「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」で、誰もが目を奪われたシーンといえば、若き日のジャック・スパロウが登場する回想シーンではないでしょうか?
あのシーン、まるでジョニー・デップがタイムスリップしたかのような錯覚に陥りますが、実は彼ではないんです!
では、一体誰が演じていたのか? CGなのか? それともジョニー・デップにそっくりな新人俳優…?
今回は、この謎に迫りつつ、宿敵サラザールの特殊メイクやCGについても詳しく解説していきます。
あの不気味な雰囲気はどうやって作り出されたのか? 驚きの事実が明らかになりますよ!
さらに、若きジャックを演じた俳優のプロフィールや、ジョニー・デップとの意外な共通点などもご紹介します。パイレーツ・オブ・カリビアンの世界をさらに深く知りたい方は、ぜひ読み進めてくださいね!
目次
若き日のジャック・スパロウは誰?
Young Jack Sparrow tho #PiratesoftheCaribbean #PiratesLife
pic.twitter.com/VVTaW63lj8— (@planetaintshit) March 2, 2017
「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」で、ひときわ注目を集めたのが、若かりし頃のジャック・スパロウが登場するシーンです。
時は1708年、まだ海賊として駆け出しのジャックは、スペイン海軍のサラザールから命を狙われていました。
サラザール率いる軍艦から逃れるため、ジャックは機転を利かせてサイレントメアリー号を魔の三角海域におびき寄せます。 そして、サラザールは魔の三角海域に囚われ、命を落とすことに…。
このシーンで、若きジャックを演じていたのは、アンソニー・デ・ラ・トーレという俳優です。
当時23歳だったアンソニーは、オーディションでこの大役を勝ち取りました。 ジョニー・デップに似た顔立ちと演技力が評価されたのでしょう。 しかし、ただ似ているだけではダメだったようです。
実は、アンソニーの顔にCG技術を駆使して、ジョニー・デップの特徴をさらに際立たせていたのです。
目元や口元などを細かく調整することで、まるで本人かと見紛うほどのクオリティを実現しました。
アンソニー自身も、ジョニー・デップの演技を研究し、彼の独特な動きや喋り方を完璧に再現しようと努力しました。
その結果、若きジャック・スパロウは、まさにジョニー・デップが演じているかのような存在感を放つことができたのです。
アンソニー・デ・ラ・トーレってどんな人?
アンソニー・デ・ラ・トーレは、
- 1993年11月24日生まれ
- アメリカ人
- 出身はオハイオ州
- 身長は175cm
2022年には、Netflixのオリジナル映画「好きだった君へのラブレター」シリーズで主演を務めたラナ・コンドラと結婚しました。
俳優としては、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」以外にも、いくつかの映画やドラマに出演していますが、まだそれほど知名度は高くありません。
しかし、今回の大役をきっかけに、今後さらに活躍の場を広げていくことが期待されます。
ジョニー・デップと
アンソニー・デ・ラ・トーレは似てる?
では、実際にジョニー・デップとアンソニー・デ・ラ・トーレはどれくらい似ているのでしょうか?
写真で見比べてみると、確かに顔立ちや雰囲気が似ている部分もあります。
特に、目元や口元のあたりは、どことなくジョニー・デップを彷彿とさせます。 しかし、全体的な印象としては、やはり別人の域を出ないと言えるでしょう。
アンソニー自身も、インタビューで「ジョニー・デップに似ていると言われることは光栄ですが、彼とは違う個性を持った俳優として認められたい」と語っています。
サルザールの顔はCG?メイク?
ジャック・スパロウの宿敵であるサラザールも、強烈なビジュアルで話題になりました。 あの不気味な顔は、一体どのようにして作られたのでしょうか?
実は、サラザールの顔は特殊メイクによって表現されています。 顔全体に傷跡やひび割れを施され、まるで亡霊のような風貌に変身したのです。
しかし、サラザールの最大の特徴である、常に なびいている髪の毛はCGで表現されています。
水中を漂うように動く髪の毛は、不気味さと美しさを兼ね備えており、サラザールのキャラクターをより印象的なものにしています。
サルザールを演じたのは?
サラザールを演じたのは、
スペイン出身の俳優ハビエル・バルデムです。
彼は、「ノーカントリー」や「007 スカイフォール」など、数々の話題作に出演している実力派俳優です。
また、私生活では、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」でヒロインのアンジェリカを演じたペネロペ・クルスと結婚しています。
実は、ハビエル・バルデムは「生命の泉」で黒ひげ役の候補にも挙がっていたそうですが、最終的には「ジョン・ウィック」シリーズで知られるイアン・マクシェーンが演じることになりました。
最後に
今回は、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」に登場する、若きジャック・スパロウとサラザールについて解説しました。
若きジャックを演じたアンソニー・デ・ラ・トーレは、ジョニー・デップに似た顔立ちと演技力で、見事に役を演じ切りました。 また、サラザールの不気味なビジュアルは、特殊メイクとCG技術によって生み出されたものでした。
このように、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、俳優たちの熱演と最新技術の融合によって、私たちに夢のような世界を見せてくれます。 今後も、新たなキャラクターやストーリーで、私たちを楽しませてくれることでしょう。