2021年公開の「デューン 砂の惑星」。
2024年3月には続編「デューン 砂の惑星/PART2」が公開されます。
この記事では、1作目のネタバレありで登場人物の関係を相関図にしながら、主人公ポールの正体や彼と他キャラとの関係を整理していきたいと思います。
PART2の予習として、読んでくれると嬉しいです。
PART2の相関図は下の記事をご覧ください!
>> デューン砂の惑星PART2の相関図・家系図!登場人物の関係を整理!
デューン砂の惑星PART2の相関図・家系図!登場人物の関係を整理!目次
デューン砂の惑星の登場人物相関図!
主要キャラクターの関係を1つの図に表すと次の通り。
今作には、大きく分けて3つの勢力が登場しました。
- アトレイデス家
- ファルコンネン家
- フレメン
アトレイデス家
アトレイデス家の当主レト公爵は、皇帝に”デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスを統治するように命じられます。
今作の主人公にしてレトの息子ポールは、後継者として日々鍛錬を積んでいました。
ところが、ハルコンネン家の奇襲でレト公爵は命を落としてしまいます。
ポールの母ジェシカはアトレイデス家でありながら、女性だけで構成された修道会ベネ・ゲセリットの一員です。
ベネ・ゲセリットが望む女児ではなく男児ポールを産んでしまい、彼に他人を支配する能力”ボイス”を習得させていました。
その他、ポールの兄貴分でフレメンと交渉するダンカン、ポールに武術を指導するガーニイに加え、メンタートのスフィル・ハワトが登場。
そして、アトレイデス家の医師ユエは、ハルコンネン家に妻を人質にとられことで、仕方なくファルコンネン家のアトレイデス家襲撃を手助けすることになりました。
ファルコンネン家
ファルコンネン家の最高指導者ウラディミール・ファルコンネン。
ファルコンネン家は、惑星デューンで採取できる希少資源”メランジ”を狙うアトレイデス家の敵対勢力。
そんなファルコンネン家は、裏で帝国をとつながっていたことが判明します。
帝国がアトレイデス家に命じたアラキス統一は、実はファルコンネン家が襲撃しやすいように、一時的に体制を崩すための罠だったのです。
フレメン
砂漠の惑星デューンの先住民フレメン。青い目が特徴の種族です。
ポールの夢の中にたびたび登場したチャニ。
フレメンのリーダー:スティルガーは、襲撃から逃れたポールとジェシカをフレメン向かい入れるのでした。
>> デューン砂の惑星PART2の相関図・家系図!登場人物の関係を整理!
皇帝はなぜハルコンネン家と結託?
皇帝がハルコンネン家と結託した理由は、主に以下の3つです。
1. スパイスの独占権維持
皇帝は、貴重な資源であるスパイス「メランジ」の独占権を維持するために、メランジ採掘権を皇帝に譲渡すると約束していたハルコンネン家と結託しました。
2. アトレイデス家の台頭阻止
皇帝は、公正で民衆に人気の高いアトレイデス家が台頭し、自身の権力に脅威を与えることを懸念していました。そのため、忠実なハルコンネン家を利用してアトレイデス家を排除しようとしました。
3. 政治的陰謀
皇帝は、自身の権力を強化するために様々な政治的陰謀を企て、敵対勢力を弱体化させ、忠誠勢力を増やすためにハルコンネン家と結託しました。
これらの理由から、皇帝にとってハルコンネン家は、メランジの独占権維持、アトレイデス家排除、政治的陰謀の成功に不可欠な存在だったのです。
主人公ポールの正体は?
今作では、ポールが2つの存在であるかもしれないと示唆されていました。
その2つとは以下の通り。
- フレメンの救世主「リサン・アル=ガイブ」
- ベネゲセリットが望む「クイサッツ・ハデラック」
リサーン・アル=ガイブ
リサーン・アル・ガイブは、アラビア語で「外界からの声」という意味で、砂漠の民フレメンの間で語り継がれる救世主を指す言葉です。
「デューン 砂の惑星」では、ポール・アトレイデスがフレメンからリサーン・アル=ガイブとして認識される場面があります。しかし、ポール自身は救世主としての運命を受け入れることに葛藤し、苦悩する姿が描かれています。
映画「デューン 砂の惑星 PART2」では、ポールがリサーン・アル=ガイブとしてどのように覚醒していくのか、そして彼がフレメンを率いてどのような未来を切り開いていくのかが見どころの一つとなるでしょう。
リサーン・アル=ガイブは、単なる救世主というだけでなく、ポールの内面的な葛藤や成長を象徴する存在としても重要な役割を果たしています。
フレメンにとって命の次に大切な水。彼らの中で救世主リサン・アルガ・イブなら水を自在に操り、フレメンの暮らしを助けてくれると言い伝えられていました。
このフレーズは劇中、ポールの頭の中に囁くように何回も登場しています。終盤ののポールの決闘で、フレメンは彼が本当に救世主リサン・アル・ガイブか見極めていたと思われます。
クワイサッツ・ハデラック
クワイサッツ・ハデラックとは、修道館ベネ・ゲセリットが作り出そうとしていた超能力者。
この力で過去と未来を操ることができると言われています。
すでにポールは、部分的に起こるかもしれない未来を見ることができていました。また、最後の決闘では起こりえた自分の死を回避し勝利。
中盤のベネ・ゲセリットの教母ガイウス・ヘレン・モヒアムとの対面では、苦痛を耐え、彼女から評価を得られたと思われます。
まだ、どちらの能力も覚醒させていないポール。おそらく、予定されているドューン/砂の惑星パート2で能力を開花させるのではないでしょうか。
>>デューン砂の惑星はPART2で完結しない?続編PART3の公開日はいつ?
>> デューン砂の惑星PART2の相関図・家系図!登場人物の関係を整理!
デューン砂の惑星PART2の相関図・家系図!登場人物の関係を整理!
※相関図内の画像引用元:https://dune.fandom.com/wiki/Dune_Wiki