2025年5月2日に公開される映画「サンダーボルツ」。
アベンジャーズに匹敵する、新たなヒーローチームの誕生に期待が高まっています。しかし、公開された予告編第一弾では、衝撃的な展開が示唆されており、MCUファンは騒然となっています。
なんと、かつてアベンジャーズの一員として活躍したバッキー・バーンズが、ヴィラン集団「サンダーボルツ」の一員として登場する可能性があるのです。彼は再び闇落ちし、ウィンター・ソルジャーに戻ってしまったのでしょうか？
そして、もう一つ気になるのが、原作ではサンダーボルツのオリジナルメンバーであるジモの姿が見当たらないことです。
制作発表時からポスターにジモの姿はなく、予告編にも登場しません。ジモは降板したのでしょうか？それとも、サプライズ登場を企てているのでしょうか？
この記事では、映画「サンダーボルツ」の予告編を基に、ジモの動向、バッキーの闇落ちの可能性、そして個性豊かなサンダーボルツのメンバーについて詳しく解説していきます。MCUフェーズ5の集大成となるであろう本作をより深く理解するための情報を網羅しましたので、ぜひ最後までお読みください。
目次
映画サンダーボルツのあらすじは？
現時点では、映画「サンダーボルツ」の詳しいあらすじは明らかになっていません。
しかし、サンダーボルツはヴィランやアンチヒーローの集団であるという設定から、MCU版スーサイド・スクワッドのような作品になるのではないかと予想されています。
また、ドラマ「ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」や映画「ブラック・ウィドウ」のポストクレジットシーンに登場した謎の人物、“ヴァル”（本名：ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ）が、アベンジャーズにおけるニック・フューリーや、スーサイド・スクワッドにおけるアマンダ・ウォラーのような役割を担い、物語の鍵を握ると考えられています。
サンダーボルツ暫定メンバー
予告編第一弾で確認できたサンダーボルツのメンバーは以下の6名です。それぞれがMCU過去作品でどのような活躍を見せてきたのか、敵だったのか味方だったのか、振り返ってみましょう。
ゴースト
「アントマン＆ワスプ」に登場したヴィラン。
量子トンネルの実験中に起きた事故により、身体が壁をすり抜けるようになってしまった女性。自身の能力を制御するために、アントマンたちと敵対していました。
キャスト: ハナ・ジョン＝カーメン（33歳、イギリス出身）。Netflixドラマ「Misfits／ミスフィッツ – 俺たちエスパー! 」や映画「レディ・プレイヤー1」などに出演。
レッドガーディアン
「ブラック・ウィドウ」に登場。
かつてのソ連版キャプテン・アメリカであり、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの”父親”的存在。長年投獄されていましたが、ナターシャの助けにより脱獄し、家族の絆を取り戻そうとします。
キャスト: デヴィッド・ハーバー（48歳、アメリカ出身）。Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のジム・ホッパー役で知られる。実写
エレーナ・ベロワ
「ブラック・ウィドウ」で初登場した、ナターシャの”妹”。
レッドルームで暗殺者として育てられましたが、ナターシャと共にレッドルームを壊滅させます。その後、”ヴァル”からホークアイ殺害の依頼を受けますが、最終的には彼と和解しました。
キャスト: フローレンス・ピュー（27歳、イギリス出身）。映画「ミッドサマー」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」などに出演し、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた経験を持つ。
バッキー・バーンズ
キャプテン・アメリカの親友であり、長年ウィンター・ソルジャーとして洗脳され、悪の組織ヒドラに利用されていました。洗脳から解放された後は、過去の罪を償いながら、アベンジャーズの一員として戦ってきました。
キャスト: セバスチャン・スタン（41歳、ルーマニア出身）。ドラマ「ゴシップガール」や映画「オデッセイ」などに出演。
USエージェント
「ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」に登場。
政府が新たに任命したキャプテン・アメリカですが、その傲慢な性格と強すぎる正義感から、次第に暴走していきます。最終的には、ジョン・ウォーカーとして更生を試みる姿が描かれました。
