ハリー・ポッター/賢者の石に登場したクィレル先生。
今回は彼に注目して、読者が気になっているであろう賢者の石の終盤について掘り下げていきます。
この記事ではハリー・ポッター/賢者の石のネタバレを含みます
目次
ハリー・ポッターのクィレル先生のプロフィール
- 名前:クィリナス・クィレル
- 生年月日:?年9月26日(1992年死亡)
- 種族:人間、半純血
- 家族:未婚、子供なし
- 杖:長さ23cm、ハンノキ、ユニコーンの毛
- 出身:ホグワーツ魔法魔術学校レイブンクロー
- 職歴:?年~1989年;マグル学教授
- 1991年~1992年;闇の魔術に対する防衛術教授
【ハリーポッター/賢者の石】クィレルの顔半分はなぜヴォルデモート?
ハリーがホグワーツに入学した年に、闇の魔術に対する防衛術の教授として指導。
神経質な性格で常におどおどしており、初めてハリーと対面したときも「ポ、ポ、ポッター君」と言いながら握手を交わしています。トロールが出現したときも慌てふためいました。
休暇中にヴォルデモートで出会う
そんなクィレル先生ですが、映画終盤で裏の顔が明らかになります。普段はターバンを巻いているクィレルは、顔の裏側にヴォルデモートを隠していたのです。
レイブンクロー出身で1989年までホグワーツでマグル学を教えていたクィリナス・クィレル。そんな彼は修行のため1年の休暇をとっている最中、アルバニアの森でヴォルデモートの魂と遭遇。彼に崇拝し死喰い人(デスイーター)になってしまいます。
それ以降、ヴォルデモートはクィレルの顔の裏側に憑依し、ターバンを巻いて臆病な性格を振る舞うことで、ヴォルデモートを隠していることを悟られないようにしていました。
序盤で、ハリーがスネイプ先生の顔を見て額の傷から痛みを感じるシーンがありましたね。
あれはスネイプではなく、後ろを向いていたクィレルから感じていたのでした。ハリーはターバンに隠れたヴォルデモートの顔と対面し傷に痛みを感じていたのです。
トロールもグリンゴッツ強盗未遂もクィレルの仕業
ヴォルデモートを復活させるため、グリンゴッツ魔法銀行から賢者の石を強盗しようとしたのはクィレル。しかし、既に石はホグワーツに移動させてあり、強盗は未遂に終わります。
トロールを校内に入れ混乱状態にし、その間に石の在り処を探ろうとしたのも彼でした。
それから、ヴォルデモートと因縁があるハリー・ポッターをクィディッチの試合で殺そうとしたのもクィレルの仕業だったのです。
ダンブルドアは感づいてた?
ダンブルドアはクィレルが何かを隠していることを感づいており、スネイプ先生をクィレルの監視役にしていました。
賢者の石をグリンゴッツからホグワーツに移したのも、クィレルの変化に気づいたからではないでしょうか。
クィレルはなぜ灰に?
クィレルは最後、灰になり消滅してしまいます。
彼が灰になった理由として、ハリーの中の母リリー・ポッターの力が関係しています。彼女の「護りの魔法」がハリーの手に宿り、襲いかかってくるクィレルを倒したのです。
リリーはハリーが幼い頃にヴォルデモートに殺されています。
このとき、ヴォルデモートが死の呪い「アバダ・ケダブラ」を使ってハリーも殺そうとしますが、彼女の「護りの魔法」が盾になり、跳ね返った呪文でヴォルデモートの肉体は消滅してしまったのでした。