ハリー・ポッターシリーズ最終章、”死の秘宝”。
ヴォルデモート卿の復活後、魔法界はかつてないほどの恐怖に包まれます。ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ホグワーツを離れ、分霊箱探しの旅に出ることに。しかし、彼らの行く手には、様々な困難と危険が待ち受けています。
Part1では、不死鳥の騎士団のメンバーが、ハリーを安全な場所に移動させる作戦を決行しますが、その道中で悲劇が起こります。騎士団の頼れる存在、マッドアイ・ムーディが命を落とすことに…。一体、誰が彼を死に追いやったのでしょうか?
そして、物語の鍵を握る分霊箱の一つ、スリザリンのロケット。このロケットは、ある人物の行動によって、思わぬ場所にたどり着きます。それは一体…?
この記事では、映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1」を中心に、原作小説の情報も交えながら、これらの謎に迫ります。登場人物たちの思惑、そして隠された真実が、今、明らかになります。
この記事では原作ハリーポッターと死の秘宝、映画ハリーポッターと死の秘宝part1/part2のネタバレを含みます
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目次
マッドアイ・ムーディの死因は?
不死鳥の騎士団の精鋭、
アラスター・”マッドアイ”・ムーディ。
歴戦の魔法使いであり、強力な魔法の義眼を持つ彼は、ハリーたちにとって頼れる存在でした。映画「炎のゴブレット」では、デスイーターのクラウチJr.がマッドアイに化け、ハリーを使ってヴォルデモート復活計画を実行。
そんなマッドアイは死の秘宝Part1で、非業の死を遂げます。
ハリーを隠れ家に移動させる作戦中、デスイーターの襲撃を受け、ムーディはヴォルデモート卿の放った死の呪文「アバダケダブラ」によって命を落とします。
ムーディの死の直接的な原因は、ヴォルデモート卿の圧倒的な魔力です。闇の魔術に精通したムーディでさえ、ヴォルデモート卿の死の呪文を避けることはできませんでした。
マンダンガスはマッドアイを裏切った?
part1序盤のハリーを移動させる計画でマンダンガスは偽物のハリーとしてマッドアイと行動。
待ち伏せしていたデスイーターの中、ヴォルデモート卿の姿を目にしたマンダンガスは途端に恐怖に駆られ、姿くらましの呪文を使い逃亡。
彼のこの行動は、結果的にムーディの死を招く一因となった可能性は否定できません。
しかし、マンダンガスを「裏切り者」と断定することはできません。
マンダンガス・フレッチャーって誰?
マンダンガス・フレッチャーは、ハリー・ポッターシリーズに登場する、ちょっとずる賢くて、どこか憎めないキャラクターです。
映画に初登場したのは、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」です。
彼は、普段は闇取引など、怪しげな商売で生計を立てている、いわゆる小悪党です。しかし、意外なことに、不死鳥の騎士団という、ヴォルデモート卿と戦う秘密結社の一員でもあります。
マンダンガスは、騎士団のメンバーとして、ハリーたちを陰ながらサポートしますが、その性格からトラブルメーカーになることもしばしば…。
彼は、闇の魔術に手を染めていた過去を持つとはいえ、騎士団のメンバーとしてハリーを守るために参加していました。極限状態の中で、恐怖から逃亡してしまった彼の行動を責めることは難しいでしょう。
もしマンダンガスが留まり、ムーディと共に戦っていたら、結果は変わっていたかもしれません。しかし、歴史に「もし」はありません。
裏切り者はスネイプ?
死の秘宝Part1の冒頭、デスイーターの会議で、ハリーが今夜移送されるという情報が明かされます。この情報を漏らしたのは、不死鳥の騎士団のメンバーだったセブルス・スネイプです。
しかしスネイプは、ダンブルドアの指示で情報を流していました。ですので、裏切り者はいなかったとも言えるでしょう。
二重スパイとしてヴォルデモート卿陣営に潜入していたスネイプが、騎士団でありながらハリーの移動日を知らないのは不自然と考え、ダンブルドアはヴォルデモートに伝えるように指示。
ちなみにダンブルドアは、前作「謎のプリンス」でスネイプに殺されますが、これについてもダンブルドアの指示でした。詳しくは下の記事で。
スネイプがダンブルドアを殺した理由!なぜ?二人の関係や破れぬ誓いを解説!
