシーンは、映画史に残る名場面と言えるでしょう。
ヴァル・キルマーの闘病と復活劇
アイスマン役ヴァル・キルマーは、2015年に
咽頭がんと診断されました。
彼は闘病生活の中で、気管切開を受け、声を失うという苦難を経験しました。
一時は俳優として復帰することは不可能と言われていましたが、不屈の精神と最新の医療技術により、彼は見事に病気を克服。人工音声を使って再び役者の道を歩み始めました。
アイスマンの死因は?
『トップガン/マーヴェリック』では、アイスマンは病魔に侵されていることが示唆されています。
咽頭がんを患っていたヴァル・キルマー自身の経験が反映されていると考えられます。
マーヴェリックとの再会の数日後、アイスマンは静かに息を引き取ります。
死因は癌。
彼の死は、マーヴェリックに大きな悲しみを与えましたが、同時に、アイスマンの生き様はマーヴェリックに勇気を与え、彼を新たなステージへと導く力となりました。
アイスマンの妻は?
2作目で妻サラ・カンザスキーが登場。病気で苦しむアイスマンを世話していました。
自宅にやってきたマーヴェリックを見て安心し、嬉しそうでしたが、彼女はアイスマンが話すのに困難があることを彼に伝えます。
サラとアイスマンの間には息子と娘がいました。なお今作には登場していません。
サラを演じていたのは、ジーン・ルイザ・ケリー。
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アイスマンはマーヴェリックに嫉妬?
『トップガン』で、アイスマンはしばしばマーヴェリックに冷たく当たるような態度をとっていました。
これは、アイスマンがマーヴェリックの才能に嫉妬していたからではありません。彼は、マーヴェリックの無鉄砲な行動が、彼自身や周りのパイロットを危険にさらす可能性を危惧していたのです。
アイスマンは、冷静沈着で責任感の強い人物です。
だからこそ、マーヴェリックの才能を認めながらも、彼の行動に厳しく接していたと言えるでしょう。実は、マーヴェリックのことを深く理解し、彼の才能を伸ばそうとしていたのです。
アイスマンは実はいいやつ?
一見冷たく見えるアイスマンですが、実は心優しく、仲間思いの「いいやつ」です。理由は以下の通り。
- マーヴェリックの才能を認めていた
アイスマンは、マーヴェリックの型破りな操縦技術を高く評価していました。トップガン卒業時には、彼に「君は最高のパイロットだ」と賛辞を送っています。 - グースの死を悼んでいた
マーヴェリックの相棒グースの死後、アイスマンはマーヴェリックを気遣い、彼を支えようとしました。 - マーヴェリックを危険な任務から
守ろうとしていた
『トップガン/マーヴェリック』では、アイスマンはマーヴェリックを危険な任務から外そうとします。これは、彼を心配し、守ろうとする気持ちの表れでした。
グースとの関係
『トップガン』で、マーヴェリックの相棒であるグースは、訓練中の事故で命を落としてしまいます。
グースの死は、マーヴェリックに大きなショックを与え、彼の心に深い傷を残しました。
アイスマンは、グースの死を悼むマーヴェリックを支え、彼を励まします。二人の友情は、この悲劇を通してさらに深まりました。
アイスマンては?名前の意味は?
アイスマンという名前は、「氷のように冷たく、冷静沈着な男」という意味です。
これは、彼の性格をよく表しています。
彼は、どんな状況でも冷静さを失わず、的確な判断を下すことができます。彼の冷静な判断力は、多くの仲間の命を救ってきました。
ヴァル・キルマーの代表作
- ドアーズ(1991):
ロックバンド「ドアーズ」のボーカリスト、ジム・モリソン役を熱演。そのカリスマ性あふれる演技は高く評価されました。 - ヒート(1995):
アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロと共演したクライムアクション映画。強盗団の一員であるクリス・シヘリス役を演じました。 - バットマン・フォーエヴァー(1995)
主人公バットマン/ブルース・ウェイン役を演じました。この映画には、ニコール・キッドマンも出演しており、バットマンの恋人役を演じています。彼女の美しさは、多くの観客を魅了しました。 - トゥームストーン(1993):
西部劇の名作。ガンマンのドク・ホリデイ役を演じ、そのクールな演技で人気を博しました。
また、彼は声優としても活躍しており、アニメ映画『プリンス・オブ・エジプト』では、モーセ役の声を担当しました。
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ヴァル・キルマーの現在
アイスマン役ヴァル・キルマーは現在64歳。
ヴァル・キルマーは、咽頭がんを克服し、俳優として活動を続けています。
アイスマンの死亡やがんの影響、また年齢などから、死亡説が出ていますが、彼が亡くなったという情報はありません。
彼は、2021年にはドキュメンタリー映画
「ヴァル・キルマー/映画に人生を捧げた男」で、自身の闘病生活や俳優としてのキャリアについて語っています。
年齢を重ね、かつてのような精悍な姿ではありませんが、彼の演技に対する情熱は今も健在です。
ちなみに、トム・クルーズが62歳です。
ミッション・インポッシブルなどで彼が現在も映画の第一線で、アクションに見を捧げているところに驚きですね。
最後に
ヴァル・キルマーは、病気を乗り越え、俳優として復活を果たしました。彼は、『トップガン/マーヴェリック』で、再びアイスマン役を演じ、多くのファンに感動を与えました。
映画の中でアイスマンは亡くなりましたが、彼の存在感は、マーヴェリックやルースター、そして観客の心に生き続けています。
彼の演技は、これからも多くの人々に愛され続けるでしょう。
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