親友を一瞬で暗殺兵器に変える、恐ろしい10個の言葉…
マーベル作品の中でも特に人気の高いキャラクター、
バッキー・バーンズ。
彼はキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースの親友でありながら、悪の組織ヒドラによって洗脳され、冷酷な暗殺者「ウィンター・ソルジャー」として操られてきました。
彼の洗脳を解く鍵となるのは、ある特定のロシア語の単語。これらの言葉は、バッキーの精神を深く支配し、彼を自由意志のない殺人マシンへと変貌させてしまうのです。
今回は、バッキーを洗脳するための恐ろしい暗号、そして彼のその後について詳しく解説していきます。洗脳から解放されたはずのバッキーですが、今後のMCU作品では再び闇に落ちる可能性も…?
目次
バッキーを洗脳するロシア語の暗号
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場した、ウィンター・ソルジャーを洗脳するための暗号。それは以下の10個のロシア語の単語です。
- 「熱望」 (Longing)
- 「錆びつき」 (Rusted)
- 「17」 (Seventeen)
- 「夜明け」 (Daybreak)
- 「灼熱」 (Furnace)
- 「9」 (Nine)
- 「温情」 (Benign)
- 「帰郷」 (Homecoming)
- 「1」 (One)
- 「貨物列車」 (Freight car)
これらの言葉は、バッキーの精神を操作し、彼を暗殺者へと変貌させるためのトリガーとして機能します。暗号を聞くことで、バッキーは過去の記憶や感情を一切捨て去り、冷酷な殺人マシンへと変貌してしまうのです。
これらの単語が具体的に何を意味するのかは、公式には明らかにされていません。しかし、いくつかの単語からは、バッキーの過去や状況を暗示するヒントを見つけることができます。
呪文の意味は?
- 「17」
バッキーの生年月日(1917年3月17日)から取られたと考えられます。 - 「貨物列車」
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でバッキーが谷底へ落下したシーンを連想させます。 - 「錆びつき」
彼のトレードマークである金属製の左腕を暗示しているのかもしれません。 - 「帰郷」
彼が故郷や過去の自分に戻りたいという潜在的な願望を表しているのかもしれません。
これらの単語がどのようにバッキーの精神に影響を与えるのか、そのメカニズムは謎に包まれています。
しかし、これらの言葉が彼の記憶や感情を操作し、彼をウィンター・ソルジャーへと変貌させる強力なトリガーであることは間違いありません。
洗脳からの解放されたバッキーのその後は?
長年にわたり、ウィンター・ソルジャーとして悪の組織ヒドラに利用されてきたバッキー。しかし、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の後、彼はワカンダ王国で治療を受け、洗脳から解放されます。
解放されたバッキーは、過去の罪と向き合いながら、新たな人生を歩み始めます。ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』では、彼はセラピーを受け、償いのために努力する姿が描かれました。
しかし、彼の心の傷は深く、過去のトラウマに苦しめられる場面も少なくありません。それでも、彼はファルコン(サム・ウィルソン)との友情や、新たな仲間たちとの出会を通じて、少しずつ前に進もうとしています。
バッキーは再びウィンター・ソルジャーに!?
今後のMCU作品において、バッキーは再びウィンター・ソルジャーとして闇に堕ちてしまうのでしょうか?
彼は2025年公開予定の映画『サンダーボルツ』に登場することが決定しています。
『サンダーボルツ』は、政府によって集められた特殊能力を持つアンチヒーローたちのチームを描いた作品です。バッキーがどのような役割を担うのか、そして彼が再びウィンター・ソルジャーとして洗脳されてしまうのかは、まだ明らかになっていません。
ファルコン&ウィンター・ソルジャーを見る限り、彼は過去の過ちを乗り越え、新たなヒーローとしての道を歩み始めています。そんな彼がとても再び闇落ちするところが想像できません。
しかしながら、ヴィラン集団の意味合いが強いサンダーボルツ。バッキーはウィンター・ソルジャーになってしまうのかもしれません。
追記:2024年9月23日、映画サンダーボルツの予告編が解禁。
予告編では、バッキーがウィンター・ソルジャー時代を彷彿とさせる髪型と目つきで登場。
彼が闇落ちするのか、それともしないのか、この予告編からは判断できません。
映画『ウィンター・ソルジャー』でニックの車をひっくり返したときの銃を手に、エレーナたちの車を横転させてることから、サンダーボルツの敵になる可能性も考えられます。
サンダーボルツという組織の位置づけ、彼らが何者と戦っているのか、そしてバッキーと組織の関係など、予告編では多くの謎が残されたままです。今後の情報解禁が待ち遠しいですね。
トニー・スタークとは和解してない?
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、バッキーは洗脳された状態でトニー・スターク(アイアンマン)の両親を殺害していたことが明らかになります。
この事件は、トニーとスティーブ(キャプテン・アメリカ)の友情を崩壊させ、アベンジャーズを分裂させるきっかけとなりました。
その後、バッキーは洗脳から解放されますが、トニーとの関係は修復されないまま終わってしまいます。二人が直接会話するシーンはなく、トニーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』で命を落としてしまいます。
バッキーにとって、トニーの死は大きな心の傷となっていることでしょう。彼は、自分の犯した罪の重さを改めて痛感し、償いの道を歩む決意を新たにしたかもしれません。
最後に
バッキー・バーンズは、MCUの中でも特に複雑で魅力的なキャラクターの一人です。彼は、親友であるスティーブとの絆、悪の組織ヒドラによる洗脳、そして過去の罪との葛藤など、様々な困難を乗り越えてきました。
今後のMCU作品で、バッキーがどのような活躍を見せるのか、そして彼がどのような結末を迎えるのか、目が離せません。彼が再び闇に堕ちることなく、真のヒーローとして成長していくことを願うばかりです。
この記事では、バッキーを洗脳するための暗号とその後の彼について解説しました。バッキー・バーンズというキャラクターをより深く理解する助けになれば幸いです。