米公式ツイッターが原爆のミーム化「バーベンハイマー」の画像に便乗し、日本を中心に炎上、批判が殺到しています。
これを受け、8月11日に日本公開のバービーは中止・延期になるのか、公開日未定のオッペンハイマーはどうなるのかまとめていきます。
バービーの炎上内容については下の記事にまとめています。
>>バービーはなぜ炎上?原爆のミーム化「バーベンハイマー」に公式が便乗!?
目次
バービーが日本で公開中止・延期の可能性は?
8月1日(火)現在、映画バービーは予定通り8月11日に公開されます。公開延期や中止の情報は出ていません。
しかしながら、マイナスなイメージが付いてしまったバービーを、このまま公開してもオープニング興行収入に影響が出るでしょう。
ツイッター上では、公開中止を求めるハッシュタグが生まれており、11日に公開するのは賢明ではないと思われます。
米公式ツイッターの炎上に対して、日本の配給会社ワーナー・ブラザース合同会社は、いち早く声明文を出しました。
— 映画『バービー』公式 (@BarbieMovie_jp) July 31, 2023
公開延期となれば、通常期よりも来客が見込める夏休み期間を外すことになります。
イメージが下がった今公開するのか、炎上が収まるであろう9月以降に延期するか、果たしてどうなるのでしょうか。
映画バービーは、アメリカで公開する前から映画本編に出てくる地図で炎上しています。
地図上の緑色の線は九段線(中国が南シナ海のスプラトリー諸島やパラセル諸島などの領有権を示すために地図に引いた線のこと。)
この地図が、東南アジアを中心に物議を醸し、ベトナムでは映画バービーが公開中止となりました。
今回、映画本編に関わる炎上ではないので公開中止とはならなそうですが、日本で中止を求める声が多いのは事実。
ワーナーがどういう動きをとるのか今後に注目です。
オッペンハイマー公開中止の可能性は?
そして、今回の炎上で被害を受ける形となった映画「オッペンハイマー」。

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もとは言えば、バービーとオッペンハイマーの同時公開により、「バーベンハイマー」という言葉が生まれました。
そこから不謹慎な画像が作られたので、炎上の一旦を担っているとも見れますが、こうなることは予想していなかったでしょう。
バーベンハイマーについて、オッペンハイマー公式は沈黙を貫いていましたが、バービー公式が乗っかる形に。
オッペンハイマー側が炎上になる前に声明を出してくれたらよかったのですが、「バーベンハイマー」効果でオープニング興行収入を伸ばせたのは事実。それは難しかったのだと思われます。
日本ではバービーの炎上に関係なく、原爆をテーマにしていることから、長らく「オッペンハイマー」の公開日は未定となっており、プロモーションはまったく行われていません。
予告編も海外のものしかなく、日本の配給会社が字幕をつけたものすら出ていない状況。
今回の炎上で、オッペンハイマーの日本公開が未定から中止に近づいたという意見もありますね。
公開前から本編に関係ないところで騒ぎになっているので、公開は難しいのでは?と思ってしまうのも納得です。
クリストファー・ノーラン作品は米公開の2ヶ月後に日本公開になるケースもあるので、9月10月くらいに公開するとも考えられ、気長に待つしかないですね。
>>映画バービーはなぜ年齢制限あり?4DやIMAXはどこで見れる?