キャスト: ワイアット・ラッセル（37歳、アメリカ出身）。映画「22ジャンプストリート」や「オーバーロード」などに出演。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのエゴ役カート・ラッセルの息子さん。
タスクマスター
映画「ブラック・ウィドウ」に登場。
相手の動きを完璧にコピーする能力を持つ暗殺者。レッドルームの支配者ドレイコフの娘であり、ナターシャとの戦いを経て洗脳が解かれます。
キャスト: オルガ・キュリレンコ（44歳、ウクライナ出身）。映画「007 慰めの報酬」のボンドガールや「オブリビオン」などに出演。今作もマスクの下はオルガ・キュリレンコの顔なのかは気になるところ。サンダーボルツではマスクを取らないかもしれませんが…
新キャラクター「セントリー」については下の記事にまとめています。
セントリーはスーパーマンのパクリ？強さと俳優を調査！【マーベル】
サンダーボルツの原作設定
とMCU版との違い
原作コミックにおけるサンダーボルツは、ヒーローを装ったヴィランチームとして登場しました。
リーダーは、後にレッドハルクとなるサンダーボルト・ロス将軍です。
ロス将軍は、アベンジャーズやファンタスティック・フォーを倒すために、ヴィランたちを集めてチームを結成しました。しかし、ヒーローとして活動するうちに、メンバーたちは真のヒーローへと成長していくというストーリーが描かれています。
MCU版サンダーボルツは、原作コミックとは異なる点が多いようです。
まず、リーダーはロス将軍ではなく、”ヴァル”という謎の人物が務めることになっています。また、メンバーも原作コミックとは異なり、MCU作品に登場したヴィランやアンチヒーローたちで構成されています。
ハリソン・フォード演じるサンダーボルト・ロスは、2025年2月公開の映画「キャプテン・アメリカ：ブレイブニューワールド」でレッドハルクになることが予告編で明らかになりました。この時点でロスはアメリカ大統領になっています。
彼がブレイブニューワールドを経て、MCU版サンダーボルツにどのように関わってくるのかは、まだ分かりません。映画「キャプテン・アメリカ：ブレイブニューワールド」の結末次第では、サンダーボルツのメンバーに加わる可能性も考えられます。
ジモはなぜサンダーボルツにいない？
原作コミックでは、サンダーボルツの創設者であり初代リーダーであるジモ。
しかし、MCU版サンダーボルツには、彼がいないことが予告編で明らかになりました。
ジモは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でアベンジャーズを分裂に追い込んだ張本人であり、高い知能とカリスマ性を持つヴィランです。現在は、ワカンダの護衛部隊ドーラミラージュの監視下にあると考えられています。
ジモがサンダーボルツにいない理由としては、以下の点が考えられます。
- ドーラミラージュの監視下にあるため、参加が許可されていない
- サプライズ登場のために、あえて予告編には登場させなかった
- MCU版サンダーボルツには、最初からジモを登場させる構想がなかった
ジモの登場を期待していたファンも多いと思いますが、今後の情報に注目しましょう。もしかしたら、映画本編でサプライズ登場する可能性も残されています。
バッキーは闇落ちして
ウィンター・ソルジャーに逆戻り？
サンダーボルツの注目キャラクターのバッキー・バーンズ。彼はかつてウィンター・ソルジャーとして、多くの罪を犯してきました。洗脳から解放された後も、過去のトラウマに苦しむ姿が描かれていました。
予告編を見る限り、バッキーが再びウィンター・ソルジャーに戻ってしまったのかどうかは、はっきりとは分かりません。彼の表情は常に硬く、感情を失ったウィンター・ソルジャーのようにも見えます。
また、予告編には、バッキーが「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で使用していた地雷銃でサンダーボルツのメンバーが乗る車を襲撃。
このことから、バッキーはサンダーボルツと敵対関係にあるように伺えます。しかし敵なのは一時的な可能性もあり、その後バッキーがサンダーボルツに加わる、あるいは、同じ脅威を倒す目的で共闘する展開もありえるでしょう。
バッキーがサンダーボルツに加わわってしまうのか、そして彼が再び闇落ちしてしまうのでしょうか。
最後に
映画「サンダーボルツ」は、MCUフェーズ5の集大成となる作品であり、今後のMCUの展開を大きく左右する可能性を秘めています。ジモの動向、バッキーの闇落ち、そして新たな敵セントリーの登場など、多くの謎が残されています。
この記事が、映画「サンダーボルツ」を楽しむための一助となれば幸いです。今後の情報にも注目し、公開を待ちましょう。
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