007最新作ノータイムトゥダイ。
この記事では、映画序盤についてネタバレありで解説します。
この記事ではノータイムトゥダイを含むダニエル・クレイグ版007のネタバレを含みます
- なぜ能面のサフィンはマドレーヌの家を襲撃したのか
- なぜマドレーヌを救ったのか
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目次
007ノータイムトゥダイで能面のサフィンはなぜマドレーヌの家を襲撃?
映画冒頭、ラミ・マレック演じるサフィンがマドレーヌの家を襲撃しました。
これはマドレーヌの父ミスター・ホワイトへの復讐が目的です。
ミスターホワイトは、映画007/カジノ・ロワイヤルとスペクターに登場、犯罪組織”スペクター”の一味でした。
映画スペクターで、カジノ・ロワイヤルからジェームズ・ボンドを苦しめてきた組織こそ、このスペクターだったことが判明。首謀者オーベルハウザーがスペクターを支配していました。
またこの作品で、ミスターホワイトの娘としてマドレーヌ・スワン(演:レア・セドゥ)が登場。ジェームズ・ボンドと恋に発展します。
スペクターを含む007に登場するキャラクターの相関図は下の記事にまとめています。
>>007の相関図!スペクターの正体とノータイムトゥダイの人物関係を整理!
では、サフィンはどんな恨みがミスターホワイトにあったのでしょうか。
実は過去に、ミスターホワイトがサフィンの両親を殺していたのです。
家族の敵討ちということですね。
ところがサフィンが襲撃したとき、家にはミスターホワイトはいませんでした。
ホワイトの代わりというわけか、在宅中のマドレーヌの母親が撃たれてしまいます。
マドレーヌはなんとか家から脱出するも、氷が張った湖の中に落下。
能面のサフィンはなぜマドレーヌを救ったのか
最初は湖の中でもがくマドレーヌを見ていたサフィンですが、しばらくして彼女を救出しました。
このときなぜ、サフィンは敵の娘を救ったのでしょうか。
まず、自分と同じ境遇の彼女を見捨てられなかったのでしょう。親を殺されたマドレーヌに同情したということです。
また、映画中盤のマドレーヌのカウンセリングの場面で、サフィンは次のように語っています。
命を救った相手と永遠に結びついてしまう。殺すのと同じように自分の一部となる。
命を救ったことで、マドレーヌの中に”家族を殺した命の恩人=能面のサフィン”という強烈な記憶を植え付けることができたと言えます。
死ぬまでこの記憶と共存していかないと考えると、見殺しにする以上にマドレーヌを追い詰められたと思います。
さらに、生かしていたほうが後々利用できるとも考えたのではないでしょうか。
実際カウンセリングのときにナノマシンを使ったオーベルハウザー殺害を依頼していたわけで、一つ貸しを作ったもいえます。
まとめ:サフィンがマドレーヌの家を襲撃し彼女を救った理由
マドレーヌの家を襲撃した理由
→家族の敵討ち
マドレーヌを救った理由
- 同じ境遇の彼女に同情
- 見殺し以上の効果がある
- 後々利用できる
>>007の劇中に死亡したボンドガールは?【ダニエル・クレイグ版】
>>JAMES BOND WILL RETURNの意味は?次のジェームズ・ボンドは誰?