2000年に公開され、アカデミー賞作品賞を含む5部門を受賞した歴史スペクタクル超大作『グラディエーター』。剣闘士(グラディエーター)として死闘を繰り広げる主人公マキシマスの姿に、心奪われた方も多いのではないでしょうか?
そして2024年11月15日(金)、ついに続編
『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』が公開されます。前作から24年ぶりの続編とあって、期待が高まっている方も多いはず。
古代ローマ帝国を舞台にした今シリーズは、日本人にとっては似たような名前の登場人物が多く、名前と顔が一致しない、家系図や相関図が知りたいという方もいるのではないでしょうか?
この記事では、1作目の本編と2作目予告編までに明らかになっている情報をもとに、シリーズの人物関係を図を使いながら整理していきます。
特に、2作目の主人公ルシアス・ウェルスとルッシラ、そして前作のメインキャラクターであるマキシマスとコモドゥスの関係を詳しく解説していきます。
この記事を読めば、『グラディエーター』シリーズの複雑な人間関係がスッキリと理解できるはずです。
この記事ではグラディエーター1作目のネタバレを含みます
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目次
グラディエーターの登場人物相関図
相関図
まずは、『グラディエーター』シリーズに登場する主要人物の関係性を図で確認してみましょう。
主な登場人物の関係性
- マルクス・アウレリウス:
第16代ローマ皇帝。コモドゥスとルッシラの父親。 - コモドゥス:
マルクス・アウレリウスの息子。第17代ローマ皇帝。 - ルッシラ:
マルクス・アウレリウスの娘。コモドゥスの姉。ルキウス・ウェルスの母親。 - ルキウス(ルシアス)・ウェルス:
ルッシラの息子。2作目の主人公。
グラディエーター1作目のあらすじ
『グラディエーター』シリーズの人物相関図を理解するために、まずは1作目のあらすじをおさらいしておきましょう。
西暦180年、ローマ帝国の将軍マキシマスは、ゲルマン民族との戦いで勝利を収め、皇帝マルクス・アウレリウスから次期皇帝に指名されます。しかし、この決定に不満を抱いた皇帝の息子コモドゥスは、父を殺害し、自ら皇帝の座に就きます。
マキシマスはコモドゥスを皇帝と認めず、反逆者として処刑されそうになりますが、間一髪で逃げ延びます。しかし、彼の家族はコモドゥスによって殺されてしまいます。
復讐を誓うマキシマスは、奴隷として売られ、剣闘士となります。持ち前の強さで勝ち進み、ローマのコロッセオでコモドゥスと対峙することになります。
グラディエーターの主要人物を解説
ここでは、グラディエーター1作目の主要人物について詳しく解説していきます。
マキシマス
ラッセル・クロウ演じる主人公。
ローマ軍の将軍で、皇帝マルクス・アウレリウスから厚い信頼を寄せられています。戦場では勇敢で知略に長け、部下からの信頼も厚い人物です。家族を愛し、故郷に帰ることを夢見ていましたが、コモドゥスの裏切りにより、奴隷の身分に落とされてしまいます。
ラッセル・クロウのプロフィール
生年月日: 1964年4月7日
出身地: ニュージーランド ウェリントン
主な出演作品:『L.A.コンフィデンシャル』(1997年)、『ビューティフル・マインド』(2001年)、『マスター・アンド・コマンダー』(2003年)
コモドゥス
ホアキン・フェニックス演じるローマ皇帝。マルクス・アウレリウスの息子ですが、父のような器量がなく、権力欲が強い人物です。マキシマスを妬み、父を殺害して皇帝の座を奪います。
ホアキン・フェニックスのプロフィール
生年月日: 1974年10月28日
出身地: プエルトリコ サンフアン
主な出演作品:『グラディエーター』(2000年)、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年)、『ジョーカー』(2019年)
ルッシラ
コニー・ニールセン演じるコモドゥスの姉。マキシマスとはかつて恋人同士でしたが、政略結婚によって別の男性と結婚させられます。夫を亡くし、コモドゥスの支配下に置かれています。
コニー・ニールセンのプロフィール
生年月日: 1965年7月3日
出身地: デンマーク フレゼリクスハウン
