2000年に公開され、アカデミー賞作品賞を含む5部門を受賞した歴史的大作「グラディエーター」。
ラッセル・クロウ演じるマキシマスの壮絶な運命と、剣闘士たちの死闘が多くの人の心を掴みました。
そして、24年の時を経て、
待望の続編「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」が2024年11月15日(金)に公開されました。
今作では、前作で命を落としたマキシマスの遺志を継ぐ青年ルシアスを主人公に、新たな物語が描かれます。
ルシアスを演じるのは、「aftersun/アフターサン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたポール・メスカル。
前作に引き続きリドリー・スコットが監督を務め、「ナポレオン」や「ゲティ家の身代金」などの脚本を手がけたデビッド・スカルパが脚本を担当しています。
壮大なスケールと、豪華キャストで描かれる「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」。しかし、気になるのは、続編も前作と同じように、迫力満点のアクションシーンが見られるのか、
そして、年齢制限はあるのか、ということではないでしょうか?
特に、お子さんと一緒に映画館に行きたいと考えている方は、年齢制限は事前にしっかり確認しておきたいですよね。
そこで今回は、「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」の年齢制限や、暴力描写の程度について詳しく解説していきます。
目次
グラディエーター2の年齢制限は?
結論から言うと、「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」はR15+指定の作品です。
つまり、15歳未満の方は、たとえ保護者同伴であっても鑑賞することができません。
前作の「グラディエーター」はPG12指定でした。PG12指定とは、「12歳未満の年少者には、親または成人保護者の助言・指導が必要」とされる映画です。前作では、ある程度の暴力表現は含まれていましたが、12歳以上であれば、保護者の判断で鑑賞することが可能でした。
しかし、今作はR15+指定となり、15歳未満は鑑賞ができません。
なぜR15+指定なの?暴力描写は?
「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」がR15+指定になった最大の理由は、暴力描写の激しさにあります。
グラディエーター(剣闘士)同士の戦いという設定上、前作でも激しい戦闘シーンはありました。しかし今作では、より生々しく、残酷な描写が多く含まれています。
具体的には、
- 頭部が吹き飛ぶシーン:
剣闘士同士の戦いの最中、剣や斧の一撃で頭部が粉砕され、血しぶきが飛び散るシーンがあります。 - 手が切断されるシーン:
刃物によって手が切り落とされ、地面に転がるシーンがあります。 - 血が噴き出すシーン:
負傷した剣闘士の体から、大量の血が噴き出すシーンがあります。 - 生首が登場するシーン:
命を落とした〇〇の生首が、戦利品として掲げられるシーンがあります。
これらの描写は、ゴア表現と呼ばれるもので、流血や人体損壊をリアルに表現したものです。
そのため、刺激が強く、15歳未満の青少年には悪影響を与える可能性があると判断され、R15+指定となりました。
グラディエーター2は前作よりグロい?
前作「グラディエーター」でも、剣闘士同士の戦闘シーンや、主人公マキシマスが奴隷として扱われるシーンなど、残酷な描写はありました。
ただ、暴力シーンは比較的短く、残酷な描写も直接的には描かれていませんでした。例えば、剣闘士が刺されるシーンでは、血しぶきは控えめで、傷口もあまり映し出されませんでした。
今作では、暴力シーンがより長く、詳細に描かれているだけでなく、傷口や血しぶきなどもリアルに表現されているため、観客に与える衝撃は大きいです。
実際に映画を鑑賞した方の感想をSNSなどで見ると、「前作よりグロい」と感じている方が多いようです。前作で予習をしても、今作の暴力描写の激しさは想像しにくいかもしれません。
全く想像がつかないという方は、1作目を予習してみて、グロさの最低ラインを把握しておくのもありですね。
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R15+指定ってどんな基準?
R15+指定は、映画倫理機構(映倫)が定める映画のレイティングシステムの一つです。映倫は、映画の内容を審査し、年齢制限などのレイティングを行う機関です。
R15+指定の作品には、暴力描写に加え
- 著しく性的感情を刺激する描写:
露骨な性行為や、性的暴行などの描写 - 反社会的な行動や行為を肯定する描写:
殺人、強盗、テロなどの犯罪行為を肯定的に描く描写 - 麻薬・覚醒剤の使用を賛美する描写:
麻薬や覚醒剤の使用を魅力的に描く描写 - 青少年に悪影響の恐れがある描写:
いじめ、自殺、虐待などをリアルに描く描写
が含まれているとされています。
「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」の場合、上記のうち暴力描写の激しさがR15+指定の理由となっています。性描写や麻薬・覚醒剤などを扱う描写はありません。
なお、このレーティングシステムは国によって異なります。
銃社会で治安が悪い地域もあるアメリカでは、日本より厳しく設定されている印象です。同じ作品でも、日本とアメリカで年齢制限が異なる場合もあります。
グラディエーター2を見る上での注意点
「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」は、迫力満点のアクションと、感動的なストーリーが魅力の作品です。
しかし、R15+指定の作品であることを理解した上で、鑑賞するかどうかを判断する必要があります。
特に、グロテスクな描写が苦手な方や、感受性の強い方は、注意が必要です。映画鑑賞後に気分が悪くなったり、トラウマになってしまう可能性もあります。
また、15歳未満のお子さんは、たとえ保護者同伴であっても鑑賞することはできません。年齢制限は厳守するようにしましょう。
まとめ
「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」はR15+指定の作品であり、15歳未満の方は鑑賞することができません。暴力描写が激しいので、鑑賞する際はご注意ください。
しかし、暴力描写だけがこの映画の魅力ではありません。
- ローマ帝国の壮大なスケール感
- 剣闘士たちの息を呑むような戦い
- 主人公ルシアスの成長と葛藤
- 政治的な陰謀や裏切り
など、見どころ満載の作品です。
R15+指定の意味を理解し、自分の判断で、この壮大な歴史ドラマを体験してみてはいかがでしょうか。
今回は、「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」の年齢制限と暴力描写について解説しました。この記事が、映画を鑑賞する際の参考になれば幸いです。
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