マトリックスの仮想空間に存在する預言者オラクル。
この記事では、なぜマトリックス レボリューションズでオラクルの女優は変わったのか、また仮想空間におけるオラクルの役割についてまとめていきます。
目次
マトリックスのオラクルはなぜ変わった?
マトリックスの3作目レボリューションズでオラクル役が変わったのは、1作目とリローデッドでオラクルを演じた女優グロリア・フォスターが亡くなったからです。
彼女は2001年に67歳で他界。亡くなった後の2003年にマトリックスの2作目リローデッドが公開されました。おそらく、亡くなる前に彼女の撮影分は終わっていたのでしょう。
死因は糖尿病だったようです。
グロリアに代わってレボリューションズでオラクルを演じたのは、メアリー・アイス。
マトリックスの世界ではどんな変更があった?
レボリューションズの序盤、モーフィアスとトリニティがオラクルに会いにいくと、前の姿とは違うオラクルが待っていました。
トリニティが前のオラクルについて尋ねると「あなた(トリニティ)を助けネオを導くために、大きな代償を負った」と伝えられます。
映画では、こんな感じであいまいな表現になっていますが、顔が変更されたことに対し、ゲーム「ENTER THE MATRIX(エンター・ザ・マトリックス)」で、もう少し言及されています。
3作目から登場した少女サティを守るため、彼女の父ラーマは、オラクルの削除コードをメロビンジアンに売ってしまいました。そして、なんとか彼の削除からは免れたオラクルは、その代償として顔が変わってしまったのです。
預言者オラクルの本当の役割は?(リローデッドのネタバレ)
ここからは、マトリックスリローデッドまでのネタバレを含みます
リローデッドのラストまでオラクルの役割は、マトリックスの住人に新たな選択肢を与えることだと思われていました。
彼女の助言で、モーフィアスは救世主の存在を知り、ネオを見つけることができました。
また、リローデッドでは、機械との戦争を終わらせるためには、キーメーカーを見つけ出し、マトリックスの根源であるソースにたどり着く必要があるとネオたちに告げます。
ところが、ラストでネオは6人目の救世主であること、意図的にソースに導かれていたことが、マトリックスの設計者アーキテクトによって知らされます。
つまり、オラクルの助言の本当の役割は、ネオという救世主をソースに導くためだったのです。
マトリックスの住人により満足してもらうため、機械はオラクルという人間的な直感的行動を促す預言者を作り、その上でザイオン(現実世界)の人間とつながる救世主をソースに導き、マトリックスをアップデートする仕組みを完成させました。
この仕組みが救世主システムと呼ばれています。
ですので、預言者オラクルは救世主システムを成り立たせるために作られたプログラムだったというわけです。
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※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はアマゾンプライムにてご確認ください 。