主な出演作品:『グラディエーター』(2000年)、『ワン・アワー・フォト』(2002年)、『ワンダーウーマン』(2017年)
ルシアス(ルキウス)・ウェルス
子役スペンサー・トリート・クラーク演じるルッシラの息子。幼いながらも、コモドゥスの残虐な行為を目の当たりにし、恐怖を感じています。
スペンサー・トリート・クラークのプロフィール
生年月日: 1987年9月5日
出身地: アメリカ合衆国 ニューヨーク州
主な出演作品:『グラディエーター』(2000年)、『ミスティック・リバー』(2003年)、『アンブレイカブル』(2000年)
マルクス・アウレリウス
リチャード・ハリス演じる第16代ローマ皇帝。コモドゥスとルッシラの父親。老齢のため、後継者としてマキシマスを選びますが、コモドゥスに殺害されてしまいます。
リチャード・ハリスのプロフィール
生年月日: 1930年10月1日
没年月日: 2002年10月25日
出身地: アイルランド リメリック
主な出演作品:『ハリー・ポッター』シリーズ、『グラディエーター』(2000年)、『アンフォギブン』(1992年)
グラディエーター2で明かされる新事実
前作から24年ぶりに公開される『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』。2作目の予告編で驚くべき新事実が明らかになりました。
それは、ルシアス(ルキウス)・ウェルスの父親がマキシマスであるということです。
前作ではマキシマスとルッシラは元恋人同士という設定でしたが、それぞれ別の人と結婚し、子供がいます。
物語の序盤、処刑を免れたマキシマスは故郷を目指します。しかし、ようやくたどり着いた故郷は焼き尽くされ、愛する妻と息子は宙吊り状態で彼を待ち受けていました。
帰路の途中、マキシマスの脳裏には、ローマ軍が妻と息子に襲いかかる光景がフラッシュバックのように蘇ります。
このフラッシュバックに登場する妻は、もちろんルッシラではなく、息子もルシアスではありません。ふたりともクレジットの表記はマキシマスの妻、息子で、名前は明らかになっていませんでした。
ということで、マキシマスは、1作目の妻と息子とは別に、ルッシラとの間にルシアスができていたのでした。
一方、ルッシラは後に夫を亡くし未亡人となります。序盤でマキシマスがそのことをお悔やみを申すシーンがあります。
そして前作において、ルッシラの息子であるルキウス・ウェルスがマキシマスの子供であるという描写や暗示は一切ありませんでした。
今回の新設定は、前作の解釈を大きく変える可能性を秘めています。マキシマスには、マキシマスとルッシラの間には、かつて深い愛情があったのかもしれません。
そして、ルキウス・ウェルスは、マキシマスの血を受け継ぐ息子として、新たな物語を紡いでいくことになるのです。
コモドゥスはなぜ父親を殺したのか?
コモドゥスは、父マルクス・アウレリウスから皇帝の座を継ぐことを期待していました。しかし、マルクス・アウレリウスは、コモドゥスよりもマキシマスを後継者としてふさわしいと考えていました。
このことに不満を抱いたコモドゥスは、父を殺害し、自ら皇帝の座に就きます。
権力欲が強く、残虐な性格のコモドゥスは、自分の野望を達成するためには手段を選びませんでした。
コモドゥスとマキシマスの死因は?
コモドゥスは、マキシマスとの剣闘士同士の戦いで、卑怯な手段を用いてマキシマスを殺害しようとします。しかし、マキシマスは致命傷を負いながらもコモドゥスを倒し、復讐を果たします。
コモドゥスは、マキシマスに刺された傷がもとで死亡します。マキシマスもまた、コモドゥスとの戦いで負った傷がもとで、ルッシラとルキウスに看取られながら息を引き取ります。
最後に
この記事では、『グラディエーター』シリーズの登場人物相関図と、主要人物のプロフィール、そして2作目の新情報について解説しました。
2024年11月15日(金)公開の『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』を見る前に、この記事で予習しておけば、より深く物語を楽しむことができるはずです。
壮大なスケールで描かれる歴史スペクタクルを、ぜひ劇場でご覧ください!
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