ワンダーウーマン1984では鉱石のような石が物語のカギになりました。
今回はこの石に注目して能力やそれに関係するマックスの目的、トレバーの復活理由について見ていきたいと思います。
目次
【ネタバレ】ワンダーウーマン1984の石の能力は?
ワンダーウーマンでは1984では魔法の石が登場。
この石の能力を簡単に述べると「どんな願いも叶う石」といったところでしょうか。しかし、願いを叶えると同時に代償を払わなければならないという性質があります。
劇中では「猿の手」と紹介されていましたね。
この猿の手は1902年に出版されたイギリスのホラー小説から来ています。物語にでてくる猿の手は持ち主の願い3つ叶える魔力がある一方、その引き換えとして高い代償を払わなければならないという設定になっていました。
さらに、ワンダーウーマン1984の石には願いを叶えた後にその望みを取り消すことができる性質があります。
主要キャラクターは以下の願いを石にこめました。
- ダイアナ:トレバーに会いたい
- バーバラ:ダイアナのような強くて美しい女性になりたい
- マックス:石そのものになる
ダイアナ:トレバーに会いたい
ダイアナは亡き恋人スティーブ・トレバーに会いたいと石に願います。
そうすると、マックスが開いたパーティでトレバーが登場。
しかし、ここで注目したいのがトレバーは生き返ったわけではなく他の男性に彼の身体と精神が乗り移ったということ。
トレバーが自身を鏡で見ると違う男性の容姿をしていました。このことから、おそらくこの男性がトレバーに見えるのはダイアナだけで自分自身や他の人からは元の男性に見えるのだと思われます。
何でも願いが叶う石とはいえ、死んだ人間を復活させることはできないという特性があるようです。
そして、ダイアナには自分の願いを取り消すようなセリフはありませんでした。しかし、最後のシーンでダイアナ視点でもトレバーが元の男性に戻っていたことから、トレバーに別れを告げたあとに望みを取り消したのだと考えられます。
では、ダイアナは何を代償にトレバーと会うことができたのか。
おそらくワンダーウーマン自身のパワーダウンだと思われます。本来なら敵の攻撃で簡単に血を流すことはなかったと思いますし、ホワイトハウスでのバーバラとの対決もあんなに劣勢にならなかったはずです。




バーバラ:ダイアナのような強くて美しい女性になりたい
続いてダイアナと同じところで働くバーバラ・ミネルヴァの願い。
彼女は陰気で弱い自分が嫌いで、ダイアナのような強くて美しい女性になることがあこがれでした。
彼女はそのことを石に願うと、ワンダーウーマンのような強くて、そしてダイアナのような周りから注目を集める女性へと変貌。
しかし、バーバラは超人的な力を代償に、罪のない人も傷つける汚れた性格になってしまいます。
彼女の行動はエスカレートし、最後は捕食動物の頂点に君臨するチーターのような存在になることをマックスに望み、半人半獣の姿になってしまいました。
マックス:石そのものになる
マックスは上の二人とは異なり、石に具体的な望みを言うのではなく自らが石になると望みます。
これにより、石に替わってマックスがどんな望みも叶えてしまう特別な存在へと変貌。
最初は自身の望みを全て叶えるのが目的で、石そのものになったのだと思います。しかし、すべての願いが叶うと自身の望みを叶えるだけでは満たされなくなり、他人の望みを叶えることで世界を自分のものにするというのが目的になったと考えられます。
しかし、人々の望みは自身の欲望を満たすものばかり。それが核戦争や治安の悪化を引き起こすものとなっていきます。
ワンダーウーマンの真実の投げ縄でそのことに気づいたマックスは自身の望みを取り消し、最後は息子と再会するのでした。
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