現在ディズニープラスで配信中の「ワンダヴィジョン」。
今作では、各話の途中にテレビCMのようなものが流れ、そこで商品が紹介されてきました。
この記事では、劇中CMに隠された小ネタや伏線を解説、CMの女性を演じる女優さんについても調査していきます。
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目次
ワンダヴィジョンのテレビCMの意味は?
ワンダヴィジョンのテレビCMに隠された小ネタ伏線を解説!
1話:スターク・インダストリーズ製のトースター
第1話ではスターク・インダストリーズ製のトースターが紹介されました。
CMを最初から振り返ると、まず古いトースターが紹介され、そこでパンを焦がしてしまう様子が描かれます。
このトースターには、リボンのマークのような模様がありました。そして、このリボンを逆さにすると、数字の6が3つ「666」と並んでいるように見えるのです。
Reddit user @RickyDaba noticed a sneaky placement of '666' on the toaster seen in the Tony Stark commercial during #WandaVision Episode1 hints at #Mephisto Villain. #marvel #mcu #phase4 pic.twitter.com/8rnCUEL5qV
— Comic Fanatic (@ComicFanatic4) January 21, 2021
666は一般的に悪魔の数字と言われいますね。原作コミックには、悪魔の王と呼ばれる「メフィスト」が存在します。ですから、彼が今作のメインヴィランではないかと囁かれています。
さらに、このCMの後ろに見える壁掛け時計には、なぜか6の文字盤だけ他と違う模様になっています。2話で登場したラジオ時計も6だけありませんでした。
なので、今作において数字の6は大きな意味があるように思いますね。
そして、新商品として紹介されたスターク・インダストリーズ製のトースター。
まず、ワンダとトニーの関係についてですが、彼女は10歳のときに両親を失い、自分と兄ピエトロがスターク・インダストリーズ製の不発弾を前に怯えながら生活していた経験があります。
それ以来ワンダはトニースタークを憎むようになりました。
このCMで左の男性が「過去を忘れよう、これが未来です」と言うシーンがありますが、これはワンダが子供の頃に経験したことを指しているのか、それともピエトロやヴィジョンを失ったことを指しているのでしょうか。
スターク・インダストリーズ製のトースターはCM中に「ピコン、ピコン、ピコン」と音が鳴りますね。これは、アイアンマン1の冒頭でトニーが食らった爆弾のカウントダウンの音と同じ。効果音としてアイアンマンのリパーサルレイがかすかに聞こえます。
さらに、このエピソードは最後のシーンまでモノクロで描かれていますが、トースターの電源ランプだけなぜかカラーでした。これは一体何を意味しているのか。
第2話:ストラッカーの時計
WandaVision: Strucker Watches Are Now Available to Purchasehttps://t.co/BQjViY4isS pic.twitter.com/2fIHPALx1G
— ComicBook NOW! (@ComicBookNOW) January 27, 2021
2話のCMにはストラッカーの時計が紹介されます。
ストラッカーはヒドラの一員。セプター(ロキの杖)を用いてワンダとピエトロに人体実験を行った人物です。彼女がスカーレット・ウィッチの力を得たのもこれがきっかけ。
時計にはヒドラのロゴが記されていました。
キャッチコピーは「ストラッカーは常に時を刻む」。
ストラッカーはアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンに登場して以来MCUに出てきていません。ワンダヴィジョンに再び登場することを暗示しているのか、ワンダに能力を与えた人物だから使われただけなのか。
第3話:ヒドラ・ソーク
https://twitter.com/grogutweet/status/1353774481177604096
第3話ではヒドラの石鹸「ヒドラ・ソーク」が紹介されます。
パッケージにはヒドラのロゴにもあるタコのイラストが描かれていました。
CMのキャッチコピーは「すべてを水に流し、自分だけの世界に浸れます」。この言葉は1話の「過去を忘れましょう」とつながる部分がありますね。
ワンダが現実世界の悲劇を忘れるために、自分だけの理想の世界を作り出したことを暗示しているのしょうか。
5話:ラゴスのキッチンペーパー
Spoiler alert: @GreyDeLisle
Is in WandaVision as the commercial announcer for Lagos. Cool!#WandaVision pic.twitter.com/iz46N0TjbQ— Firemongoose (@Firemongoose1) February 5, 2021
第5話ではラゴスのキッチンペーパーが紹介されました。
この”ラゴス”とはシビル・ウォー/キャプテン・アメリカの序盤のミッションで舞台になった場所。
ここでワンダが民間人を巻き込む爆破事故を起こしてしまいました。
今回のキャッチコピーは「好きで失敗したんじゃない」。
これはそのまんまシビルウォーときのワンダの感情を表しているのでしょう。
第6話:ヨーグルト「YO-MAGIC」
第6話のCMから二人の俳優は登場せず。実写ではなくアニメーションのCMが流れました。
さらに、今まではワンダのトラウマが商品の名前に込められていましたが、今回紹介された「YO-MAGIC」からは彼女を連想させるものはなかったと思われます。
ただ、後に紹介するインフィニティ・ストーンへのオマージュはありました。
CMはインフィニティ・ストーンを表している?
各話で紹介された商品に注目すると、それぞれの形状や特徴がインフィニティ・ストーンを表しているのがわかります。
- トースター→マインド・ストーン
- 腕時計→タイム・ストーン
- 石鹸→スペース・ストーン
- 赤い液体→リアリティ・ストーン
- 骸骨の少年→ソウル・ストーン

https://www.insider.com/wandavision-marvel-references
原作コミックでヴィジョンがトースターと呼ばれるときがありました。なので、CMのトースターはヴィジョンの額にあるマインド・ストーンに結びつけることができるでしょう。
腕時計はそのままタイムストーン。石鹸は立方体の形をしており、スペース・ストーンが宿るテッセラクトの形状と同じです。
第5話のCMでキッチンペーパーで赤い液体を拭いていましたが、この液体こそリアリティ・ストーンが宿るエーテルに似ていると言えるでしょう。
第6話ではドクロと少年が着ていた洋服、それからストロベリーの色からレッドスカルを連想できます。彼はヴォーミアでソウルストーンのストーンキーパーをしていたので、このCMがソウルストーンと関係するということになります。
このようにCMがインフィニティ・ストーンを表しており、残りのCMではパワー・ストーンに関係する商品が紹介されると予想されます。

CMに登場する女性を演じている女優さんは誰?
どのエピソードのCMにも同じ女性が登場。この女性を演じているのは一体誰か気になった方がいるでしょう。
CMの女性を演じているのは、ヴィクトリア・ブレイド(Victoria Blade)。
彼女についてのプロフィールや経歴はほとんど明らかになっていません。年齢は不明。身長は168cmのようです。
上の画像を紹介文から、女優やシンガーソングライターとして活動していることがわかります。インスタグラムではギター引きながら歌う様子がアップされていました。
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もちろん、MCU版スパイダーマン「ホームカミング」や「ファーフロムホーム」も見れます。
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※劇場公開したばかりのスパイダーマン・ノーウェイホームは視聴できません。ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスは6月22日から。詳しくはディズニープラス公式ページをご覧ください。