あのトランスフォーマーが、全く新しい姿でスクリーンに帰ってくる!
9月20日公開の最新作『トランスフォーマーONE』は、評論家からも絶賛されており、Rotten Tomatoesでは驚異の91/100点を獲得しています。しかし、本作は一体どんな物語で、これまでのシリーズとどう繋がっているのでしょうか?
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、その謎を紐解いていきます。
目次
トランスフォーマーONEのあらすじは?
『トランスフォーマーONE』は、シリーズの原点に立ち返り、オプティマスプライムと宿敵メガトロンの若き日の姿を描きます。
二人はまだ地球に来ておらず、故郷の惑星サイバトロンで固い友情を育んでいました。しかし、ある出来事をきっかけに、彼らの運命は大きく変わります。
本作は、友情と宿命、そして選択の物語です。オプティマスとメガトロン、二人の若きリーダーがどのような道を歩み、なぜ対立する運命を辿ることになったのか。その過程を、迫力のアクションと感動のドラマで描きます。
時系列と世界観:シリーズの原点
『トランスフォーマーONE』は、これまでのアニメシリーズやハリウッド映画とは異なる、独立した物語です。
時系列的には、すべての始まりを描いた作品と言えます。つまり、本作を観るにあたって、過去のシリーズの知識は必要ありません。
しかし、本作には、ファンにはたまらない要素も散りばめられています。サイバトロン星の風景や、トランスフォーマーたちの変形シーンなど、シリーズの原点を感じさせる描写が随所に登場します。
トランスフォーマーONE
各キャラクターを映画作品と比較
予告を見る限り、映画作品や他のアニメーションでは対立するキャラクターは仲間として、サイバトロン星を舞台に戦う模様が描かれる模様。
ここでは、映画作品とのデザインの違いを見ていきましょう。なお、映画作品の比較対象は2009年のトランスフォーマーから始まった3作品。
なお、あまりネタバレにならないよう、公式サイトに紹介されているキャラクターのみをピックアップ。
オプティマス・プライム
特徴的な赤と青を基調にしたデザインから、一瞬でオプティマスだとわかりますね。
トランスフォーマーONEでは、オライオンパックスと登場し、オプティマス・プライムになるまでが描かれます。
バンブルビー
B-127として登場するバンブルビー。バンブルビーとは英語でハチの一種の「マルハナバチ」を意味します。今作でも黄色が特徴的なデザイン。
発声機能を奪われた実写とことなり、おしゃべりなバンブルビーの今作。
メガトロン
本作は、D16がメガトロンになるまでのオリジンストーリーが非常に魅力的に描かれています。
目の色の変化に注目。
スタースクリーム
メガトロンの部下といえば、スタースクリーム。今作ではなぜ彼がメガトロンの下につくことになったのか、わかりやすく描かれていました。
サウンドウェーブ
実写トランスフォーマーでは、2作目リベンジと3作目ダークサイド・ムーンに登場。リベンジでは衛生を使って通信を傍受し、メガトロンとオールスパークの位置を突き止めました。
ダークサイド・ムーンでは、メルセデス・ベンツ:SLS AMGに変形。
ショックウェーブ
特徴的な目がショックウェーブですね。
実写トランスフォーマーでは、3作目ダークサイド・ムーンに登場。
センチネル・プライム
見た目は全然違いますが、ソードの形は非常に似ています。
そして、ネタバレになるので言えませんが、キャラクター設定も映画「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」に登場したセンチネルと酷似しているところがあります。
トランスフォーマーONEの声優は?
日本語吹き替え版
日本語吹き替え版の声優陣も豪華です。
- オプティマスプライム/中村悠一
- メガトロン/木村昴
- バンブルビー/木村良平
- アルファトライオン/玄田哲章
- エリータワン/吉岡里帆
- センチネルプライム/諏訪部順一
- エアラクニッド/柚木涼香
- ダークウィング/稲田徹
- スタースクリーム/佐藤せつじ
- サウンドウェーブ/山本格
- ショックウェーブ/星野貴紀
- ジャズ/杉田智和
そして、注目は吉岡里帆さんです。彼女は、本作のオリジナルキャラクターであるエリータの声を担当します。
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声優初挑戦の吉岡さんの演技にも注目が集まります。
また、いつもオプティマスの声優である玄田哲章さんが、サイバトロン星の英雄アルファトライオンを演じるのも興味深いですね。
字幕版
本作はアニメーション映画でありながら、しっかり字幕版も用意されています。気になる声優陣は以下の通り。
- オプティマスプライム/クリス・ヘムズワース
- メガトロン/ブライアン・タイリー・ヘンリー
- バンブルビー/キーガン=マイケル・キー
- アルファトライオン/ローレンス・フィッシュバーン
- エリータワン/スカーレット・ヨハンソン
- センチネルプライム/ジョン・ハム
有名ハリウッド俳優が勢揃いですね。
マーベルのマイティ・ソーでお馴染みクリス・ヘムズワースやブラック・ウィドウ役スカーレット・ヨハンソン。二人の会話シーンは、完全にアベンジャーズの一コマでした。
マトリックスでお馴染みローレンス・フィッシュバーンなど、聞いたことがある名前が多いと感じたのではないでしょうか。普段、字幕で洋画を見る方は字幕版もぜんぜんありですね。
最後に
『トランスフォーマーONE』は、シリーズの原点に立ち返り、全く新しい物語を紡ぎ出す作品です。これまでのシリーズを観たことがない方も、もちろん楽しめます。そして、往年のファンも、きっと満足できることでしょう。
友情と宿命、そして選択。壮大な物語を、ぜひ劇場の大スクリーンで体感してください!