大手シネコンのTOHOシネマズが一般の映画鑑賞料金を値上げすることを発表しました。
これを受け、以下の内容についてまとめていきます。
- 値上げはいつから?
- 割引はどうなる?
- イオンシネマなどの他の映画館は?
TOHOシネマズが値上げを発表!割引はどうなる?
2023年5月1日にTOHOシネマズが料金の改定を発表。
改定内容は以下の通り。
種類 | 改定前 | 改定後 |
一般 | 1,900円 | 2,000円 |
シニア | 1,200円 | 1,300円 |
レイトショー | 1,400円 | 1,500円 |
ファーストデイ | 1,200円 | 1,300円 |
シネマイレージデイ | 1,200円 | 1,300円 |
TOHOウェンズデイ | 1,200円 | 1,300円 |
3D追加料金 | +300円+メガネ代100円 | +300円+メガネ代200円 |
一般料金だけでなく、時間帯・日付・曜日などの割引にもそれぞれ100円の値上げが適応されています。
ただ、幼児から大学生までの料金には変更なし。
高校生までは今まで通り1,000円、大学生は1,500円となっています。
IMAXやDOLBY ATMOSなどの映像形態による値上げも基本的になし。しかしながら、3Dで鑑賞した際のメガネ代が+100円から+200円に値上げ。
TOHOシネマズで使える3Dメガネを持っている場合、メガネ代が不要になりますので鑑賞料金は変わりません。
ですので、3Dで見たときは、捨てずに持っておきたいところ。
なお、イオンシネマやユナイテッド・シネマなどの他のシネコンの3DメガネはTOHOシネマズで使えません。
auスマートパスプレミアム会員・auスマートパス会員が毎週月曜に割引になるauマンデイは値上げなし。今まで通り、毎週月曜は高校生まで900円、大学生以上が1100円です。
TOHOシネマズの映画料金2000円に値上げはいつから?
値上げは2023年6月1日から。
5月末までに公開される作品は6月になる前に見ておきたいところですね。
イオンシネマなどの他の映画館の値上げは?
気になる他の映画館の値上げはどうなるのでしょうか。
5月2日現在、TOHOシネマズ以外の以下大手5社の値上げは発表されていません。
- イオンシネマ
- 109シネマズ
- シネマサンシャイン
- ユナイテッド・シネマ
- 松竹マルチプレックスシアターズ
(MOVIX,ピカデリー) - ティ・ジョイ
ただ今後、TOHOシネマズに続き、値上げする可能性は高いと予想されます。
イオンシネマ以外は、一般料金が改定前のTOHOシネマズと同じ1,900円。他の映画館もTOHOシネマズと同様な問題を抱えると考えると値上げは避けられないかなと。
映画館側のことを思うと値下げは仕方ないでしょう。
ただ、この値上げをきっかけに映画館離れは加速しそうです。
現在は、配信サービスが普及し、オリジナル・コンテンツが増加し、YouTubeやショート動画などの短い動画が人気です。わざわざ映画館に行って、2時間くらいの映像を見る需要は下がっているでしょう。
その中での鑑賞料金の値上げ。
これは、本当に今後の映画業界がどうなるのか心配です。
他の映画館の料金・割引については下の記事にまとめています。
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