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【ポリコレ】映画バズライトイヤーの同性愛描写がひどい?興行収入は爆死?

「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」

誰もが知るあの名台詞で始まるはずだった「バズ・ライトイヤー」。しかし、公開前から様々な話題を呼び、賛否両論を巻き起こしたこの作品。

同性愛描写が物議を醸し、一部の国では上映禁止に。さらに、「トイ・ストーリー」シリーズの人気キャラクターであるバズを主人公にした作品でありながら、興行収入は期待を裏切る結果に。

 

一体なぜ、このようなことになってしまったのでしょうか?

本記事では、「バズ・ライトイヤー」の同性愛描写や興行収入、そして作品に対する様々な意見について詳しく解説していきます。

「トイ・ストーリー」ファンはもちろん、映画好きなら必見の内容です。


映画「バズ・ライトイヤー」とは?

「バズ・ライトイヤー」は、2022年に公開されたディズニー&ピクサー製作のアニメーション映画です。

 

おもちゃのバズ・ライトイヤーのモデルとなった、“スペース・レンジャー”バズ・ライトイヤーの物語を描いた作品となっています。

「トイ・ストーリー」シリーズではおもちゃとして登場していたバズですが、本作では彼が時空を超える壮大な冒険を繰り広げます。

物議を醸したキスシーンとは?

「バズ・ライトイヤー」で最も物議を醸したのは、女性キャラクター同士のキスシーンです。

バズの親友であるアリーシャは、同性の恋人と一緒に人生を歩んでいく様子が描かれています。その中で、彼女たちがキスをするシーンが登場します。

 

この描写は、LGBTQ+の権利を尊重する「ポリコレ」の一環として捉えられました。しかし、一方で、子供向けの作品にこのような描写を入れるべきではないという批判的な意見も上がりました。

ポリコレと言われる理由

「バズ・ライトイヤー」は、同性愛描写以外にも、人種やジェンダーなど、様々な要素において多様性を意識した作品作りがされています。

例えば、主要キャラクターには、様々な人種や民族のキャラクターが登場します。また、女性キャラクターも、男性キャラクターに引けを取らない活躍を見せています。

 

このような多様性重視の姿勢は、現代社会における「ポリコレ」の風潮を反映したものであると言えます。


つまらないと言われるのはなぜ?

「バズ・ライトイヤー」は、興行収入こそ振るわなかったものの、作品自体を評価する声も少なくありません。しかし、一方で、「つまらない」という意見も存在します。

その理由としては、以下のような点が挙げられます。

「トイ・ストーリー」シリーズとの繋がり

「バズ・ライトイヤー」は、「トイ・ストーリー」シリーズのスピンオフ作品ではありますが、直接的な繋がりはありません。

そのため、「トイ・ストーリー」の世界観を期待していた人にとっては、物足りなさを感じてしまう可能性があります。

ストーリーの単純さ

「バズ・ライトイヤー」のストーリーは、勧善懲悪のシンプルなものです。そのため、大人にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。

キャラクターの魅力

「トイ・ストーリー」シリーズのバズは、コミカルなキャラクターとして人気がありました。しかし、「バズ・ライトイヤー」のバズは、真面目でシリアスな性格です。そのため、従来のバズのイメージとのギャップに戸惑う人もいるようです。

興行収入は爆死?
過去のピクサー作品と比較

「バズ・ライトイヤー」の興行収入は、全世界で約2億2600万ドルでした。

これは、ピクサー作品としては決して高い数字ではありません。大ヒット「インクレディブル・ファミリー」の5分の1以下の数字です。

※数字はBox Office Mojo調べ

過去のピクサー作品と比較すると、興行収入ワースト5位にランクイン。

 

さらに、バズ・ライトイヤーより成績が悪い4作品は、いずれもコロナ禍に劇場公開ないし、ディズニープラスで配信開始となった作品。

ソウルフル・ワールド、あの夏のルカ、私ときどきレッサーパンダは、2024年になって劇場公開されました。この3作品については、すでにディズニープラスで見た方は映画館に行きづらいでしょうから、数字が低いのは仕方がないですね。

そうなると、バズ・ライトイヤーは実質ワースト1位と言っても過言ではありません。

 

「バズ・ライトイヤー」の興行収入が振るわなかった原因としては、同性愛描写に対する批判や、前述した「つまらない」という意見などが考えられます。さらに、上映禁止で収益を伸ばせなかったもの挙げられるでしょう。

同性愛描写のせいで上映禁止に?

同性愛描写が原因で、「バズ・ライトイヤー」は、中東やアジアの一部地域で上映禁止となりました。

 

これらの国々では、同性愛が法律で禁止されているか、社会的にタブーとされているためです。

ディズニーは、これらの国々での上映を断念せざるを得ませんでした。

最後に

「バズ・ライトイヤー」は、同性愛描写や興行収入など、様々な話題を呼んだ作品です。

賛否両論ありますが、多様性を重視した作品作りや、バズ・ライトイヤーの新たな一面を描いている点は評価できるでしょう。

「トイ・ストーリー」シリーズとは異なる魅力を持った作品ですので、ぜひ一度ご覧になってみてください。