ファルコン&ウィンター・ソルジャーの第4話が配信開始。エピソード4の考察、及び小ネタを記事にまとめました。
ファルコン&ウィンター・ソルジャー第3話までの小ネタ、考察については下の記事をご覧ください。

目次
ファルコン&ウィンター・ソルジャーの小ネタ
ジョン・ウォーカーの構え

https://moviemorgue.fandom.com/wiki/Captain_America:_The_First_Avenger_-_Extras
終盤、ジョンがレマーとフラッグ・シュマッシャーズのアジトにやってきた場面。盾を構えながらピストルを持つ姿は、ザ・ファースト・アベンジャーのキャップの構えと同じでした。
キャップの盾

https://i.ytimg.com/vi/hZr2AEw3dos/maxresdefault.jpg
ドーラミラージュの一人が足で盾を拾うシーンは、キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーのエレベーターのシーンのオマージュ。
ラストのジョン・ウォーカーが盾を両手でつかみ、フラッグ・シュマッシャーズの一人を殴るシーンは、シビルウォーでキャップがトニーのアーク・リアクターをガンガン殴るシーンのオマージュだったしょう。
バッキーのナイフ
Knife flips & careless jumps.
Full breakdown of #TheFalconAndTheWinterSoldier‘s new trailer: https://t.co/O0qEJbJHc2 pic.twitter.com/59HWxHJsc2
— MCU – The Direct (@MCU_Direct) December 15, 2020
MCU一、ナイフを匠に扱うバッキー。
ウィンター・ソルジャーののキャップの対決を彷彿とさせるナイフさばきが今回のエピソードで登場しました。
ファルコン&ウィンター・ソルジャー第4話のあらすじ&考察
洗脳から開放されたバッキー
冒頭、ワカンダで治療を受けていたときのバッキーの回想シーンから始まります。
ワカンダの親衛部隊ドーラミラージュのアヨがウィンター・ソルジャーの暗号を唱えるも、バッキーは凶暴化することはありませんでした。このことから、バッキーは洗脳から完全に開放されたことがわかりますね。
バッキーの頭の中にウィンター・ソルジャーのときの記憶が蘇ったのか、再び洗脳されないように必死にこらえていたのか、彼の顔には涙があふれていました。
ドンニャの葬儀を狙う一同
バッキーとサム、ジモはカーリーを居場所を突き止めるべく、ドンニャの葬儀に狙いをつけます。
そして、ジモの施策により葬儀の時間を特定。シビルウォーのときに一人でアベンジャーズ内乱を引き起こしただけあって、ジモの起点の効いた行動には感心しましたね。
その後、葬式会場に向かう途中でジョン・ウォーカーとレマーホスキンスと再会。
なかなかカーリーを見つけられないジョンはイライラしていましたが、レマーの冷静な対応でサムたちと合流、作戦に同行します。
カーリーのやり方に反対なサム
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーのときのカウンセラーとしての経験を活かし、サムがカーリーと話し合いで解決しようと試みます。
しかし、二人は違うベクトルの正義でぶつかりました。
- サム→人殺しや争いを避けて、世界をよくしたい
- カーリー→世界をよくするために、時には犠牲者がでる
サムはカーリーの世界を良くしたいという考えには賛成ですが、そのやり方には反対。
カーリーは自分にって邪魔な存在であるGRCを消す手段として、超人兵士を増やそうとしていました。
超人血清を踏みつけるジモ
二人の話し合いの途中にしびれを切らしたジョンらが参戦。
その後、手錠を解いたジモがカーリーの前に現れます。彼女に致命的を与えず、逃げるカーリーを追うよりも超人血清を踏みつけることを優先したところを見ると、ジモは血清を破壊するのが目的だったと考えられます。
「スーパーソルジャーというものは災いもたらしてきた」「超人兵士の存在を許してはならない」と発言していたので、最初から血清をなくしたいという想いがあったのでしょう。
しばらくして、そこにジョンが現れ残っていた超人血清を拾うのでした。
ドーラミラージュに敗れたジョン・ウォーカー
ジモを回収しにドーラミラージュが登場。
ジョンは超人兵士でもないドーラミラージュに敗北。
確かにドーラミラージュは超人兵士ではないですが、ワカンダの親衛部隊。元軍人が対等に戦えなくても問題ありません。
しかし、ジョンにとっては超人兵士でもないということがひっかかり、無力感を味わう要因となったと思われます。
ジモはというと戦闘中にバスルームの排水口から逃走。今までいくらでも逃げるチャンスはあったので、今回はあくまでもドーラミラージュから逃げたと考えられます。5話でひっそりバッキーとサムのところに戻ってくるのではないでしょうか。
ジョンとレマーの会話
ジョンはレマーに超人血清について相談します。
レマーは血清を打つことによって「自分の本質が出る」と予想。
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーのときにアースキン博士が、「善人はより善人に、悪人はより悪人に」とキャップに助言していまいましたので、レマーの発言は的を得ていたと言えますね。
ジョンは3つの名誉勲章を与えられましたが、実際は名誉に値するものではなかったとのこと。
表向きは名誉に値する行為だったにも関わらず、多くの命を犠牲にする結果になり、二人が無力感を味わうほど辛い出来事だったのでしょう。
レマーの「超人血清があればどれだけの命を救えたか」という発言で、ジョンは血清を打つ決心ができたと思われます。
レマーが死亡…ジョンは怒り爆発
しばらくして、ジョンらがフラッグ・シュマッシャーズのアジトにやってきます。ジョンの攻撃がパワーアップしていたので、この時点で血清を打ってることは間違いないですね。
そしてサムやバッキーと三つどもえ状態に。ところが、ここでカーリーの攻撃でレマーが死亡。
相棒を失くしたジョンの怒りが爆発。フラッグ・シュマッシャーズの一人を追いかけ、終いには盾で思いっきり殴るのでした。
公衆の面前で盾が血まみれになるほど殴り続けたジョン。殴るシーンはSNSで拡散され、政府は彼をキャプテン・アメリカから外すでしょうね。
彼の行動はキャプテン・アメリカにふさわしくありませんでした。しかし、彼をずっと見てきた者として同情するというか、可哀想と思ってしまう部分はあります。
新しいキャプテン・アメリカとして結果を残したいという想いはあったものの、なかなか成果が得られず。たまたま超人血清を見つけ、ドーラミラージュに敗北。
超人血清を打ち肉体的に強くなっりましたが、親友は守れませんでした。
最後のシーンだけ見ると、「ジョン、何やってんだよ!」という気持ちになりますが、これまでの彼の行動を振り返ると、自分をコントロールできなくなってしまうのは仕方がないかもしれません。
途中のレマーとの会話から悪いやつではないと思うので、血清によってジョンの闇の部分が増大したというよりは、いろんな出来事が重なって制御できなくなった感じがします。
この後果たしてジョンはどうなってしまうのか。闇落ちして完全に悪に染まってしまうのでしょうか。