スリザリンのロケットとマンダンガスの行動
スリザリンのロケットは、ヴォルデモート卿が作り出した分霊箱の一つです。
分霊箱とは、自分の魂の一部を隠すことで、不死性を手に入れるための邪悪な魔法道具。
映画「秘密の部屋」でハリーが分霊箱「トム・リドルの日記」を破壊できたのも、バジリスクの毒があったからでした。
スリザリンのロケットは、かつてブラック家に隠されていました。しかし、マンダンガスは、ブラック家からこのロケットを盗み出し、闇市場で売却しようとします。
ハリーポッターと死の秘宝Part1相関図!登場人物や分霊箱について整理!
なぜアンブリッジが持ってた?
マンダンガスは、たまたまダイアゴン横丁で商売をしていたところ、魔法省の官僚であるドローレス・アンブリッジに遭遇します。
アンブリッジは、マンダンガスの不法商売を指摘し、ロケットを没収します。
アンブリッジは、ロケットが分霊箱であることを知りませんでした。彼女は、単に高価な骨董品として、ロケットを自分のコレクションに加えたのです。
分霊箱の影響で性格が悪くなる?
スリザリンのロケットは、身につけた者に悪影響を及ぼします。特に、ロンはロケットの影響を強く受け、イライラしたり、疑心暗鬼になったりします。
ハリーとハーマイオニーも、ロケットの影響で、互いに不信感を抱くようになります。分霊箱は、3人の友情を引き裂こうとしていたのです。
ロケットの破壊方法は?
スリザリンのロケットを破壊するには、強力な魔法特性を持った道具が必要でした。
ハリーたちは、グリフィンドールの剣を使って、ロケットを破壊することに成功します。
ダンブルドアは、生前にハリーにグリフィンドールの剣について詳しく教えていませんでした。しかし、ハリーは、必要な時に剣を手に入れることができ、分霊箱を破壊することができたのです。
なぜブラック家に分霊箱があったのか?
スリザリンのロケットは、なぜシリウス・ブラック家に隠されていたのでしょうか?
それは、ヴォルデモート卿が、ブラック家のしもべ妖精クリーチャーを利用したからです。ヴォルデモート卿は、分霊箱を隠した洞窟に、クリーチャーを連れて行きます。そして、クリーチャーに洞窟の毒薬を飲ませ、分霊箱を守るように命じます。
その後、クリーチャーは、シリウスの弟レギュラスに「帰ってこい」と命令され、ブラック家に戻ります。レギュラスは、クリーチャーから洞窟での出来事を聞き、ヴォルデモート卿に失望します。
レギュラスは、クリーチャーと共に洞窟へ向かい、分霊箱を偽物と入れ替えます。そして、クリーチャーに本物の分霊箱を破壊するように命じ、自分は毒薬を飲んで命を落とします。
クリーチャーは、レギュラスの命令に従い、分霊箱をブラック家に持ち帰ります。しかし、分霊箱を破壊することはできませんでした。
最後に
この記事では、「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1」におけるマッドアイ・ムーディの死、スリザリンのロケットの謎、そしてハリー移送計画の裏側について解説しました。
ムーディの死は、ヴォルデモート卿の圧倒的な力の前に、マンダンガスを含め誰もが抗うことができなかった結果と言えます。スリザリンのロケットは、マンダンガスの行動によってブラック家から盗み出され、アンブリッジの手に渡りました。
ブラック家に分霊箱があったのは、レギュラスがヴォルデモート卿の計画を阻止しようとしたためです。そして、ハリー移送計画の情報漏洩は、ダンブルドアの指示によるものでした。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」には、他にも多くの謎や伏線が隠されています。ぜひ、原作小説や映画を見て、物語の奥深さを味わってください。
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