スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒。
最新作エピソード9スカイウォーカーの夜明けに向けて、見返している人が多いでしょう。
今回はフォースの覚醒の評価に注目して、駄作でつまらない作品なのか、あるいは面白い作品なのか見ていこうと思います。
スター・ウォーズ/フォースの覚醒の世間の評価
まずは、スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒の世間の評価について、他のシリーズ作品と比べながらに見ていきましょう。
アメリカの大手映画評価サイト「Rotten Tomatoes」の評価によると、評論家の93%が観客の86%が支持。

Star Wars_ Episode VII – The Force Awakens (2015) – Rotten Tomatoes
同サイトにおける他スター・ウォーズ作品の評価と並べると次のようになります。(作品名:評論家の評価,観客の評価)
- エピソード4/新たなる希望:93%,96%
- エピソード5/帝国の逆襲:95%,97%
- エピソード6/ジェダイの帰還:81%,94%
- エピソード1/ファントム・メナス:53%,59%
- エピソード2/クローンの攻撃:65%,56%
- エピソード3/シスの復讐:80%,66%
- エピソード7/フォースの覚醒:93%,86%
- ローグ・ワン:83%,86%
- エピソード8/最後のジェダイ:91%,43%
- ハン・ソロ:70%,63%
評論家と観客の両者から非常に高い評価を得ているエピソード4/新たなる希望やエピソード5/帝国の逆襲に比べると評価は低いです。しかし、エピソード6/ジェダイの帰還と比べるといい勝負をしている印象ですね。
全体の評価として、シリーズ10作品中、3番目か4番目に面白い作品と言えます。
8割以上の観客と評論家が支持していることから、客観的にフォースの覚醒を見て決して駄作つまらない作品ではないと思います。
フォースの覚醒は駄作でつまらないか
「Rotten Tomatoes」の評価がすべて正しくて、ここのサイト数字が低いからつまらない、数字が高いから面白いとは一概に言えないと思います。結局、つまらないと思うか面白い思うかは人それぞれ。スター・ウォーズのような人気映画になるとたくさんの人が観ますので、いろいろな意見が出てくるのは当然でしょう。
実際、旧三部作(エピソード4~6)よりも、新三部作(エピソード1~3)のほうが好きという方もいるわけです。
なので、エピソード7/フォースの覚醒も駄作だ!つまらない!という意見はあるのは仕方ないですね。
フォースの覚醒がつまらないと思われる理由
私自身、フォースの覚醒はシリーズの中で好きな方ですが、客観的に見てつまらないと思われる理由をまとめていこうと思います。
ここからはスター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒のネタバレを含みます
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カイロ・レンが敵として魅力に欠ける
まず、フォースの覚醒が駄作でつまらないと思われる要因として、カイロ・レンが一番最初に挙がるでしょう。
見た目、性格、戦闘スキル、全てにおいてそこまで強さを感じなかったと思います。ダース・ベイダーを前にしたときのやられてしまうのではないかという緊張感はあまり感じなかったですね。
マスクをかぶっているときはまだいいのですが、わりと早い段階でマスクを脱いでしまい、素顔にあまり威圧感がないのも問題だったでしょう。正直最後のハン・ソロとの対面までマスクを取らなくても良かったのではないかと思っています。
もしかしたら、中盤辺りから弱さを見せていくことで、終盤のハンの説得でライトサイドに戻ってくるかもしれないという期待を観客に与えたかったのかもしれません。
ラストの戦闘シーンにおいても、ライトセーバーを持ったばかりのフィンに傷を負わせられ、レイには負けるという展開を観て、正直もう少し強さを見せてほしかったと感じました。
エピソード4/新たなる希望に似すぎ!
全体的に、エピソード4/新たなる希望に似ているシーンが多かったように思います。冒頭のスター・デストロイヤー登場からラストの敵の基地破壊まで新たなる希望と重なる場面が全体に多く散りばめられていました。
下の動画を観ると共通部分が多いのがわかります。
ファンにとっては共通点を見つけることができる楽しみがあります。一方で、もっと新しいスター・ウォーズを観たかった人たちには物足りなさを感じたのではないでしょうか。
ポー・ダメロンとキャプテン・ファズマの登場シーンが少ない
ポー・ダメロンは冒頭でルークの居場所を記した地図をレジスタンスに届けるという任務を受け、フィンとの強い信頼関係を見せました。なので、中心人物になるであろうと期待していた人にとっては、早々に離脱されてしまったことにがっかりだったのではないでしょうか。
旧三部作における、ルーク、レイア、ハン・ソロの3人がフォースの覚醒におけるレイ、フィン、ポー・ダメロンならば、ポーをもっと写しても良かった気がします。もしかしたら、レジスタンスのパイロットということで、それが難しかったのかもしれませんね。
それから、ファースト・オーダーのキャプテン・ファズマも登場シーンが少なかったように思います。ストームトルーパーのキャプテンとして、見た目がかっこよくポスターではセンターにピックアップされていただけに、もう少し彼女に役割を与えても良かった気がします。フォースの覚醒ではハックス将軍のあたえる印象が強すぎて、ファズマがあまり活かせなかったように思います。
最後に
以上、フォースの覚醒の評価についてまとめました。
フォースの覚醒はシリーズ全体として3番手か4番手の評価。つまらない思われる理由として、カイロ・レンのキャラクターやポー&ファズマの登場頻度、エピソード4新たなる希望と似ている点が多いからではないかということでした。
個人的に監督のJJエイブラムスは、よくまとめてくれた思っています。
過去のシリーズに敬意を払いつつ新しものを魅せてくれたことに満足でしたね。エピソード9/スカイウォーカーの夜明けで再びメガフォンをとったJJ。どんな締めくくりを魅せてくれるか楽しみです。
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