スパイダーマン/ファーフロムホームは面白いorつまらない？評価は？

【PR】本ページはプロモーションが含まれています

MCU版スパイダーマン2作目「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」。

今回はこの作品が面白いのかつまらないのか、世間の評価はどうなっているのかまとめていきます。

まずはファー・フロム・ホームの評価について、他のスパイダーマン作品と比較する次の通り。

他のスパイダーマン作品と比べると、世間の評価、評論家の評価は良いです。

スパイダーマンの1作目や過去のMCUを予習している方とそうでない方で意見が分かれると思います。しっかり予習している人ほどピーターの成長や葛藤に共感しやすく、面白いと感じるのではないでしょうか。

今作はMCU版スパイダーマン2作目、MCU作品としては23作目となります。

スパイダーマンは映画アベンジャーズ・シリーズにも登場しており、過去作を見てないと、他のキャラクターとの関係、時系列、現在の状況がわからないでしょう。

検索欄のサジェストに「スパイダーマンファーフロムホームわからない」と出てくるように、初見で見た場合にわからない部分はあると思います。

理解できない部分があるとそれがストレスになり、映画全体の評価が”つまらない”になる可能性はあります。「わからない＝つまらない」となってしまうのは仕方ないですね。

まだファーフロムホームを見てない方は、MCU作品を予習することをおすすめします。どの作品を見るべきかについては下の記事にまとめています。

では予習した上でこの作品は面白いのか、つまらないのか。

注意

ここからはファーフロムホームのネタバレを含みます。まだ見てない方はご注意ください！

アクロス・ザ・スパイダーバース配信開始

スパイダーマン映画13作品視聴可能！

ここで簡単にあらすじを振り返ります。

アイアンマンから託されたE.D.I.T.H.というシステムを使い、ヒーローとして活躍するピーター・パーカー。本作では、アイアンマンの死を乗り越え、自らの力でヒーローとして成長していく姿が描かれます。

アイアンマンの死後、彼はヒーローとして大きな重圧を感じていました。アイアンマンの後継者として期待される一方で、まだ未熟な自分への不安も抱えていました。そのため、ヒーロー活動を避け、高校生としての生活に逃避しようとします。

しかし、ピーターは、ヨーロッパ旅行中に起こった事件に巻き込まれ、再びヒーローとしての役割を果たすことになりました。

その過程で、ピーターは、ヒーローとしての使命と、高校生としての生活の両立の難しさに気づきます。

ピーターは葛藤を乗り越え、自らの力でヒーローとして成長していくことで、アイアンマンの死を乗り越え、新たな一歩を踏み出します。

このストーリーは、多くの人が共感できる普遍的なテーマといえます。誰しもが、仕事や学校などの責任と、プライベートとの両立に悩むことがあるでしょう。ピーターの葛藤は、そんな誰もが経験する悩みを映し出したものです。

また、この作品は甘酸っぱい青春映画としての側面があり、学生さんは共感できる部分があると思います。

スパイダーマン映画は、学園モノのストーリーになっています。そのため、勧善懲悪のヒーロー映画に比べてリアリティがあり、主人公の行動や感情に共感しやすくなっていると思います。

アクションにフォーカスすると、今作にはドローンが登場し、大量のドローンに追われながら戦うシーンは新鮮だったでしょう。

今作のヴィランはミステリオでした。

ミステリオ役ジェイク・ギレンホールの演技は素晴らしかったと思います。ミステリオのカリスマ性と狂気性を見事に表現しており、観客を魅了していました。

また、ミステリオの能力は、現実と幻想を巧みに操るものであり、観客を驚かせ、スリルを味わわせるのに十分だったといえます。ミステリオの存在は、スパイダーマンに大きな試練を与え、彼の成長を促すきっかけとなったでしょう。

ヒーロー映画によくある、地球侵略を目指す悪者ではなく、トニー・スタークによって傷つけられた被害者という側面を持つことで、より複雑で魅力的なキャラクターになりました。

また、トニー・スタークがヒーローとして責任を果たさなかったために生まれた悪という設定は、ファーフロムホームのテーマである「ヒーローの責任」をより深く掘り下げることにつながっています。

もちろん、後付け設定によってミステリオの悪の目的が弱くなったという意見もあるのは事実です。

しかし、全体的には、ミステリオのキャラクターとファーフロムホームのテーマをより深く掘り下げることになった後付け設定だったと言えるでしょう。