アカデミー賞の見逃し配信はこちら!

パラサイト半地下の家族はホラーで怖い?年齢制限は?世間の評価もチェック!

2020年1月10日に劇場公開された映画パラサイト 半地下の家族。

今回はこの映画は怖いのか、年齢制限があるのかについて見ていこうと思います。また、世間の評価もチェックしていきます。


パラサイト 半地下の家族は怖い?年齢制限は?

パラサイトはPG-12指定

「パラサイト 半地下の家族」はPG-12指定。つまり、12歳未満の方は20歳以上の保護者の助言や指導が必要な作品であるということ。そこまで多くはありませんが暴力的で残虐な描写があるので、そういうのが苦手な方は鑑賞を控えたほうが良いかもしれません。

ちなみに、アメリカではR指定(17歳未満の鑑賞には保護者の同伴が必要)、韓国本国でもR-15指定(15歳未満の鑑賞禁止)で公開されています。

暴力描写のところだけをとったら昨年話題になったジョーカー(R-15指定)と近い部分があり、12歳未満を鑑賞可能にしてよいのか疑問が残りますね。日本が年齢制限に関してゆるいのか他の国々が高いのか、どちらなんでしょうか。

パラサイトはホラーで怖い?

映画に対して怖いかどうか判断するのは人それぞれなので難しいですが、ツイッターやグーグルの検索キーワードに「映画パラサイト 怖い」と出てくるので、一定数そう感じている人がいるのは確かです。

ではどのような点で怖いのか。

まずは、ホラー的な怖い要素があると思います。R指定になるくらい暴力的な描写があるので、その描写自体に怖さを感じる人がいるのしょう。

 

続いて、この映画特有のストーリー展開が影響している思います。

ジャンルはドラマ/ミステリーとなっていますが、序盤はコメディ要素が強く笑いが起きそうな映画。しかし中盤になるとミッション:インポッシッブルを見ているようなスパイ要素があり、ハラハラドキドキさせる展開に。そして最後は、ホラー要素も含まれたサスペンス映画を見ているような感覚になりました。

ですから、常に予想できない展開で、場面の切り替わりで別の映画を見ているような驚き、恐怖を感じる思います。気持ちを楽にして安心してみていると、次の瞬間恐ろしいシーンになったり。

 

そして、表紙や予告からにじみ出る恐怖。まだ見てない人にも怖そうという印象を与えるほど上手い作りになっていると思います。

https://wall.alphacoders.com/big.php?i=1122541

表紙については、登場人物の目のところに線が入っているのが不気味ですよね。それから、この表紙だと向かって左下に横になった足が見えます。果たしてこれは何を意味するのか。

 

予告編では、物語の根幹に触れている描写がないのですが、弦楽器の音楽に合わせて場面が次々に切り替わり、見る人をゾクゾクさせるような作りになっていると思います。タイトル前の最後のカットは何を意味するのか気になるところでしょう。


パラサイトの評価

評論家の評価は?

最後に「パラサイト 半地下の家族」の評価について。

まず、評論家からは非常に高い評価を得ています。米映画評論サイト「Rotten Tomatoes」の評価では100点満点中99得点を叩き出しました。

カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞をはじめ数々の賞を受賞。作品賞または外国語映画賞として受賞した賞は以下の通り。(2020年1月13日現在)

  • AACTA国際賞
  • 青龍映画賞
  • カンヌ国際映画祭
  • 放送映画批評家協会賞
  • ゴールデングローブ賞
  • インディペンデント・スピリット賞
  • ロサンゼルス映画批評家協会賞
  • 全米映画批評家協会賞
  • シドニー映画祭

そして、2月に行われるアカデミー賞では、国際長編映画賞だけでなく作品賞としても受賞が期待されています。今までにアカデミー賞で外国語作品が本戦の作品賞を受賞したことはなく、今年パラサイトが作品賞をとれば、歴史的快挙になると言われています。

世間の評価は?

1月10日(金)に日本でも公開され、多くの方が既にご覧になっている模様。そして見た人は絶賛する方が多く、既に今年1位に掲げている人も。

Rotten Tomatoesでは、評論家と同じくらい観客の評価が高く、100点満点中93点の高評価となっています。

Parasite (Gisaengchung) (2019) – Rotten Tomatoes

  • iMDb:8.6/10
  • Filmarks映画:4.2/5.0
  • Yahoo映画:4.1/5.0
  • 映画.com:4.2/5.0

その他の映画レビューサイトに評価を見ても非常に高い数値になっていますね。

映画の好き嫌いはあると思いますが、2020年ぜひ映画館で見ておきたい映画の一つと言えるでしょう。